- yumiharizuki12
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<財政制度等審議会で問題提起され、超高額薬としてオプジーボがやり玉にあげられた。5万人の肺がん患者が使えば費用は年間1兆7500億円に達するとの試算が出され、高齢化に伴い膨らむ医療費に甚大な影響を及ぼすという議論を加速させた。>nikkei.com/article/DGXMZO…
2016-12-27 03:21:26逆に、保険や政府の助成があるから、製薬会社は高価格をふっかけることができ、こういう高コストの医薬品開発が採算に乗るわけだから、持ちつ持たれつなわけですよ。 それにしても財政審、素晴らしい。リフレ派よりよほど世のため人のためw
2016-12-27 03:25:20月数万円しか負担できない人でも使えるから、超高額薬ビジネスが成り立つわけw <超高額薬も月数万円程度からの自己負担で利用できるのが日本の医療制度だ。大西さんは「多額の税金を使い申し訳ない」と話す。>nikkei.com/article/DGXKZO…
2016-12-27 03:29:43肺がんのような患者の多い病気で、超高額薬ビジネスが成り立つのは、コストの大半を保険と政府が負担してくれるから。本質は公共土木と同じ。 個人の財布で払えるような価格ではない。年間3500万円薬代出せる富豪がいても人数が少ないから、産業にはならない。
2016-12-27 03:34:22法人税を払わない米大企業も、労基法違反で勧告受ける日本企業も、同じこと言うよね。「制度が時代に合わない」w <「オプジーボのような薬の登場に制度が合わなくなったのではないか」。販売元の小野薬品工業の相良暁社長は11月の決算会見でこぼした。>
2016-12-27 03:36:43薬価設定が自由なアメリカでは、高額医薬品の登場と医療保険料値上げのいたちごっこになってるわけですよ。それで、医療保険は入れない人大量発生、みたいな。
2016-12-27 03:40:42オバマケアがうまくいかないのは、皆保険とセットで政府による薬価統制を導入しなかったからですよ。それに今ようやく気付いて、公約として主張し始めたヒラリーを大統領に選ばない米国民w
2016-12-27 03:44:53しかし、そのネットで買える価格というのが、超高額薬でも保険で使える国が存在するから、割安になってるわけですよ。保険で使える国がなければ、1年間で3500万円ではなく、3億5千万円ですわw @photonka
2016-12-27 03:52:19@yumiharizuki12 薬価統制をすると汚職と癒着が生まれるのでそちらをもっとアンフェアだとにするので、自由貿易で医薬品製造業界の競争を促進、価格の引き下げを市場に任せるという目論見だったと思います。
2016-12-27 03:53:36「ただほど高いものはない」のですよ。結局、誰かがコストを負担してることに変わりはない。価格メカニズムを使えば一定の需要抑制ができる。
2016-12-27 03:54:40医薬品は特許で守られてるので、自由化すれば下がるとは限らない、というのがアメリカから学ぶべき教訓かと。 ただし、仮に特許権がなく、医療保険も存在しない世界なら、医薬品も普通の財サービスと同様、安くなっていた可能性はあります。ただ、医療の進歩は遅れていたかもw @photonka
2016-12-27 03:59:35@yumiharizuki12 そうなんです。あるニュージーランドのプロラグビー選手の奥様が何かの難病なのですが、奥様の薬がNZ国内では流通しておらず、旦那様が日本でのプレーを決めたのは日本では奥様の薬が購入できるから、それが大きく影響して日本でのプレーを決めたと言ってました。
2016-12-27 03:59:41はたして知的財産権がいいか悪いか、アメリカで経済学者が論争したこともあるのよ。知的財産権の廃止を訴えたのは、むしろ保守派リバタリアンの、中西部の経済学者たち。特許制度は独占を正当化する口実に過ぎないと。しかし多数派は依然として、イノベーション促進のため特許制度は必要と考えている。
2016-12-27 04:04:30@yumiharizuki12 ニュージーランドで開業医だったお医者さん夫婦が現在京都在住で、現在のお仕事はある日本の医療団体が指定する国際学会に参加し、英語でそれら学会のレポートを作成するお仕事をされていて、「日本は全てが最高水準」って言ってました。
2016-12-27 04:07:16特許は産業の振興を図るのが目的で独占権を付与するのが主たる目的ではありません。医薬品や医療機器の発展は特許の賜物と思えます。特許制度がなければ産業振興のための研究開発費が賄えないだけではなく、技術が公開されずに死蔵し次の技術のステップにならなかったことを意味します。頓珍漢いうな。
2016-12-27 04:08:30特許というと実施権の独占ばかりが目立ちますけど、その代償に技術の公開があります。そこですでにバランスがとられていると考えることもできます。
2016-12-27 04:13:29難病も患者数が多ければビッグビジネス。HIV保有者は高々数万人でしょう。これに対し、肺がん患者だけで98万人。年間コスト3500万円の治療薬が保険適用されればウハウハ。しかし、元々それを見込んで巨額投資もしてるわけ。ncc.go.jp/jp/information…
2016-12-27 04:22:06当初、肺がんで使うことは想定してなかったのね。 <オプジーボは巨額の開発費がかかったうえに、当初対象になっていたメラノーマの患者は500人くらいしかいない見込みだったため、極めて高額になってしまいました。> style.nikkei.com/article/DGXKZO…
2016-12-27 04:58:04<発売当初はメラノーマにしか使えなかったとはいえ、ほかのがんにも効果がありそうだということは予想されていたので、最初の価格設定が高すぎたことは否めません。>
2016-12-27 04:59:25思ったより低いものだね。 <日本の国民医療費は年間約40兆円に達する。このうち薬剤費の比率は2割ほどだ。20年ほど前にはこの比率が30%近くあり、国際的に見ても高いと批判されていた。>
2016-12-27 05:05:48コピペできない記事に、「アメリカの処方箋薬剤費の割合は約1割」と書いてある。にもかかわらず薬価が政治的に争点となるのは、長期療養患者にとっては命にかかわるからかな? medical.radionikkei.jp/byoyaku/byoyak…
2016-12-27 05:09:34まあ、緩い特許権保護の方がイノベーションを促す、というような論文は、ちょっと検索してもすぐ出てくる。これなんかMaskin御大も共著者でメジャーな論文だろう。理論的には両方あり得ますね。 scholar.harvard.edu/files/maskin/f…
2016-12-27 05:40:51こっちは逆に、「医薬品の場合、特許保護が強い方がイノベーションを促す」という論文。ただしこれは前掲Besson-Maskin論文に比べてランクは低いだろう。とりあえず産業に依るとは言えそう。jiel.oxfordjournals.org/content/5/4/84…
2016-12-27 05:45:32