博物館セミナー「地球と生命の物語⑨ 翼を手に入れた恐竜たち」2016年12月25日講師:今井 拓哉さん 須田葦也さんの福井県立恐竜博物館(FPDM)紀行
Q&A
北谷鳥類についての話は後で非公開日記の方でまとめておくとして、その後は質疑応答。 Q1.色素の痕跡で最近羽毛の色が判るものが出てきたそうだが、北谷鳥類の色は判明している? A1.色素の痕跡は残ってない。 pic.twitter.com/l6UecuQikK
2016-12-31 12:48:43・完全に癒合した短い尾椎…長い尾はデッドウエイト。 ・逆向きの第一指…木に止まれる。 則ち、孔子鳥は飛行に特化した木に止まれる鳥→原生に近い鳥類
2016-12-31 13:25:47鳥胸類〈エナンティオルニス類〉 ・完全に指は癒合している。 真鳥類〈ヘスペロルニス類〉 ・水の中で生きていた。 ・歯があるものもいるが、何故かは判っていない…魚を穫るため再び生やしたのかもしれない?
2016-12-31 13:26:03Q3.北谷鳥類は羽毛は残ってない? A3.酸素の多い北谷の地層では無いと思われる。蛍光ライトをあてて調べると、もしかすると有る可能性は0ではない。(やってみたい)
2016-12-31 12:55:04Q4.北谷鳥類の化石は三次元的に残っていたとのことだが何故潰れなかった? A4.鳥の骨は脆く潰れやすいが、化石化の過程で早く鉱物化したら可能性あり。 北谷は水の循環で鉱物化が早く、砂などで補強されていたと思われる。
2016-12-31 13:03:02Q5.ドイツの始祖鳥の化石の色は薄く、中国のは黒っぽいのは何故? A5.ゾルンフォーヘンは元入江(湾)で塩分が混じった地層。中国は火山灰多く、地層の間に水が通っているので酸化したのではないか。
2016-12-31 13:08:37Q6.ティラノサウルスとアロサウルスは近縁ですか? A6.近い遠いと言うと語弊があるが、言ってしまえば近くはない。(ティラノサウルスはコエルロサウルス類でアロサウルスはもっと原始的)
2016-12-31 13:16:34Q7.始祖鳥の第一指は逆向きに付いていた?(私の質問) A7.逆向きに付いている化石も見つかっているが、化石化の時にこちらに向いてしまったという人もおり、まだ判ってない。(始祖鳥が樹上性でなく、走る生物という考えもあり、逆向きについていると走りにくいと考えている)
2016-12-31 13:22:43今回のセミナーでは、始祖鳥はジュラ紀後期のため話は無し。恐竜で鳥ではないと言う人も。 pic.twitter.com/X3mlZGcqBI
2016-12-31 13:26:33私がこの質問をしたのは、博物館にあったこの標本が思い浮かんだため。 pic.twitter.com/qwF2TelJy8
2016-12-31 13:26:42Q9.白亜紀後期から姿を変えていない鳥はいるのか? A9.知る限りではいない。がカモが古い形質を残している。また、ダチョウ、エミュー、ツカツクリといった古顎類は、近いものが白亜紀後期の地層から見つかっている。
2016-12-31 15:59:52今回のレジュメ、フルカラー26ぺージ。このまま同人誌にしても、欲しい人が沢山いると思われるレベル。 pic.twitter.com/trwGtwRk8q
2016-12-31 16:09:24調べていて私の記録違いと思われるところ。 (誤)また、ダチョウ、エミュー、ツカツクリといった古顎類は、 (正)また、ダチョウ、エミューといった古顎類や、ツカツクリは、 古顎類はシギダチョウ目・ダチョウ目・レア目・ヒクイドリ目 ・キーウィ目で 、ツカツクリはキジ目でした。
2016-12-31 18:12:00始祖鳥が樹上性でなく、走る生物という考えもあり、逆向きについていると走りにくいという説の件。ミチバシリには逆向きに付いている指が有る。これは次の機会にうかがってみよう。 pic.twitter.com/ok3TyOfZ3m
2016-12-31 18:19:35これで「翼を手に入れた恐竜たち」採録は終わりです。長々と申し訳ありません。 北谷鳥類については申し訳ありませんが未公開日記でまとめますが、その他の分はフェイスブックに正しい順番でまとめようかと思います。 pic.twitter.com/Z5kkcnMHza
2016-12-31 18:21:57今回の土産。ヨメ用にはティラノサウルス茶こし、自分用にはカレンダー、ティラノサウルスとヴェロキラプトルの3Dペーパーパズル。自分用の方が多いことについては気にしないことにする。 pic.twitter.com/hVSvM8DLWk
2016-12-31 18:28:18