俳優さんとの会話

シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica 仲睦まじく話し合う二人を期待の眼差しで見つめていたが、やがて話が纏まった様子に自然と姿勢を正した。 「贅沢なお願いをして申し訳ありません。では、是非お聞かせください」 いまの少女にとっては初めて聞くことになる二人の歌声に胸を弾ませた。

シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica ビリビリと胸の内側を震わせる迫力の歌声に、二人とも打ち合わせたように釘付けになり聴き惚けた。「す…すごいです！！わぁ！わたし、プロの方のオペラ、初めてお聞きしました！！とっても息のあったお二人の歌声、まるで融け合うみたいでした！」

シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica 少女はすっかりと興奮した様子でぱちぱちと何度も拍手を送る。

シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica 「本番…」それはきっと、自分にとって近い日であって遠い日になるのだろう。少女はにこりと微笑むと「はい！ではきっと、本番の日には記憶を取り戻してお二人の歌声を聴かせていただきますね！…今日はわざわざお時間をくださってありがとうございました」

シャオイー(小伊) @applex002

@xxxRonica 「わぁ！額縁に入れて飾らないといけませんね！ふふ、はい！劇場で！」再び礼の言葉を述べると、少女と執事の少年は揃ってお辞儀をし、案内されるままに劇場を後にした。