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知的障害? 学習障害?

2011年2月16日に「ザ世界仰天ニュ-ス  私の子供を返して!」 http://www.ntv.co.jp/gyoten/oa/110216/01.html が放送されました。 その番組について書かれた上野一彦先生のブログ記事「日本TVに抗議する」 http://edublog.jp/kaz1229/archive/215 がこちら。 それを受けての、英国の障害者福祉などに詳しい名川勝先生 @mnagawa の連続ツイートを中心に、ツイッターの反応をまとめてみました。
障害
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afcp @afcp_01
イギリスのLD関係の用語は気を付けないと。ただ「学習障害」と「中重度の知的障害」を間違って使用すると「尊厳を著しく傷つける」というのはちょっとだけ引っかかる…。誤った知識が広がる弊害は確かに大きいけど。 / 日本TVに抗議する-KAZ先… http://htn.to/NLUJg8
名川 勝 @mnagawa
この用語法は適切なのでしょうか。(以下は文字制限越えるので次に) RT @afcp_01: イギリスのLD関係の用語は気を付けないと。ただ「学習障害」と「中重度の知的障害」を間違って使用すると「尊厳を著しく傷つける」というのはちょっとだけ引っかかる…。誤った知識が広がる弊害は確か
名川 勝 @mnagawa
(続き)learning disabilityなどが日本や他国での知的障害を指すことが有り、代わりにspecificやdyslexiaなどを用いることがあるのは知っていましたが、程度の話は初出でした。ただ、程度が進めば知的障害が伴うとの文脈による用語対応ではとも思われますが…
afcp @afcp_01
自分も使い分けのニュアンスはわからないのですが、英語の Wikipedia http://bit.ly/hVxuRx では程度による意味の変化について触れられているようですね。 RT @mnagawa: (続き)learning disability 程度の話は初出でした
名川 勝 @mnagawa
それから、「ザ世界仰天ニュ-ス」こ記事 http://bit.ly/e2Q3pI については学生が教えてくれたのでどういうことかと気にしていましたが、こんなページがあったのですね。確認できて助かりました。このように手続きが前後するような乱暴な本当にあるのでしょうか。わからない。
名川 勝 @mnagawa
ただ、知的障害がある人の子育ては英国(だけじゃないですが)で認識されていて、知的障害者白書にもページを割いているし支援システムもサービス提供のためのガイドもあります。そのあたりはここ http://bit.ly/hvcW2Y をご覧ください。
名川 勝 @mnagawa
それから支援組織、当事者ネットワークもあれば、研究も多くあります。それに翻って日本はこのような課題に目を向けず潜在化させているだけなのですが。どちらかというと児童福祉の分野で追いかけていけば、たとえば一昨年末に大阪で知的障害のある母親が夫に殺害された事件の背景がこのような子育ての
名川 勝 @mnagawa
支援不足にあることなども浮かび上がるはず。
名川 勝 @mnagawa
また、この記事 http://bit.ly/e2Q3pI のプロセス中には、保護裁判所が removal をどうするかの判断をするのですけど、映像ではそんな話は飛ばされていたのかな。裁判では子ども側のワーカーだけでなく、親もそのアドボケイトも参加することがあるようです。
名川 勝 @mnagawa
その結果この記事のように removal を免れた親の例が YouTubeにあります。http://bit.ly/htjZAW もちろん removal される結果になる審判も多く有り(半数くらいかと)、データでは代わりに親族等の養育審判が多い。その次に里親や施設など。
名川 勝 @mnagawa
ワーカーやOTなど地域の知的障害者支援チームなどは、このような結果に至らせないために対応することになっています。大事なのは養育環境を周囲ともに作ることであり、また知的障害のある親が、生まれてくる我が子をwelcomeと言えることだからです。
名川 勝 @mnagawa
しかしやはりそのようなアウトリーチに関わらない場合もあるのかもしれませんし、子育てが上手く行かないこともあるでしょう。これについても子どもの小さい頃から思春期を過ぎるまで、何が課題となるのか既に整理されています。
名川 勝 @mnagawa
そのようなことを考え合わせると、この記事 http://bit.ly/e2Q3pI が「突然」と書いているのは、どうも疑わしいのだがどうでしょうか。実はいろいろあった末のことなのでは。ただ、日本でも児相が訪問してかなりリスクのある子どもを親から離す場合、
名川 勝 @mnagawa
親からは「突然」に見えるということは有ると思うけど。でも英国記事の例は「突然」にしなければならないほどにリスキーだとは読めてこないんだけどなあ。もしそうならば、保護裁判所が親の養育継続を認めるとは考えがたいし。
名川 勝 @mnagawa
児童のワーカーが悪げに出てくることはときどきある。『リロ・アンド・スティッチ』(Lilo & Stitch)はリロとお姉さんが暮らしていたけど、これでは養育環境が悪いということでワーカーがリロを引き離そうとする筋立てだった気が。あのワーカーのキャラ設定も悪げです。
名川 勝 @mnagawa
映画「I am Sam」も父親(?)のトム・ハンクスから子どもを引き離す役をワーカーが担う。 http://amzn.to/cVxjz7 これはアメリカの話?
名川 勝 @mnagawa
日本の漫画「だいすき!!」の場合は、児童のワーカーはあまり表に出てこなかったように思う。代わりに第1巻では保健師が主人公の母親に対して養育能力をめいっぱい疑う役どころで登場。しかしその後に親子を認めて協力者に変わっていくのだが。http://tinyurl.com/46u58a5
@bem21st
[知的障害][学習障害][差別][メディア]英国のLDを学習障害と訳した件っても知的障害と訳したとしてもやばくね。 / 日本TVに抗議する-KAZ先生のEdu Blog http://htn.to/NNvEva
C調言葉 @believek1
入所施設(児童)から通う子もいる知的障害養護学校、生徒の親が知的障害のある人という場合もありました。正直、家の子が結婚したい~という事は有り得ないと安心していますが。RT @mnagawa 日本の漫画「だいすき!!」の場合は http://tinyurl.com/46u58a5
名川 勝 @mnagawa
ここ http://bit.ly/gHM2gL で書いた話が事実関係いい加減だったので、具体的なところはこちらをご参照ください。http://bit.ly/gHM2gL
名川 勝 @mnagawa
そうですね。通常はそうだと思います。親御さんも知的障害のある場合があるとは、特別支援学校の先生からもときどき聞きます。 RT @believek1: 入所施設(児童)から通う子もいる知的障害養護学校、生徒の親が知的障害のある人という場合もありました。正直、家の子が結婚したい~とい
名川 勝 @mnagawa
親が療育手帳を持っている場合についても日本ではあまり議論されないし、実例もあまりない。が、あることはある。その辺りは、「だいすき!!」の担当者さんが我が国では一番直接にご存じかと。
名川 勝 @mnagawa
しかし同時に気にすべきは、療育手帳を持たない、その意味では日本で知的障害とされないけど支援の必要な方々に対して、他国のような子育て支援を行う認識があるどうかが問題ではと思ってます。
名川 勝 @mnagawa
国の「障がい者~会議」で障害者の全国調査が話題になったときには、「親きょうだいは居ますか?」の項目はあっても「子どもはいますか?」の項目がないので、それを何とかして欲しいとパブコメにも書いたし、(間接的に)お願いもしたんですが、結局どうなったのでしょうか。ご存じの方はいませんか。
kingstone @king1234stone
何か抗議してるポイントが変。で、エントリ中urlにあるエピソード自体は別に抗議する気にはならないけどな。  RT @bem21st: 日本TVに抗議する-KAZ先生のEdu Blog http://htn.to/NNvEva
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コメント

afcp @afcp_01 2011年2月24日
発言の順番などを少し入れ替えました。
S.A.M. @SAM_tak 2011年2月25日
そういやウィッチブレイドにも母娘を引き離そうとする児相員が出てきた。こういう近代システムを伝統的な家族を破壊するものとみなし、SWを悪者に仕立てる表現、ポップカルチャーに多いね
松本太一@アナログゲーム療育 @gameryouiku 2011年2月25日
私の発言の結論を付け加えさせていただきました。
kingstone @king1234stone 2011年2月25日
わけのわかんない私の発言を追加しました。本当は「学習障害」について書きたいことはもっと山ほどあるのですが、それはまあ別の機会に。
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