蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 1401~1450

「観客がすでに知っていることを説明するのは、観客をみくびっているってことでしかない」 クリント・イーストウッド
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ワン・デイ 23年のラブストーリー』 少女漫画から抜け出した様な美男美女がちゃらちゃら仲良くなり、紆余曲折の内に固く結ばれる迄を一風変わった構成で描く恋愛劇。23年間に渡っての、毎年7月15日の一日だけを描くのだ。“事件”後の描写の重みに真髄があります。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/bmWoFb9BjZ

2016-11-12 11:29:29
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『熱いトタン屋根の猫』 屋根の上にはバイオリン弾きもいれば猫もいるのだ。母の推すベストがこれで、T.ウィリアムズ映画化代表作2作品をマーロン・ブランドと、彼の再来と言われたポール・ニューマンが主役を演じているのが興味深い。最も家族と観たくない映画ベストw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/MErPIxn5mQ

2016-11-12 11:04:01
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『欲望という名の電車』 亡くなった母はテネシー・ウィリアムズのどろどろとした愛憎劇が大好きで、よくつき合って映画を見せられたものです。小中学生に理解できるかっ! 大人になってから再見したら、もー何と言いましょうか。題名からしてメタファーじゃなかったのねw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/p6gJtTZaeZ

2016-11-12 10:50:57
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

Foxから編集中の『タイタニック』予告が会社に届いた時、社員雁首揃えて観ていたんですよ。 私がふと新入社員に「最後、沈んじゃうんだよ」といったら、本気で怒っていたSさん、元気かな?w

2016-11-11 18:16:32
蔵臼 金助 @klaus_kinske

みんな、『裸の銃を持つ男』を観てから、『タイタニック』を観ような。 pic.twitter.com/wZuIRuZUUE

2016-11-11 17:10:20
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『タイタニック』 3時間を超える時間長のため、発売時のVHSは水に浮かべたら沈むんじゃないかと囁かれていたものですw 最後迄演奏を続ける楽師達のエピソードが胸を打ちます。史実らしいけど、プロの鑑ではありませんか。沈みゆく大型客船の描写は美しく恐ろしく圧巻。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/QK36vDcpug

2016-11-11 17:09:30
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

みんな、『裸の銃を持つ男』を観てから、『ゴースト/ニューヨークの幻』を観ような。 pic.twitter.com/QrAU9Ud7Rw

2016-11-11 15:32:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『荒野の愚連隊』 元祖マカロニウエスタンと言うか、黎明期の欧州製西部劇なのだ。リチャード・ベースハートは『道』に出ていながら本道を忘れてません。『五人の軍隊』とドン・テイラーの接点のきっかけか? 脚本が若きジョン・ギラーミン。フェルナンド・レイも出てます。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/cSgjh9dtAB

2016-11-11 15:01:44
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ゴースト/ニューヨークの幻』 N.Y.出張時に“BELIEVE”のコピーに惹かれて観たら感動ロマンスだったという。信じられない位恐ろしい実話ベースの恐怖映画を期待してました。今じゃ“ろくろ”のシーンしか覚えてないけど(しかもレスリー・ニールセンの顔で)。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/YkvFCegPeD

2016-11-11 14:35:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『GODZILLA』 血湧き肉踊る素材をいくらでも大味に変えてしまう、“シネマの負の錬金術師”エメリッヒのガッジィ〜ラでございます。主人公の性格付けは他映画と同じ。主役怪獣の魅力の無さ。加藤雅也の使い方のもったいないこと…出来はそんなに悪くないんだけどね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HBEj9Ec1dt

2016-11-10 14:32:22
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ペイネ 愛の世界旅行』 一時期、エンニオ・モリコーネが音楽をやってるというだけで映画を観に行っていた時期がありました。このフランスの著名なイラストレイターが作画したアニメ映画もそのひとつ。縁が無かったフェリーニとモリコーネの接点がある作品でもあります。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/hsXdLtawgc

2016-11-10 11:43:47
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『オール・ザット・ジャズ』 ロイったら、刑事(デカ)や殺し屋以外もやるんだと思って観たら、ジャズでもミュージカルでもない、ボブ・フォッシーの自伝的な、毒気のあるドラマでした。ロイの演技は素晴らしかったです。今でもサプリを飲む時にこの映画を思い出します。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/aQpOP8gkEg

2016-11-10 11:17:21
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『大統領の陰謀』 ワシントンポストの二人の新聞記者が“ウォーターゲート事件”に食らいつき、真相を暴き、当時の現職大統領であったニクソンを失脚に追い込む。少なくともこの当時のアメリカのマスコミには、こういう気概に溢れた男達がいたわけだ。これから必要になるぞ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/NbpHkxal6H

2016-11-09 23:45:01
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『とらんぷ譚』 サッシャ・ギトリと言うと映画史で習うような人ですが、これが面白いのです。中井英夫は著作のタイトルに採り入れ、稲垣足穂はキネマへいそいそと足を運んで観に行き、トリュフォー初め数々のシネアスト達を魅了した、愛すべき古典です。DVD出てます。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/o5EUONVVNt

2016-11-09 20:04:19
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『オー・ド・ヴィ』 女の全裸死体が見つかり、バー“フィニステール”で出される蒸留酒が体から検出される。“官能ロマンティック・ミステリー”とあるが、謎解きが主体ではない。湿度の高いエロティシズムは邦画独特のもので、特に松重豊扮するシェフのくだりはエロエロ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/oPuoq3KjWl

2016-11-09 00:22:00
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『海炭市叙景』 先に原作を読んだ。41歳で自殺した佐藤泰志の短編集だ。原作同様、閉塞された港町での荒涼としたエピソードが静謐な語り口で描かれる。まるでレイモンド・カーヴァーの短編の様に、それらは救いが無く寒々としている。特に失業した兄と妹の話は忘れがたい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/9e1pjbyWNn

2016-11-08 23:36:07
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『青ひげ』 シャルル・ペローが17世紀に書いた残酷童話を大戦中の欧州らしき場所に置き換え映画化。犠牲者の妻たちがヴィルナ・リージ、ナタリー・ドロンらと豪華。映画雑誌にも掲載されて公開を楽しみにしていたのだが、何故か御蔵入り。ユーロな雰囲気だけど米映画です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/2rXUFSo9GS

2016-11-08 18:14:51
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『名誉と栄光のためでなく』 『アルジェの戦い』で描かれた独立戦争の闘士がこの映画ではテロリストとして描かれる。しかもアメリカ映画なので政治的主張は省き、娯楽映画として作ったみたいだが歯切れ悪いです。しかし従軍経験のあるドロンはMAT49を手足の様に使うね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/2Wb6g4q7eQ

2016-11-08 10:45:45
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『キャット・バルー』 これは楽しい、飲んだくれガンマン(いつも馬に乗ったまま、酔っ払って壁にもたれかかって寝ている)と復讐に燃える女ガンマンの話。プロットは『女ガンマン皆殺しのメロディ』なんかと同じだけど、ナット・キング・コールの歌付きコメディ仕立て。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/MYY1L2BiK2

2016-11-08 00:36:51
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『悪党』 その脚本家ダニエル・ブーランジェがフィリップ・ド・ブロカのためにシナリオを書いた未公開フランス映画。強盗犯が逃げ込んだ田舎のホテルで起きる、くすくす笑えるタッチのコメディ。風刺の無い、裏『まぼろしの市街戦』的な味わいです。マルト・ケラー、可愛い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/c7QS8IBCli

2016-11-07 18:04:52
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『勝手にしやがれ』 映画の文法を破壊したみたいに言われてますが、ゴダール作品としてはかなり普通。モンタージュがギクシャクしてるだけで、まともなフィルムノワールになってます。最後のピストルを撃つ刑事役の本業は脚本家で、後に『真夜中の刑事』を執筆しました。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/4PIRPV1pIV

2016-11-07 17:39:18
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『タップス』 廃校予定の陸軍幼年士官学校に、廃校反対の生徒たちが武装して立てこもる。生徒たちは何とデビュー当時のティモシー・ハットンにトム・クルーズ、ショーン・ペンだ。初々しいです。危ういテーマを観客に提示し、何とか解決の光が見えた矢先に突発事態が起こる。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/wg5ErbPLys

2016-11-06 17:11:32
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『手紙は憶えている』 今は2016年だ。しかしこの“ゼヴ(狼)”と呼ばれる痴呆症気味の老人は、かつてアウシュビッツに勤務して今はルディ・コランダーと名乗る男を追い、グロックを持ちながら徘徊する。観る者に言葉を失わせる鬼才アトム・エゴヤンの渾身のサスペンス。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/bIsxteEVFo

2016-11-06 00:42:19
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蔵臼 金助 @klaus_kinske

『マラソン マン』 この映画の影響で年間数千人単位の観客が歯医者へ行かず、虫歯を悪化させてしまったのではないかと心配になりました。ローレンス・オリヴィエが今度は悪役。ニューヨークに忽然と復活するナチの亡霊と、失われたダイヤをめぐるよく出来たスリラーです。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/m97j52bRTU

2016-11-06 00:01:44
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