武蔵大学MMS研究会シンポジウム「今さらテレビ? 今こそテレビ?」(2017年1月28日)やや実況まとめ(個人用)

個人的につぶやいたtweetをまとめたものです。すべての発言が反映されているわけではありません。また誤りのないことを保証しません。ご了承ください。 以下 http://www.musashi.ac.jp/sougou/news/20170113-03.html よりコピペ ■日時:平成29年1月28日(土)14:00~17:00 続きを読む
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sknsdys @sknsdys

大川氏:制作はそれがやりたくて入ってきた人間ばかりで、あまりにも自分と資質と意欲が違いすぎてびっくりした。塾の夏期講習に来たような気分。ADから始めたが専門用語でみんなが何を言っているかわかならなかった。そのうち自分が声が大きいと言うことがわかった。

2017-01-28 14:44:32
sknsdys @sknsdys

大川氏:よく声が通るので、カンペの代わりに声を出していると生放送の出演者の方と距離が縮まった。そのうち会社で政変が起こり、最も年上という理由で29歳でプロデューサーになった。

2017-01-28 14:45:53
sknsdys @sknsdys

大川氏:いまでもそうだがお金のない会社で、編集機もない。ランキング動画は手間がかかるがオンエアにすると2分ぐらい。それなら見知った人に出てもらったほうがいい。5時に夢中の枠はプロモーションビデオを流す番組だった。

2017-01-28 14:47:16
sknsdys @sknsdys

大川氏:プロモーションビデオは当時タダ。(しかも)レコード会社からプロモーション費でお金をもらって(アーティストに)出てもらっていた。そうすると制作の意図は関係ない。そういうしがらみを少しずつ切っていった。

2017-01-28 14:48:27
sknsdys @sknsdys

大川氏:有楽町のビックカメラのラジオをやるような小さなスタジオで番組を始めた。中高生向けの番組をやれと言われたが、なまめかしいジャズシンガーなどを出していた。視聴者のニーズに応えていない番組をやるのはどうかと思うようになった。

2017-01-28 14:49:34
sknsdys @sknsdys

大川氏:スポンサーの意図で番組を作っていると制作も伸びない。そして私が初めてお金を出して番組を作ったのが「5時に夢中!」。番組名は五里霧中のもじり。前任者とのしがらみがすべて切れたので、自分の好きな人だけで番組を作ることができた。

2017-01-28 14:50:49
sknsdys @sknsdys

大川氏:ぶっちゃけて言うと1時間の制作費が45万円。そうするとしゃべってもらうしかない。真っ当なプロダクションに入っているタレントさんはギャラが払えないから使えない。そこで文化人。当時文化人ギャラは安かったし、本業があるのでテレビに出ても文句を言わないだろうと思った。

2017-01-28 14:52:07
sknsdys @sknsdys

大川氏:そこで出てもらったのが岩井志麻子さん。そしてマツコデラックスさん。泉谷しげるさんにゲスト出演をお願いしていたが連絡がつかなくなり、司会の徳光さんの息子さんに頼んだところ、「有楽町なら新幹線で間に合うから出ていいよ」となった。

2017-01-28 14:53:46
sknsdys @sknsdys

大川氏:プロレスラーの高山善廣さんに出てもらっていたが、NHKの大河が決まったので1カ月で降ろしてくれと言われていた。高山さんの次にデカかったのがマツコさん。

2017-01-28 14:54:56
sknsdys @sknsdys

大川氏:マツコさんは自身がマイノリティとして生きてきて、MXもマイノリティ。MXに出ることによって自分を諫めている。

2017-01-28 14:55:42
sknsdys @sknsdys

大川氏:私自身経験がなく芸能タブーもわからなかった。知らず知らずやっていくうちに評判になった。運が良かったとしか言いようがない。MXは地上波テレビとインターネットの間だと思う。

2017-01-28 14:57:38
sknsdys @sknsdys

大川氏:MXも20年経ち、しがらみが出てきた。インターネットが出てきて発言をニュースにしてくれる。これがすごくありがたい。広報宣伝費がゼロで認知度がない中で、インターネットのニュースだとほかと横並びになれる。

2017-01-28 14:58:57
sknsdys @sknsdys

大川氏:最近トラブルもあるが、その対処も初めて。「バラいろダンディ」をやっているが長谷川豊さんに去年降板してもらった。最初は番組で触れないようにしていた。ブログで書いたことでなんで番組を降ろさなきゃいけないんだと戦ったが番組で言っていたというオチ。

2017-01-28 15:00:41
sknsdys @sknsdys

大川氏:最近はお叱りを受けることも多くなってきた。今後品質は保証されるがはちゃめちゃな面白さはなくなっていくかもしれない。私は視聴者の意見を全部読んでいる。これからからも視聴者に寄り添った番組を作っていきたい(笑)

2017-01-28 15:02:55
sknsdys @sknsdys

続いて西田宗千佳氏「スマートフォンを境に「テレビ」はどう変化したか」

2017-01-28 15:03:32
sknsdys @sknsdys

西田氏:今朝午前中に千葉からきた中学生に話を聞かれた。「ゼミで発表するのでテレビ離れについてお話を伺いたい」と。こういう話をするときに考えて欲しいのはみなさんの言う「テレビ」ってどれですか?ということ。

2017-01-28 15:04:41
sknsdys @sknsdys

西田氏:テクノロジーの話をすると、いま映像メディアが急速に増えている。動画メディアはテレビと同関係があるのか。これらはPCでもスマートフォンでもテレビでも見れる。いろんなところでいろんなデバイスで見れることが大きい。小中学生はゲー機でも見ている。

2017-01-28 15:06:01
sknsdys @sknsdys

西田氏:単純に過去のコンテンツを見ているのではなく、その場でしゃべっているもの見たり料理の動画を見たり、その場でできる特別な映像を見ている。映像の見方がバラバラになっている。

2017-01-28 15:06:41
sknsdys @sknsdys

西田氏:彼らが言っている「テレビ」は居間にある大きな箱ではない。映像を見る他経験は分散している。

2017-01-28 15:07:10
sknsdys @sknsdys

西田氏:このグラフはJEITAのテレビ出荷台数。37型以上はリビング向け、29型以降は個人向け。2011年の地デジ移行でドカッと伸びた。そのあと大型は回復したが 小さいものは回復していない。世界中で売れているテレビの6-7割は小型。

2017-01-28 15:09:06
sknsdys @sknsdys

西田氏:80年代以降、一部屋に一台という流れを考えたら小型テレビが増えるのは当たり前だが、実際には減っている。大型テレビ、4Kテレビは好調で伸びている。しかし個室テレビは減っており、個室にテレビがない家が増えてきている。

2017-01-28 15:10:23
sknsdys @sknsdys

西田氏:個人として接触するテレビが消えかけている。さっきの中学生の部屋にテレビはなく、一人ではテレビを見ないという。ちなみに雑誌も一冊も買っていない。3代以上のメディア体験とは全然違う。

2017-01-28 15:11:23
sknsdys @sknsdys

西田氏:2011年というのはスマートフォンの普及が始まった年。個室のエンターテインメントはスマートフォンになり、テレビが壊れたらスマートフォンでいいよねというようになってしまった。

2017-01-28 15:12:18
sknsdys @sknsdys

西田氏:若い層しか見ない番組の落ち込みが激しくなっている。エンターテインメントにおける映像の比率はあまり変わっていないが、若者はテレビを見ないのでスマートフォンでYouTubeなどを見ることになる

2017-01-28 15:13:35
sknsdys @sknsdys

西田氏:博報堂メディアパートナーズのメディア接触時間調査。10代と40代のグラフの形がまったく違う。スマートフォンで起動するアプリ、映像などが10代・20代にとってはテレビのファーストメディアの地位を脅かしてる。10代・20代とって、スマーートフォンで見られないことは機会損失。

2017-01-28 15:15:14