- mizunotori
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「そういうことを描いて面白いのか」と言われるかもしれないけど、面白いんだよ、これが。 たとえば語り手(リザードマン)は人間の女の子の水浴びを見るんだけど、当然、まったく欲情したりしない。だってリザードマンから見たら、人間なんてものすごく醜い生きものだから。
2017-02-05 17:24:51ただ、女の子が何日も汗まみれで悪臭(リザードマンにとっての)を放ってたもんで、ごしごしこすってやるわけ。全裸の女の子の、特に臭いを放つ箇所を念入りに。 語り手であるリザードマンにとってはごく普通の行為なんだけど、人間である読者にとってはめちゃくちゃエロい(笑)。
2017-02-05 17:31:08異世界ファンタジーもいいんだけど、「異世界らしさ」「モンスターらしさ」みたいなものを表現しないと、せっかくの素材がもったいないと思うんである。 そのへんは、今連載している「料理を作るように小説を書こう」でも書いてることだけど、tsogen.co.jp/np/isbn/978448…
2017-02-05 17:38:50小説を料理にたとえれば、アイデアは料理の素材であり、それが美味くなるかどうかは調理法しだい。高級食材であっても調理法を間違えたらダメな料理ができるし、道ばたの草でも、その素材の味を引き出すようなレシピを思いついたら美味い料理になる。
2017-02-05 17:45:52異世界ファンタジーというのは、ジャガイモや卵のように、いろんなレシピを許容する素材だと思う。で、そのレシピが美味いかどうかは、実際に食べてみないと分かるわけがない。 なのに素材だけ、あるいはレシピだけ見て「そんなのは不味いにちがいない」と決めつけちゃいかんと思うんだよね。
2017-02-05 17:52:05もちろん、世の中にはジャガイモ嫌いの人や卵アレルギーの人もいるから、そういう人に強要しちゃいけないけどね。 あと、レシピは正しくても料理人の腕が下手で、生煮えだったり砂糖の分量を間違えてたりする場合もあるしね(^^;)。
2017-02-05 17:55:12だからさ、〈パンツ大好きな主人公が、パンツを開発するために経済的問題に立ち向かう!〉という小説だって、僕は読んでないけど、もしかしたら、読んでみたらすごく面白いのかもしれない。 読みもしない小説を「こんなものはダメだ」と拒否する愚だけは犯したくないと思う。
2017-02-05 18:02:27読んできました! すんげー面白いです! げらげら笑いました! 今までこういうタイプの話がなかったのが意外なぐらいですね。
2017-02-05 18:37:13