ロイロノートスクールユーザー会 2017年1月まとめ

2017年1月7日に香蘭女学校にて開催された授業支援アプリ「ロイロノートスクール」のユーザーが集う「ユーザー会」の講演と模擬授業の模様をまとめました。
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

野中「今日は百人一首を活用した授業アイデアを作った佐藤さんとのTTで模擬授業をやって見たいと思います。」 佐藤「都留文科大学の3年生で、野中先生のゼミで国語教育を研究している佐藤です。よろしくお願い致します。」 (ご参考までに本日の教案も許可を得てUPしておきます) pic.twitter.com/u7PUXXQict

2017-01-07 14:56:13
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

佐藤「自分も苦手だった古文・和歌の魅力を、受け身ではなく主体的に触れてもらうことで「好き」になってほしいと考えた。ロイロ上で読み札を作るのだが、自分で絵や写真を入れ、さらに句を自分で「音読」したデータを作る。自分で書き、読むことで身近に感じられるようになるのでは。」 pic.twitter.com/fypDuGXpKF

2017-01-07 15:00:51
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

佐藤「実際に、このカード作る過程で”鹿の声”って聞いたことがないよね?という話になり、実際にその鳴き声をYouTubeなどでしらべ、読み札の音読音声に重ねるといった表現も可能になった。」

2017-01-07 15:08:01
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

野中「こうした作った読み札の絵柄をゲームに使う。実際の百人一首のように、司会が句や作者(歌人の名前)やヒント(枕詞等)を表示したあと、句の音声を流す。そこで、対応する下の句(取り札)のカードを、ロイロノートを通じて先生に提出する。提出が早い人が、早く札を取れた、というイメージ。」

2017-01-07 15:10:34
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

実際に百人一首カードの作成がスタート。句をイメージする写真やヒントになるスライド作りをペアになって始めました。 pic.twitter.com/Dx3jLCptYz

2017-01-07 15:15:35
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

野中「この実践のキモは、録音をすることで、句を抑揚を意識しながら何回も読む経験ができること。」みなさんロイロの録音機能を活用してトライアンドエラーを繰り返しています。

2017-01-07 15:26:17
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

こんな感じで、読み上げられた音声(上の句)やヒントに対応する下の句を皆さんがロイロを通じて次々に送ってきます。これだと早く提出した人の順番も分かるので、1番手以外の人に一定のスコアを入れるなどのルールも考えられますね。(了) pic.twitter.com/KEpqEDq1Ob

2017-01-07 15:35:41
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

後半は数学、立命館中学校・高等学校の越智規子先生の模擬授業に参加しています。中学校1年生の数学(一次関数の応用)の事例がロイロノートの実践事例のコーナーにも掲載されているそうです。立命館中高は京都府の長岡京市に2年前に移転した、比較的新しい学校。付属の小学校も京都市北区にある。 pic.twitter.com/jcAlMBQ4hx

2017-01-07 15:47:03
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

越智「立命館は小学校から大学までをカバー。立命館小学校では5年生で個人タブレットを購入しており、私がロイロノートなどで授業実践をしているのは、この中学校から進学してくる生徒達になる」 pic.twitter.com/ivbPW0TJW3

2017-01-08 09:21:04
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

越智「ある授業では”数学者について調べる”という調べ学習を一人一台のタブレットで行う。作った資料はPPTで作成し、PDF化してロイロノートに登録してもらった。」会場ではフェルマーについてwebで調べた4人の事例を紹介、最終定理をめぐる様々なエピソードが面白くまとめられていました。 pic.twitter.com/J3QClxFHo3

2017-01-07 15:53:48
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

越智「本日のワークショップは”図形の美しさの中に潜む数学」と題した今回のために作ったオリジナルの授業です。エッフェル塔の構造や家紋など、身の回りには美しくシンプルな中に法則性を持った図形があるはず。まずは家紋を調べて見たいと思います。この6つの共通の法則はなんでしょう?」 pic.twitter.com/p4k5JC38UB

2017-01-07 15:58:19
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

越智「先ほどの正解は、左右対称でした。こちらの場合は何でしょう?正解は、左のグループは左右対称のみ、右のグループは左右に加えて上下対称でもある。」 pic.twitter.com/6svuZh5122

2017-01-07 16:01:41
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

越智「左のグループは対称軸が3箇所以上、右のグループは対称軸を引けないが回転させることで図形が形成できるもの。今日は4つのグループ分けをしたシートをみなさんにロイロで配布してあります。」(会場ではこの後、表示した家紋がどれにかを答えるフラッシュカードの実践をしました) pic.twitter.com/1by4RAwIVX

2017-01-07 16:07:35
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

越智「実は東京オリンピックの2種類のロゴは、それぞれ左右対称と回転対称(120度)という法則性があり、家紋と似ている部分があります。また、この2つの図形にはいくつかの共通点があるのですが、それはなにかお分かりになりますか?」 pic.twitter.com/fJk0UEx2A0

2017-01-07 16:10:52
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

正解は、二つの図形は互いに「平行移動だけで変換できる」でした。オリンピックの図形は、それぞれの要素を平行移動だけによりパラリンピックの図形になるんだそうですよ。

2017-01-08 09:19:20
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

さてここからは「実際に今のオリンピックのロゴに登場する図形(大きさの異なる四角形のみ)を使ってエンブレムを作ってみよう」というワークショップになります。それぞれ、左右対称、上下左右対称、複数軸対称、回転対称のどれにチャレンジするか宣言し、実際にロゴを作ってもらいます。

2017-01-07 16:19:42
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

会場内のイケいている作品たち。黄色は3軸以上の対称、緑は回転対称です。 pic.twitter.com/5EyIndEUw6

2017-01-07 16:30:21
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

出来上がった作品を写真に撮ってロイロノートで送信します。こんな感じでグループ分けされた作品が先生の端末に集まってきて、なかなか壮観です。 pic.twitter.com/GFVpQNi3k9

2017-01-07 16:34:01
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

模擬授業の後はセルフリフレクション。200文字程度の豆論文を作成しています。※単純な「面白かった」といった感想はNG、という条件付き(笑) 各参加者のカードは運営側で回収し、ペーパレスのアンケート的にも活用できるわけですね。似たような使い方をしている学校も実際にあります。 pic.twitter.com/MMlqT8NcEb

2017-01-07 16:43:07
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

ここからは先ほど作成したリフレクションカードを用いた「振り返り&交流会」です。参加者同士が、ロイロノートスクールを通した交流会をやるようです…。 どんな感じになるのでしょうか? pic.twitter.com/gMWSyzL15K

2017-01-07 17:06:54
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

ワークショップスタートです。 ・誰かペアになる人を探す ・ペアの人とリフレクションカードをロイロノートを通じて交換する ・次のペアに進む できるだけ多くの人とカードを交換するのが良いそうです。 pic.twitter.com/ndnXEtaoJv

2017-01-07 17:18:09
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野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

最後のワークは、これらの交流を通じて得られた知見をもとにもう一度、自分自身でリフレクション。学んだことや明日の授業に活かせる気づきを投稿します。ロイロ社「いくつかは発表してもらうかも?」

2017-01-07 17:42:27
野本 竜哉(iOSコンソーシアム文教担当 @ioscedu

1人目、滋賀の前川先生:ロイロをインストールしたのは昨日でしたが、今日は多くの皆さんの活動から学べました。協働する大切さ、同時に共有できる、他の人の意見を知りたいときに知れる。生徒の目線にたって授業を受けてみて、さらにICTを活用してその利点を身を以て体験できました。 pic.twitter.com/YQ49YvLtmQ

2017-01-07 17:47:18
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