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【エチオピア=ジブチ鉄道】 アフリカの数少ない独立国であったエチオピアが20世紀初頭に近代化の一環として建設した。2013年より中国の支援の下で大規模な改修が行われ、高速走行が可能な電化路線として2016年に再開業した。近年中国は、アフリカでの鉄道輸出や建設を積極的に行っている。
2016-12-10 21:05:24歴史
アフリカの鉄道の歴史は19世紀の欧米列強による植民地統治の時代までさかのぼります。英仏を中心とした大国の対立の狭間で、アフリカの植民地拡大と同時に鉄道建設が進められてゆきました。現在存在する殆どの鉄道が、植民地統治時代に建設されたものを前身としています。
ちなみに、アフリカの鉄道に狭軌の路線が多いのもこれに由来しており、旧仏領は1000mm、旧英領は日本と同じ1067mmが多く採用されています。
近年は異なる軌間の混在が問題視されており、標準軌で敷き直される事例も存在しています。
【ケープ=カイロ鉄道】 20世紀初頭、英国は植民地相セシル=ローズが推進するアフリカ縦断政策・3C政策の一環としてカイロとケープを繋ぐ大陸縦断鉄道の建設を開始した。しかし、複雑な地形と度重なる戦争での財政難が建設を阻んだ上、次第に沿線の国々が独立していったため全通しなかった。
2016-12-10 12:29:04【マタディ=レオポルドヴィル鉄道】 現在のコンゴ民主共和国にあたる地域はかつてベルギー王レオポルド2世の私有地とされ、過酷な支配が行われた。この際、輸送効率化のため現地人を動員して鉄道が建設された。英国の探検家スタンリーは「鉄道がなければ、コンゴは1ペニーの価値もない」と評した。
2016-12-10 11:04:47レオポルド2世の支配は利益の回収を優先するあまり「ノルマに達しない黒人労働者の手足を切る」など残虐なものとなった。これにより先住民の人口は大幅に減少した。やがて英国を中心とした国際世論による国王批判がなされると、国王はコンゴの統治を国家に移譲せざるを得なくなった。
2016-12-10 12:01:27【仏領西アフリカの鉄道】 アフリカ横断政策により西部アフリカ地域の大半を「仏領西アフリカ」として統治下に置いた仏国は、主要な地域を繋ぐ鉄道網の建設に着手した。大規模なものにダカール、ベナン、アビジャンのそれぞれの港とニジェールを繋ぐ路線があったが、いずれも建設が中断した。
2016-12-08 23:09:04その他
【ジンバブエの鉄道】
準備中
【ビクトリアフォールズ橋】
準備中
【エリトリア鉄道】