快舟一号甲打上げの動向についてはこちら↓
考察についてはここから↓
快舟一号甲(KZ-1A)について
1/9に初の商業打上が予定される快舟1号甲(KZ-1A)ロケットについて、 @cnspaceflight の掲載画像を見て憶測したことを呟きます。(続)
2017-01-08 01:31:50(承前)各段分割図によれば、KZ-1Aは固体燃料ロケット3段に液体燃料ロケットの最終段から成っているという。最終段はTransition Sectionを介して載り、ペイロード用とは独立した左右に分割するフェアリングで、側面がカバーされている。(続) pic.twitter.com/FKsqq3BDwT
2017-01-08 01:32:34(承前)最終段尾部でノズルを挟み2個の筒形タンクが並んでいるが、かつて快舟1号(KZ-1)ロケットが打ち上げた人工衛星・快舟1号及び2号の外観想像図にも同様の位置にタンクが並んでいるように見える。(続) pic.twitter.com/mzEranWlAK
2017-01-08 01:33:04(承前) twitter.com/cnspaceflight/… TV放送された外観図でも同様のタンクが見える上、衛星構体は円筒形をしているようにも見える。こうした外観上の特徴から、快舟衛星が最終段をベースに作られてると考えられないだろうか。(続) pic.twitter.com/FFDSwdCNjd
2017-01-08 01:33:39(承前)KZ-1は展開型太陽電池パドルを本体側面に備えているが、打ち上げ映像を見ると twitter.com/hadukino/statu… ロケット先端部側面はストレートで、この内部に衛星全体がちゃんと収まっていることが分かる。(続)
2017-01-08 01:34:16紹介動画内、「宇宙国防」の項目で紹介されているな。快舟一号の打ち上げ映像に、快舟二号の撮影画像一部紹介では軍事衛星尖兵十一号との比較。尖兵十一号が分解能0.8mに対して快舟二号は0.3m、なんて数字がちらっと見えている。 pic.twitter.com/SkFEH2AbRF
2017-01-05 19:59:11(承前)快舟衛星がもしKZ-1A最終段をベースとしているなら、その側面フェアリング内に折畳まれた太陽電池パドルが収まっていることになる。分割式の側面フェアリングは、筒形一体型よりパドルを傷付けるリスクが低い筈。(続)
2017-01-08 01:34:46(承前)最終段以上の荷重がTransition Sectionを介して下へ流れるのも、側面フェアリングが一体型である必要性を減じている。先端部のペイロード用フェアリングとは分割されているが、こちらは一体型なのかもしれない。(続)
2017-01-08 01:35:09(承前)最終段で一つ気になったのは、軌道変更用、姿勢制御用スラスタに加え、衛星搭載部すぐ下に、並進運動用らしきスラスタが見られること。例えば観測幅に観測対象を収められるよう、微調整したりするのか、用途が謎…。(続) pic.twitter.com/KmHayJQPRI
2017-01-08 01:35:51@Kedrskie 確かに快舟衛星の円筒形部分とこの快舟1Aの液体推進系の長さはほぼ同じですし、左右に展開する太陽電池が下部フェアリングに収まっているとするとすごくしっくりきますね。
2017-01-08 10:45:15@Kedrskie 液体推進系の併進用スラスタは確かに用途不明ですね… 下部フェアリングが分離されるタイミングは第3段点火前なので、第3段燃焼中の姿勢制御もこのステージが担っている、というのもありそうな気はします。
2017-01-08 10:49:02@Kedrskie そしてこの併進用スラスタと姿勢制御スラスタの形状、普通に考えると運動エネルギー弾頭の推進システムによくある配置 もしかして快舟の液体推進系って対衛星ミサイルから発展したものなのでは… 観測装置の場所は元々赤外線シーカー、と想像するとほぼ同じですよね。 pic.twitter.com/KI2XFyJKMA
2017-01-08 10:55:04@LH2NHI ですね。 このフィット感は構造の干渉を避けて無用な遅滞を防ぐのに有効でしょうし、デッドスペースを作ってでも商用型と共通化すれば、即応性の向上に繋がると思います。
2017-01-08 13:25:46@LH2NHI それは考え付きませんでした!この方式だと3段式ではモーメント調整が面倒になりますから、快舟は打ち上げ能力を制限してでも4段式がデフォルトにした方が良さそうですね。
2017-01-08 13:29:52@LH2NHI やっぱり、そう見えますよね…ランデブー&ドッキングを想定してるとしたら、後退用のスラスタが無いですし…案外、そっち方面でも現役で、商用型&即応型と併せて「一箭三役」だったりして…(;´・ω・)
2017-01-08 14:37:37快舟ロケット4段目の液体ステージが第3段の制御を兼ねているのでは、と@Kedrskie さんと話していたけど、先ほど@hadukinoさんがtweetしてくださったCCTVの動画を見ると、第3段のノズルはどうも固定で、SITVCもなさそう。これはこの仮説、正しいのでは… pic.twitter.com/su6GrbNrcL
2017-01-09 22:01:04@LH2NHI @hadukino む!確かに固定ノズルっぽいし、2次噴射流体のタンクや配管も見えない…こりゃひょっとしますよ!しかし、上段側で下段噴射中の姿勢制御までやるとしたら、かなり挑戦的ですね!日本でもJ-1F2用IRISの検討があったとはいえ、遂に実現しませんでしたし…
2017-01-09 22:33:04@LH2NHI @hadukino twitter.com/hadukino/statu… 4段目側面フェアリングの分離タイミングも予想通りみたいです。
2017-01-09 23:38:39フェアリング分離から第三段点火、上段ステージ・衛星分離の過程とか。 pic.twitter.com/exou8A9gKB
2017-01-09 20:04:54うふっ。 PDF. KZ-1A Solid Launch Vehicle - User Manual | InfoSondas infosondas.com/2016/12/pdf-kz…
2017-01-10 14:19:21先日、快舟1号甲ロケット打ち上げに先立って私は中国サイトの情報を引用し、この機体が4段式で液体燃料を用いた最終段を有すると紹介しました。 twitter.com/Kedrskie/statu…
2017-01-10 22:34:32これに対し @LH2NHI さんは4段目推進系の一部が、3段目の姿勢制御も兼任している可能性を指摘され、後の報道写真から3段目ロケットが固定ノズルだと分かり、この予測が裏付けられつつありました。私はとても感心してたのです。 twitter.com/LH2NHI/status/…
2017-01-10 22:40:10