ロイロノートスクールユーザー会 2017年1月まとめ

2017年1月7日に香蘭女学校にて開催された授業支援アプリ「ロイロノートスクール」のユーザーが集う「ユーザー会」の講演と模擬授業の模様をまとめました。
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

本日はロイロノートスクールのユーザー会で、香蘭女学校にお邪魔しています。本日の模様は適宜、実況中継させていただきます。 広い会場に、かなりたくさんの先生方、教育関係者の方が見えられています。 pic.twitter.com/kyr9XIBqYC

2017-01-07 13:03:45
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

始まりました。まずはロイロ野中さんからのガイダンスです。 pic.twitter.com/pus6opPcZz

2017-01-07 13:32:39
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

本日は参加者が全員ロイロノートスクールを使えるスマホやタブレットを使い、適宜質問を受け付けながら進めるという方式になります。

2017-01-07 13:34:33
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

まずは杉山竜太郎さんのオープニングトークから。「今日はロイロノートを通じて是非「アクティブ」に「交流」しながら学んでほしい。」後半のパートでは多くの先生による「模擬授業」や、Facebookの「ロイロノート」のページでのライブ中継も提供されます。 pic.twitter.com/QFxTGBGexj

2017-01-07 13:37:17
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

さらに、今日後半の模擬授業はロイロのスタッフが撮影し、後半の振り返りの時間までにはロイロノートで編集し閲覧できるようにするようです。

2017-01-07 13:39:08
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

続いて香蘭女学校の高田校長先生よりご挨拶。「本校の先生方も共に学ぶ機会をご提供いただきましたことに感謝しています。」 pic.twitter.com/ojtVSNb5VD

2017-01-07 13:40:06
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

続きまして、同校の教務部長、船越先生からのご講演です。(撮影は許諾をいただいて行なっています) なお、生徒様の顔などが写り込んでいるスライドなどは都合により割愛し、文章でのご案内となることをご了承ください。 pic.twitter.com/vc8VrK6J9g

2017-01-07 13:41:58
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越先生「今日のテーマは伝統女子校 ICTへの挑戦 抜本的改革の裏側(ロイロ社命名)となります。本校は明治21年(1988年)創立の、キリスト教の宣教師来日を契機としてできた生まれながらのグローバルな学校。入り口の門柱は100年を超えて設立時からずっと残っている」 pic.twitter.com/tYelWXArnI

2017-01-07 13:45:57
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「本校はキリスト教に基づく人間教育、日本初のガールスカウト、100年を続く”クワイヤー”という伝統を重んじつつ、変化に対応する力、英語・国際交流/異文化理解・協働型問題解決力を育むICTといった変化を進めている。その一つのICTについてお話ししたい。」 pic.twitter.com/bfF4QzhMts

2017-01-07 13:47:40
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「2015年から生徒向けにiPadを導入し、来年から5学年が導入を開始する予定。ICTの最初の導入検討は2011年の電子黒板導入プロジェクトが開始。しかし当時、情報機器を扱う部署がなく、なんとなくコンピュータを扱っていた私と甲斐先生が担当する雰囲気に…。」 pic.twitter.com/Fh8UUVTemS

2017-01-07 13:50:11
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「2012年、さすがに担当ベースでは厳しいということで管理職を巻き込んだ情報委員会という組織ができた(こういう組織化には管理職を入れるのがポイント!)。で、電子黒板についてのヒアリングしても「あまり使わなさそう」という声が目立ったので、ちょっと工夫をした」 pic.twitter.com/2iBN8J9FsP

2017-01-07 13:52:30
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「電子黒板導入にあたっては4つのポイントを定めた。情報公開をして業者にコンペさせ、シンプル(3つボタンを覚えれば使える)な操作でどこもおなじ環境(全普通教室に配備)に、さらに金額の大きい投資なのでもしもの保険(書画カメラとセット)を用意。結果常時稼働率は70%に。(会場驚)」 pic.twitter.com/14jxnhjGZP

2017-01-07 13:56:39
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「電子黒板の成功に次、各教室にインターネット(有線LAN)環境を整備したが、こちらは残念ながら失敗。そこで、翌年にはいったん立ち止まり、次なるICTの整備を改めて検討。本校は女性の教職員が非常に多い。自分たちの目線で進めてもらうため他校の事例を見て先行研究をさせていただいた」 pic.twitter.com/5ILFp94AbJ

2017-01-07 13:58:50
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「学内に目を向けると、既存の洋書の多読の推進、情報モラル教育の充実、学内PCのサポートなどといった課題を認識。解決に向け、インフラとしてCiscoの無線LANを全校に整備、2015年には生徒向けiPad Air2 50台を試験導入、放課後も利用可能とした。」 pic.twitter.com/9BOFm6EscR

2017-01-07 14:03:28
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「しかし実際に導入をしていくと、いろいろ予想外の課題が出てきた。それがこの2つ。普通に授業やって真面目に受けているのにあっという間に壁紙がかわったり、動画や写真を本人に無断で使うといった課題が(あと、共用端末なのにログインしっぱなしで返却される、など)。」 pic.twitter.com/OYvYKw481e

2017-01-07 14:09:26
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「さらに、生徒も巻き込んだICT委員会を組織。初年度でこのような成果が出た。生徒自身が主体的に10のルールを考え、それぞれのルールを浸透させるための寸劇動画を作ってCyber Campusというシステムで配信するアイデアも出してくれた。(会場では実際に2例の動画を上映)。」 pic.twitter.com/Al6Dj2FBV5

2017-01-07 14:12:48
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「いよいよ2016年度、生徒用iPadを特定学年に一人1台導入。色や容量も選べるようにした。MDMは大塚商会さんの製品で利用状況を学校がモニタできる。App Storeは非表示、webはiFilterでフィルタリング。あくまで学習用端末、ということで保護者に理解いただいた。」 pic.twitter.com/rdlBEdYtgD

2017-01-07 14:15:35
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「導入してすぐわかったのが、写真や動画を日常的に使えることで、同じもの、同じ体験を瞬時に共有できる利点。ロイロは、英語の穴埋め課題を配布->生徒の答案をロイロで受け取り->丸つけをして生徒に返す事例や、先生による終礼時の伝達にも活用している。」

2017-01-07 14:17:44
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「ちなみにアクセサリーの利用状況はこんな感じ。ケースも画面保護シートも使っていない勇者が12名いますが、今の所破損はゼロ。自分の物は大事にするんですね。ただ、トラブルとしてはこんなことがありました。(野本注:詳細内容の記載は自粛…会場にいた人だけのヒミツということで)」 pic.twitter.com/O2DRn3jBUD

2017-01-07 14:20:45
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

船越「我々が追求したいのは、協働型問題解決能力の育成。これはiPadがあれば身につくものではなく、目標達成力、他者と協力する力、感情をコントロールする力、そしてそのベースに知識・技能がある。これらにICTが”組み合わさること”で時代の変化に対応できる力が育まれると考える。」(了) pic.twitter.com/FIu6oGyXDP

2017-01-07 14:22:45
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

質疑応答:教員会議での使用状況について。ほぼペーパーレスになった。教職員がGoogle Apps のアカウントとiPadを使い、伝達がスムーズになった」

2017-01-07 14:24:51
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

質疑応答:電子辞書はiPadと別に使っているか?-> 別途、機械としての電子辞書や、電子辞書アプリを購入してもらっている。webの辞書は怪しいものがおおいので…。また、中学と高校では、今の所運用ポリシー(アプリインストールの許可など)は変更していない。今後の協議事項。

2017-01-07 14:26:13
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

この後は、各教室での模擬授業になります。全部の授業は残念ながら見られないので、当方は二つをピックアップしたいと思います。

2017-01-07 14:27:23
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

後半の模擬授業の部、スタートです。当方は1時間目で「国語」を受けることにしました。都留文科大学で現在准教授をされている野中先生の授業です。野中先生は長く神奈川の進学校、聖光学院で国語科として教鞭を取られていた方です。都留文科大学ではこの4月から、国語教育学の研究をされています。 pic.twitter.com/p2P1ewctRx

2017-01-07 14:48:16
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

野中「聖光学院でのICTの活用は2012年の書画カメラから。2013年にiPad、2015年にLoiLo、Ednity、Google Apps For Education(GAFE)、2016年4月から現大学でロイロを活用開始。特に大学はICT活用が少なく、思うところがあった。」 pic.twitter.com/JvusGbCKgX

2017-01-07 14:52:13
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