10周年のSPコンテンツ!
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デビット・ライス @RiceDavit
Better Never to Have Been: The Harm of Coming into Existence amazon.co.jp/dp/0199549265/… 今日は某氏の誕生日だし俺の誕生日も近づいているしで、午後からはこれを読み始めよう
デビット・ライス @RiceDavit
息子が誕生日に『Better Never to Have Been』読んでいるの、親にとってはいい嫌がらせだろうな…
デビット・ライス @RiceDavit
Better Never to Have Been: The Harm of Coming into Existence David Benata... amazon.co.jp/dp/0199549265/… イントロダクションと一章を読んだ。
デビット・ライス @RiceDavit
基本的には分析哲学は抽象的で苦手なのだが、この本は題材が具体的なので読み進めるのがあまり苦じゃないな。
デビット・ライス @RiceDavit
このページの第3節が、一章の内容の要約的な内容。 lifestudies.org/jp/benatar01.h…
デビット・ライス @RiceDavit
イントロダクションでは各国が少子化対策をしている例として日本が真っ先に出てきていたのが面白かった。少子化対策として政府がお見合いを勧めるの、15年前からやっていたんだな… thelancet.com/journals/lance…
デビット・ライス @RiceDavit
あと「医療資源の分配などでは子供を持つ親が同じ年齢の子供を持たない大人よりも優先されるが、親が死ぬことは本人だけでなく子供にとっての危害であるとしても、子供を持つことで生命の価値が上がるとは、まるで人質を取ることで生命の価値を上げているようなものだ」という趣旨の文章が面白かったな
デビット・ライス @RiceDavit
『Better Never to Have Been』、2章の前半は心理学の話が多くて読みやすい。
デビット・ライス @RiceDavit
人間には「自分は幸福である」と過大評価する心理傾向があるので、幸福か不幸かの自己申告は当てになりません。
デビット・ライス @RiceDavit
「人間にとっては、生まれなかったことが最もよい。 しかし、生まれてしまった以上、生まれなかったことは不可能である。 従って、人間にとって次善の策は、なるべくはやく死ぬことである。」 ソフォクレス oshiete.goo.ne.jp/qa/935743.html
デビット・ライス @RiceDavit
ギリシア・ローマ名言集 (岩波文庫) 柳沼 重剛 amazon.co.jp/dp/4003212312/… @amazonJPさんから さっきのソフォクレスの言葉はこの本にも収録されていたような気がする。というか、ソフォクレスの言葉しか記憶に残っていない。
デビット・ライス @RiceDavit
大学に入った時に大学生らしい教養を身に付けようと思って『ギリシア・ローマ名言集』を読んでいたのだが、さっきのソフォクレスの言葉を当時付き合っていた彼女に言ったら「私はそういう考え方は中学生で卒業した」と言われて馬鹿にされた思い出がある。
デビット・ライス @RiceDavit
@RiceDavit 3章だった。イントロダクションが1章ってややこしい。
デビット・ライス @RiceDavit
夕方までは『Better Never to Have Been』を4章の初頭まで読んでいた。
デビット・ライス @RiceDavit
2章は「生にどれだけの快楽があろうが、苦痛が含まれている時点で、生がもたらされることは危害である」ということを論じていて、3章では「生には人々が想定しているよりもずっと多くの苦痛が含まれている、生は人々のイメージよりもずっと苦痛なものである」ということを論じていた。
デビット・ライス @RiceDavit
快楽功利主義・選好充足功利主義・客観的リスト説のどの基準からしても生には苦痛の方が多い
デビット・ライス @RiceDavit
それで4章では「子供を持つことは罪である」という反-出生主義が主張されている。
デビット・ライス @RiceDavit
3章の終わりでは「常識的な基準からしても、生まれてくる子供は幸福であるとは限らない(障害、事故、病気などの不幸な出来事に巻き込まれる可能性は排除できない)」ことと「常識的な基準からすれば特別に不幸ではないとしても、実際には全ての生は苦痛であり危害であるのだ」ということが論じられ…
デビット・ライス @RiceDavit
…子供を生み出すこととは「弾丸が満タンに充填された拳銃で、他人に対してロシアン・ルーレットを行うようなものだ」という比喩がされている。
デビット・ライス @RiceDavit
ベネターは「生まれてくるに値しない生」と「継続するに値しない生」とは分けて考えるべきだ、前者よりも後者の方が閾値が高い(産まれてくるに値しない生であったとしても、いざ生まれた後にはそれを継続するには値する生、というものは多くある)と論じていて…
デビット・ライス @RiceDavit
…映画に例えて、「つまらないのでそもそも見ない方がいい映画(生まれてくるに値しない生)」だとしても「見ている途中でも見るのを止めた方がマシなほどつまらない映画(継続するに値しない生)」だとは限らない、前者と後者の基準は違って後者の基準の方が厳しい、と書かれている。
デビット・ライス @RiceDavit
「苦痛の存在」が「快楽の不在」よりも重大であることを説明する例えとしては、「幸福に満ちた生を送っている人々で溢れた島が存在しないこと」「火星に快適な生を過ごす生物が存在しないこと」について私たちが嘆くことはないが…
デビット・ライス @RiceDavit
…「ある島の人々が不幸に満ちた存在を送っていること」「火星に生物が存在していることが確認されたが、その生物は苦痛な生を過ごしていること」を私たちが認識したとすれば我々はそのことを嘆くだろう、というような例えで説明されていた。
デビット・ライス @RiceDavit
4章の初頭では人々が子供を持ちたがる理由として、性行為欲・子供を養育したいという欲求・その他の欲求(孫の顔が見たいという親の懇願に応えるとか、子供を持つことを通じて社会的地位を高めるとか)などがあると分析されていた。
デビット・ライス @RiceDavit
避妊をすることで性行為欲を満たすことと「子供を生み出さないという義務」は両立できるし、現在の世界では親のない子供が多くいる以上、(心理的・経済的なハードルを乗り越えて)養子をとることで「子供を養育したいという欲求」と「子供を生み出さないという義務」を両立することもできるが…
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コメント

Daiji @Daiji75 2016年12月28日
英米の倫理学はSFめいておもしろい
🍣 @Quadstandard 2016年12月28日
まだ生まれていない命とすでに生まれた命の扱いの違いを「『生まれてくるに値しない生』と『継続するに値しない生』は区別するべき」というふうに整理しているのはわかりやすい。ときどき「反出生主義者はなんで自殺しないの?」みたいな意味不明の批判をしている人を見かけるので。
きんだいち @kanedaichi1 2016年12月29日
この間、何を勘違いしたか政府が「兄さん、子供作りませんか」とかいうポスターを発行しようとしていたという話を聞いたが、この反出生主義の話を伝えても全く聞いちゃくれないだろうな
きんだいち @kanedaichi1 2016年12月29日
kanedaichi1 「兄さん、子供"を"作りませんか?」でした
きんだいち @kanedaichi1 2016年12月30日
kuginnya 全くスキがないと思います
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