【グランクレスト大戦】黒套騎士譚②【異聞絶望】

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Lunaalbes_Deseo 示された画面を、騎士はふーんと眺める。 その後の質問には暫し考えた後に答えた。 「タソガレ？いや、其処とは違うね。道でも間違えたんじゃないかな？撮影……かは、うーんと、ちょっと守秘義務で内緒ってことで。まぁでも部外者が居て良い場所では無いよね」

『リヤン』@中影SGO(現代) @Lunaalbes_Deseo

@gc_340K 「うそ！」 少女はパンを喉につかえそうになった。その後、急に弱気になる。 「わたし黄昏町に行きたいんだけど。道分かる？　ってかここどこ？　ってかこれからマジどうしよう」

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Lunaalbes_Deseo 「いや……分からない。でも、取り敢えず此処のうるさい地帯を抜けるくらいまでは案内できるけど。その後はまぁその……頑張れ！旅にトラブルはつきものだ！」 少女の混乱を打ち消す為か、あるいは適当なだけなのか。 騎士はぽんっと少女の肩を叩く。

『リヤン』@中影SGO(現代) @Lunaalbes_Deseo

@gc_340K 「ありがと……ちょっと元気出たかも」 少女は空元気を出した。 「ラコートのオッサン、親切なんだね」

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Lunaalbes_Deseo 「いやいや、それほどでも。……好奇心が人一倍なだけだよ。面白そうな事だと首を突っ込みたくなるだけさ」 そう茶目っ気のある顔で騎士は答えた。 「じゃあそろそろ行こうか。10分も歩けば道に出られると思うし」

『リヤン』@中影SGO(現代) @Lunaalbes_Deseo

@gc_340K 「マジ助かる」 少女はついて行く意志を示し、警戒心が緩んだので名前を名乗った。 「わたしユイ・クロゴ。助けてくれてありがとラコートのオッサン」

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Lunaalbes_Deseo 「どういたしまして、ユイ君」 そう言うと先導して歩き始める。 「足元とか気をつけてね。あと、枝はざっくり払うけど帽子とか落とさないように」

『リヤン』@中影SGO(現代) @Lunaalbes_Deseo

@gc_340K 「大丈夫大丈夫」 ユイはスマホが使えないことを思い出し、スマホや食べかけのパンやジャーキーをバッグにしまった。 この辺りで〆ですかね？

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Lunaalbes_Deseo はい、〆な感じでお願いします。 ありがとうございました〜。

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

【戦闘／戦功９】最前線でラコート@同盟は、好敵手にふさわしい強敵と激突！　この診断結果は特別に、他の勢力からの支援を受けられる。その場合ＨＰ－６、ＳＰ＋１０。でなければ一時撤退しＨＰ＋７。 #GC異聞絶望 #黒套騎士譚 appli-maker.jp/analytic_apps/…

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

【5/2】 ラコート 同/君 HP:38(-6→-1 -2) SP:97(+10) 戦功:81(+9) 調査点:14(+3) 握手:1 邂逅の証:6 支援:済 ▲いわくつきの武具 ▲呪われた武具 戦以外-1 #黒套騎士譚

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K （連合魔法師支援します！　来ちゃった♡） 「……おぉい、そこの、アンタだよ。アンタ」 それは本当に偶然の事。戦場で、見覚えのある姿を見つけたのだ。トン、トン、と薙刀で自分の肩を叩き、その薙刀をビシッと突きつける。 「まさか忘れたとは言わせねえけど。ここで会うなんてなあ」

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@GC_hidane (いらっしゃいませ♡) 「おや、少年。息災で何より」 突きつけられた刃にも怯まず、穏やかな物腰のまま騎士は答える。 「話は《屍肉喰い》から聞いている。一先ず、家庭問題の解決おめでとう。その様子だと、色々と吹っ切れたようだな」

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K 「……あぁ、吹っ切れたよ。吹っ切れたら、まず一つの結論にたどり着いた。聞いてんだったらいいな」 刃を真っ直ぐに突きつけ、ラコートを睨む。 「なら再度言う。アンタに渡すものは何もない。その小奇麗な顔、1回心ゆくまでぶっ飛ばさせろ」

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@GC_hidane 「中々過激派だな少年。あの狂信者なような物言いをする。覇気の無かった様からは想像もつかん」 その視線を上機嫌そうに受け止めながら、騎士は刃を構えた。 「今更、君から何を奪おうとは思わないが、それほど望まれるのならば応えない訳にはいかないな。 君の挑戦を受けよう。来るがいい」

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K 「あぁ」 後ろに飛びのき、腰を低くして薙刀を構え直した。ここで、連合アヅマの名は、出さない。 「幸福愉快国ヴィルダリオ、領主、シリウス。いざ尋常に、手合せ願う！！」 ガン、と地を蹴った。重力操作を使用してスピードに乗る。途中で体を回転させ、跳び、斜め上から薙刀を振るった。

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@GC_hidane 「大工房同盟が騎士。ラコート・マルタイユ。いざ、参る！」 簡潔な口上。 それが言い終わるや否や、上空から斬撃が襲い掛かる。 反射めいた速度で薙刀を斧槍の柄で受け止める。 「ほう、前は使わなかった手だな」

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K 「俺だって成長すんだよっ！」 ガン、と斧槍の柄で薙刀を弾いた勢いで後退しそのまま『飛ぶ』。物理法則を無視した速度でラコートの後ろに回った。 「俺は今日、お前を倒して、もう一歩成長する！」 前出会った時のように『無理』とは一言も言わなかった。突きの姿勢で、ラコートに突っ込んでいく。

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@GC_hidane 「それはそうだ。人の子だからな」 騎士は目で少年の姿を追う事なく、気配だけで判断を下したようであった。 振り返りざまの切り上げ。 「だが、易々と越えられるのは癪だな」 両手でしっかりと握られたそれを弾き飛ばすには不十分だが、切っ先と勢いは避けるのに十分な程度に逸らされている。

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K 「くっ……」 『ぁ痛っ』 容易にかわされた。だけれど、決して離さない。首なし騎士も、召喚しない。 この手で勝ちたいのだ。 距離を取り、息を吐く。薙刀を、強く、強く。 「……もう、俺は復讐の兵器じゃない。ヒトだ。だから、ヒトとしては『初めて』あんたと相対する」 →

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K ぎゅ、と薙刀を強く握って走った。負けてもいい。這いつくばってもいい。 「くおらぁぁあぁあああぁあ！！」 絶叫した。強く！ 強く！ 薙刀を振る腕に力がこもる。横凪ぎに勢いよく振ると、激情に引きずられた雷撃が薙刀にまとわりついた。青白い残滓を残しながら振るわれる。

らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@GC_hidane 「あぁ、虚ろな人形よりはヒトの方が……刃を交える甲斐はある」 絶叫と共に振るわれる紫電の一閃。 騎士は聖印を武器に纏わせ、その一撃を受け止めた。バチバチと爆ぜる雷電は斧槍に触れた所から混沌を浄化され消えていく。 膂力に任せて押し返し、そのまま追撃の振り下ろしを放った。

『青狼の星』シリウス@異聞連魔 @GC_hidane

@gc_340K 「っ……く、そぉ！」 動け。振り下ろされた斧槍を、どうにかこうにかの力で持ち直した薙刀の柄で防いだ。ギリギリと、力に耐え切れず腕が震えて、だんだん腕が下がって来る。 「アンタ……ッ、何であの時、父さんを欲しがった。俺を殺してでも奪おうとした。アンタも復讐者の一人なのかっ……？」