蔵臼 金助選 #1日1本オススメ映画 1551~1600

とうとうオススメ・マカロニウエスタンが枯渇。仕方がないのでオカルト色を加味し、ホラーテイスト含有率を高めにブレンドしてみました。
4
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『テルマ&ルイーズ』 よくあるバディ逃避行ロードムービーなのに、主役を女性に据えたことで何故こうにも爽快でカッコいいのか。また、この種の活劇によく出る可愛い子ちゃん(実は悪女)的立ち位置をブレイク前のブラッド・ピットが見事にはまって演じて、噴飯的に面白い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/iSgSJADDBt

2017-01-21 09:43:59
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『めぐり逢ったが運のつき』 この映画とめぐり会って運が尽きたのか、トランティニャンの娘とドパルデューの息子は、ふたり共若くして親よりも先に亡くなってしまった。凄腕の殺し屋が、才能の無い若者に殺しのテクニックを教え込むが…。フランス製の軽妙洒脱なコメディ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/oWjyQjKT9a

2017-01-21 00:53:26
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『リベンジ』 ミゲル・ファーラー、ADDIO。 一定水準娯楽活劇量産監督トニー・スコットさんのスパイシーな逸品。エキゾチックな男の夢を全部乗せして、絶世の美女をふりかけ、一癖も二癖もある傍役をマシマシにしたジローな味わいです。面白いけど身体に悪いよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/eEWObMr7va

2017-01-20 23:19:12
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『飼育』 原作:大江健三郎+監督:大島渚+主演:三國連太郎という、重量級トリオによる、異端の葛藤劇。戦時中、不時着した米軍パイロットの黒人を“飼育”する村人たちの相克。『蝿の王』とか『午後の曳航』みたいな味わいでありますよ。配給の大宝映画というのもレアだ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/5tQmFfvgnq

2017-01-20 18:25:28
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ニュートン・ボーイズ』 バージニアにはボンデュラント・ボーイズ、テキサスにはニュートン・ボーイズがいる。いずれも実在した犯罪者兄弟。アメリカ人はアウトローを美化するね。いい監督にくせ者俳優揃えた割には凡庸な出来だが、最後に本人達の実写が出てきて驚愕。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/D1Ye9p15ns

2017-01-20 17:55:20
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ストレイト・ストーリー』 どうした? デヴィッド・リンチ。熱でもあるのか? …と聴きたくなるほどストレイトな感動物語。 私にも仲違いして10年以上会ってない弟がいるが、70歳を過ぎたら自転車でもトラクターでもいいから乗って、のろのろと奴に会いに行くかな。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/i0KBox61PG

2017-01-20 10:49:35
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『インテルビスタ』 「世界はサーカス、人は道化師だ」…そして、人生は祭り。チネチッタ創立50周年を記念し、フェリーニが映画と撮影所への思いを託したドキュメンタリー。え?! ドキュメンタリー? フェリーニの他の作品と同じく夢と現実の境界線は曖昧で、幻想的。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/fGhhf1kS68

2017-01-20 00:26:43
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『紙の月』 “紙で作られた月はただのまやかしだが、それが本物と信じれば本物になる”…それが『ペーパームーン』の主題だが、本作ではさらに突っ込んで、信じることの意味、それが本当に幸せにつながるのか、幸せとは何なのかを、じっくりとじわじわと見せてくれるのだよ。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/HvG7hWL30o

2017-01-19 22:51:05
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

1976年にアラン・パーソンズ・プロジェクトが発表したコンセプト・アルバム『怪奇と幻想の物語〜エドガー・アラン・ポーの世界』が素晴らしくてね。 ナレーションにオーソン・ウェルズが参加したり。ブックレットも凝ったものでした。 今日はエドガー・アラン・ポーの誕生日。 pic.twitter.com/w7JGvQMwnU

2017-01-19 10:55:27
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『アッシャー家の惨劇』 見よ、このヴィンセント・プライスの風格を。 原作のクライマックス。屋敷がずぶずぶと沼に引きずり込まれる描写が映画的に派手さを狙って火事に変更されているのと、妹役の女優がやや溌剌とした感じが残念でしたが、雰囲気抜群ポー原作の古典です。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/wWEPTWL7Lo

2017-01-19 10:41:51
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『アンノウン』 ハリウッド的予定調和を少しずつ崩す展開。伏線の回収を丁寧に行う展開が好印象のサスペンス。特にブルーノ・ガンツ扮する東独秘密警察出身の探偵が物語を締める。フランク・ランジェラの貫録もいい。だが、数年後にこの映画の印象を聞かれてもアンノウンだw #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/2HSbC3vxHs

2017-01-19 00:16:55
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『殺人狂想曲』 ジュールス・ファイファーの舞台劇をアラン・アーキンが映画化。彼の監督デビュー作だが、日本では深夜枠に一度放送されただけだ。血だらけの主人公に誰も注意を払わない描写(『ドライヴ』を観た時にこの映画を思い出した)等、全体にユーモアが黒い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/6XnfjWJ2l9

2017-01-18 18:09:09
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『泥棒成金』 いや~、いいですね♡ 飄々とした大ドロボーと、ピンクのマフラーなびかせてオープンカー走らせる新米美人ドロボー。風光明媚なリヴィエラ。夜の花火。品の良いユーモア。ストレート過ぎる昭和な邦題。グレイス・ケリー眺めてるだけでも良いが、中身も面白い。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/EoQTZpycpn

2017-01-18 10:41:35
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『その男、凶暴につき』 禍々しいサティが耳にこびりつく。北野武監督作では一番好きだ。脚本の故野沢尚君とは大学でよく映画談議をした。最も語り合ったのはフィルムノワールについてだった。「邦画の活劇はウェット過ぎる」と力説した記憶がある。本作は乾いていていい。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/wBJSZAXnnp

2017-01-17 23:56:51
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

ウディ・アレンは『マッチポイント』を演出するにあたって、『ある結婚の風景』を参考にしたんじゃないかね。かなり口当たり良く仕上げているけど。 『インテリア』はベルイマンの形だけ摸倣した駄作だと思いますが、『マッチポイント』は結婚のひとつの形を提示して面白かったですね。

2017-01-17 11:16:21
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『ある結婚の風景』 ベルイマンが1組の男女の20年を濃厚に描く、犬も食わないTVシリーズ。肺腑を抉る台詞続出。稀釈した劇場版(それでも3時間近くある)を先に観た方がいいかも。演技と台詞と演出でこれだけ見せることが出来るという好見本。一気に観ると即死します。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/DekZsoORuD

2017-01-17 11:12:55
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

『スエーデンの城』 城には暴君がいてすぐ人を殺そうとするし、すぐに誘惑する彼の妻と殺された先妻の幽霊までいる。そこに決闘騒ぎから逃げ込んだ青年が城に囚われて…と、まるでシャルル・ペローのお伽噺だが、原作はサガンだ。ロジェ・ヴァディムは配役のセンスが良いね。 #1日1本オススメ映画 pic.twitter.com/yhfeJj7wgs

2017-01-17 01:10:32
拡大
拡大
拡大
拡大
蔵臼 金助 @klaus_kinske

何故ならば、一緒に観た友人にその人と異なる顔色の生き物の話をした時、彼はこう言ったからである。 「自分も二度、街中で観たことがある。人に紛れて人の服を着ているが、人ではない。自分の観た者は鮮やかな緑色の顔をしていた」

2017-01-16 18:50:50
蔵臼 金助 @klaus_kinske

その話を読んでかなり経った頃、友人と『ゼイリブ』を観た。すぐにその話を思い出した。だから、私は『ゼイリブ』は絵空事ではないと思っている。

2017-01-16 18:48:16
蔵臼 金助 @klaus_kinske

この世には普通の人々に混ざって、人でない者が跳梁跋扈しているのだ。そして、その異形の者を見分けられる人々もまたいる。

2017-01-16 18:46:16
蔵臼 金助 @klaus_kinske

確か、内田百閒の短編に、黄色い顔の軍人の格好をした異形の者が出てきたな。 似たような話は『新耳袋』にも幾つか載っていた。

2017-01-16 18:44:49
蔵臼 金助 @klaus_kinske

何故人でないかと言うと、目鼻立ちの造作も変だが、顔色が真っ青であるということ。もう1人が見たのは黄色い顔だったそうだ。

2017-01-16 18:43:08
蔵臼 金助 @klaus_kinske

ひとつは、風呂に入っていたら、誰かが窓から覗いていて、見たら人てなかったというもの。 もう一つ、エピソードが載っていて、それは違う人なんだけど、地下鉄で人でない者を見かけて、友人に話すが、友人には普通の人に見えるというもの。

2017-01-16 18:41:49
蔵臼 金助 @klaus_kinske

そのライターは怖い話をする人でないので余計に印象に残っていたんだよ。 それは、普通の人々に紛れて、人でない者がいるという話だった。

2017-01-16 18:39:36
蔵臼 金助 @klaus_kinske

いつだったか、『スターログ』日本版に怖い話が載っていたのだ。 怪談特集とかそういうのではなく、何かのコラムについでと言った感じの話を読んだのである。

2017-01-16 18:38:03
1 ・・ 4 次へ