ふぁぼされた数だけ泣いた映画を紹介する

めっちゃ頑張った
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その24「タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密」 ひたすら爆走し続ける奇跡のカメラワークを観ているだけで涙があふれて止まらなくなる。特に中盤のプロット的には全然盛り上がらないはずのバイクチェイスがカメラの魔法によって伝説的瞬間に化けていく様は、何度観ても涙で自分の身体が沈む pic.twitter.com/h1w5FTZIOE

2016-10-14 23:36:02
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その25「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」 好きな女の子がイケメンにとられた!!世界は残酷!!全員ぶっ殺してやる!!という主人公に自分を重ねて泣いてしまう。芝居とか演出とか表面的な要素だけで語り捨てるにはあまりにもったいない、情熱と思春期の煮汁にまみれた最高の青春映画 pic.twitter.com/2woP7ULOQA

2016-10-14 23:48:32
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その26「スペル」 逃れることができない運命の残酷性にひたすら涙が出るし、正統ホラーなのに作り手が幸せそうに作ってる感触が作品から沁み出ていて、その出汁を噛み締めては「俺もこんな映画を作りたい!!」と心から思う。劇場公開版と比較した時のディレクターズカット版の変態っぽさも泣ける pic.twitter.com/u5iOQPHyOk

2016-10-14 23:58:47
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その27「ゴーストバスターズ」 バカにされてきた女達によるスペクタクルなゴースト退治!!「楽しい映画」としての要素の全てを完璧に満たしているニコニコ映画で、その上にIMAX3Dで観るとあまりの映像快感に身体が痺れ果てて死ぬ。結局誰も悪くないし、誰も損も得もしない能天気さも最高!! pic.twitter.com/Vuc2iH96vv

2016-10-15 00:06:40
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その28「フライト」 ずっと何からも逃げ続けてきた男が、何の自覚も反省もせずに生き続けた先に見る現実、そのやるせなさと微かな優しさに痺れる。この映画における主人公の来世が「ザ・ウォーク」のフィリップだとしたら、人間ってなんて面白い存在なんだろうと涙が滝のように出る。人間は最高 pic.twitter.com/4ZerEIZ51u

2016-10-15 00:23:09
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その29「恋の罪」 これもまた「不思議の国のアリス」で、奈落の底に堕ちて惨めな思いをすればするほど逆説的に人生のしあわせを感じてしまう女たちの生き様映画。目まぐるしく成長した者だけが得る悟り、逆に成長し切れなかった者の後悔、困惑も言葉もショッキングピンクのペンキでぶっ飛ばせ!! pic.twitter.com/hlJbQmKRgW

2016-10-15 23:57:56
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その30「怪盗グルーの月泥棒」 とにかく性格の悪い主人公に感情移入しまくりで死ぬほど泣いてしまうし、そんな主人公が少しずつ優しさを取り戻していく過程に全く嘘臭さがなくて、最後はなんて純粋な映画なんだ!!と感動する。3Dが映えることを第一優先に考えた美術もいちいちバカみたいで好き pic.twitter.com/q22FQORwX2

2016-10-16 00:05:22
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その31「地獄でなぜ悪い」 この映画なしに今の自分は絶対に存在しないし、この映画には数えきれないぐらい救われてきた。何が何でも自分の夢を叶えてやるんだというマグマのようなドロドロの狂気、それでも大人になっていく仲間、血まみれ映画撮影の快感、達成感、喪失感、人生の全てが詰まった宝箱 pic.twitter.com/Cx8KIv2LES

2016-10-16 00:12:47
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その32「トゥモローランド」 人類の未来を描いたノンフィクション映画。これは確実にこれから起こることだし、そう信じる者だけが輝く未来を手に入れることができる。理想論でも戯言でもなく、真理そのもの。人間の想像力は、簡単に現実なんか破壊できる。世界は創れるし、夢は叶えるために生まれる pic.twitter.com/stjChhhI9M

2016-10-16 00:20:59
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その33「風に立つライオン」 誰かに褒められたいからするのではなく、ただ命を救いたいから自分の仕事を全うする、そんな主人公の姿を、称えるでもなく客観視するでもなくひたすら気持ち悪いぐらいリアルにリアルに見詰め捉える三池監督の視線。三池監督は優しい。普段は下品だけど本当は優しい pic.twitter.com/WSE69v3wkm

2016-10-16 00:28:41
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その34「ヒメアノ~ル」 笑いに始まり恐怖に落とされ、最後は死ぬほど泣かされる、映画に必要な要素の全てを備えた変態映画。大抵の怪物は辛い過去から生まれるし、その辛い過去は誰しも持っているもの。「怖いな~!!」って楽しむのも良いけど、自分自身がそうなるかもしれないんだよ?怖くない? pic.twitter.com/PZFiKCwAQl

2016-10-16 00:38:50
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その35「希望の国」 生活を豊かにするために生まれたものが人間の生活を脅かし、破壊していくという皮肉。原発がない世界まで想像させたところで「でも原発はあるよね」という底意地の悪い構成と、それを全てひっくり返す奇跡のように優しくて人間の尊厳を感じさせる結末。人間はまだまだやれる pic.twitter.com/6xCmTVEUMa

2016-10-16 00:45:21
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その36「渇き」 人を愛することの全てが凝縮された、限りなく愛の真理に近い映画。何を犠牲にし、何を渇望するのか、その選択の連続の蓄積が愛であり、それを全て叩き壊して笑うこともまた愛。人は愛するから人を殺すし、愛されるから殺される。早くヴァンパイアになりたい pic.twitter.com/YxkbvD1Gb2

2016-10-16 00:51:28
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その37「ヒックとドラゴン」 違う種族がわかり合い、共存することの素晴らしさを描いたかと思えば「そんなに何もかも上手くいかないよ?」と頬を叩いてくる。中学生の時の初めての衝撃と興奮が今でも忘れられなくて、観る度に絶対に泣く。どの映画よりも優しくて、どの映画よりもシリアスで残酷 pic.twitter.com/wnGGNzmeGh

2016-10-16 00:57:27
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その38「チャッピー」 これもまた将来に起こる未来を描いたノンフィクション映画だと思う。この映画のテンションだからこそ違和感なく描けるテーマだし、日常会話レベルでは結構気持ち悪がられるような話なのだけれど、一旦信じてしまうともう聖書に近いものを感じる。PSVRはこれの予行演習 pic.twitter.com/FmJ1ZwBlhe

2016-10-17 23:26:09
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その39「リアル鬼ごっこ」(2015) なぜこの現実世界はこんなにも私たちを苦しめるのか、その答えの全てがこの1本に凝縮されてる。更には「なぜこんなにも女性が生きにくい男性優位な社会になってしまったのか」まで描いたところで同じ園監督の「みんな!エスパーだよ!」に続いていく反則技 pic.twitter.com/baczqMClTx

2016-10-17 23:31:59
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その40「ブライズメイズ 史上最悪のウェディングプラン」 観返す度に心から女性に生まれたかったと思う。どこまでも底意地悪く腹の探り合いをし続けて、人の好意を踏みにじったり逆に踏みにじられたりを繰り返し、最後は全て解決!!というほど単純でもないなんとなく明るい未来と続いていく現実 pic.twitter.com/XqvqwhMOoN

2016-10-17 23:42:13
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その41「アバター」 これもまた不思議の国のアリスで、エクステンデット版の本編では更にその要素が濃くなる。このままシリーズを通して主人公がどういう生き方を全うするかでかなり印象の変わっていく1本だとは思うけど、基本的には他人のことを考えたふりした自己愛映画で、その身勝手さに泣ける pic.twitter.com/xAd7ZnCZdq

2016-10-17 23:49:40
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その42「ヤッターマン」(2009) ひたすらアニメをそのままバカ正直に実写に置き換える意地汚さ、でもテーマには最高の熱量で真正面から描く、と思いきややはり描く気はないという本当に酷い映画。こういう酷い映画があるから現実で生きるのも悪くないと思えるし、こういう映画が自殺を防止する pic.twitter.com/PoYHgXHHdQ

2016-10-17 23:55:36
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その43「ラブ&ピース」 思い描いた夢、身を滅ぼすほどの劣等感、好きな女性への底なし恋心、それら全てが混然一体となり巨大化した瞬間、世界はぶっ壊れるかもしれないし、恐ろしいほどの平和がもたらされるかもしれない。どの道死ぬまで人生は続くし、達成した目標の次にはまた別の目標があるだけ pic.twitter.com/0X6wvSOwdq

2016-10-18 00:03:05
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その44「ワイルド・スピード スカイミッション」 この映画ほど「虚構が現実に打ち勝つ瞬間」を神々しく描いた作品を知らない。2時間の映画が終わろうが、スクリーンの向こう側の虚構の世界はこちらの現実世界と全く同じレベルで存続しているし、誰も死んでいない。現実での生死などどうでもいい pic.twitter.com/q7sK6RW8b2

2016-10-18 00:12:45
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その45「サウスパーク/無修正映画版」 一見ひたすら他人を貶め散らかしているだけの映画のような印象を受けるけど、根っこの優しさと包容力に意味もなく泣いてしまう。バカな人間がどれだけ世界をめちゃくちゃにしてきたか問題から人が死んだらどうなるの問題まで丁寧に教えてくれる。人生の教科書 pic.twitter.com/g0Abw4XNQY

2016-10-18 00:21:48
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その46「スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師」 血の美しさに毎回完全に泣いてしまう。CGのドロドロ血、首から出てくる半ドロドロ血、サラサラ血、そして固くなったバリバリ血さえも美しい。その復讐行為の美しさは最後まで貫き通され、結局主人公が幸せだったかは不明という残酷 pic.twitter.com/KnqeIReiGi

2016-10-18 00:31:30
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その47「愛と誠」 懸命に愛するということ、誠を貫き通すということ、それら全て嘘っぱち!!というところからスタートし、人工的に組み立てられたセットの世界でひたすら役者が過剰な芝居を続けていくことで逆説的に「愛」と「誠」の本質が浮かび上がってくる心地の良さ。嘘と現実は常に隣り合わせ pic.twitter.com/qqHXFvLJN4

2016-10-18 00:37:10
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わたがしぺんぎん @Jya3jyaaan

その48「死霊のはらわた」(2013) 残酷描写を観て「もうやめてくれ…」と思ったのは唯一この作品だけだと思う。視覚の拷問なのかというほど徹底的に残酷な描写が巻き散らかされる恐怖。そんなに好きな映画ではないけど、R18作品をシネコンで観る罪悪快感ですごく記憶に残っている映画の1本 pic.twitter.com/Fr0DnGDVAn

2016-10-18 00:42:00
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