執事のキミに

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

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みやっ子 @miyawords

『お嬢様？今までどちらに？』 「あの…友達と遊びに行ってました、、」 『こんな夜遅くまで、何も連絡しないなんて…ほんまにアホですね？』 と言う感じで横山執事には門の前で待ってて欲しいです。 #関ジャニで妄想 #エイトで妄想 #執事はエイト pic.twitter.com/nGsU0TrtoQ

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ゆずなぎ @yuzukinagi_you

① 私の家には執事がいる 『お嬢さま、今日はどちらに？』 「友達とランチの後、ショッピングに行きますけど…」 黒縁メガネを長い指で押し上げ 『あんまり遅くならんとって下さいね』 私を覗き込むこの執事に 「分かってます…っ」 私はいつも翻弄される #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

② ずっとそばにいてくれた彼に対して最近胸の奥らへんがキュッと感じることが増えた。 「気のせい…気のせい…」 おまじないみたいに唱えながら、門を出ようとした時 『お嬢様』 「な、なにかっ…」 『お気をつけて』 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

③ 「行ってきます…っ」 ちょっとした仕草や呼びかけに、思わず構えてしまう 私１人だけが、こんなの…なんだか悔しい でも、きっと彼は私に興味はないの… だって彼にとって、私はお嬢様でしかないんだもの そう思いつつ、友達との待ち合わせ場所へ向かった #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

④ 友達とは笑いが絶えない話で盛り上がった。 友達と解散した時刻はもうすぐ23時を迎えようとしてた。 「さむ…」 もうすぐ春がくるのも嘘みたいな寒さ。 門をくぐって大きい玄関を開けた瞬間 『おかえりなさいませ、お嬢さま。』 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑤ 「ただいま」 いつも通り彼に応え、部屋へ戻ると コンコンっ 『お嬢様、少しよろしいですか？』 「えぇ」 『失礼します』 一礼して入ってきた彼 どことなく雰囲気に違和感を覚えた 『失礼ながらお嬢様…こんな時間まで何してはったんですか？』 #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

⑥ 彼のその目線に“やばい”と感じる 「あの…その…友達と盛り上がっちゃって… …気づいたらこんな時間に、、、」 そういうと、はぁ…とひとつため息を零す。 『お嬢様… 俺がどんだけ心配したかわかりますか…？』 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑦ ゆっくりと詰める距離 『連絡出来ん程、大変な目に合ってるんかもしれへん思て…生きた心地しませんでしたわ』 ベッドに座る私の前で足を止めると 『それに…何ですか？この煙草の匂い』 ｢え…？｣ 『気に入りませんわ』 ぐいっと顎を持ち上げられた #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

⑧ 『むちゃくちゃにしてもええですか…？』 むちゃくちゃ…？ 考えてた途中にも関わらず、唇を塞がれ経験したことのないふわふわした何かが身体中をかけめぐる。 「っは…」 『あー…お嬢様。 こういったキスは初めてでしたね』 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑨ 慣れた仕草で黒縁メガネを外し 『心配せんといて下さい』 胸ポケットへ仕舞うと 『俺がゆっくり教えてあげますから…』 再び唇が重なる ｢んぅ…っ｣ 啄む様なキスから ｢…ふ…っ…｣ 段々と深く絡みつくキスへ変わっていく ｢は、ぁ…｣ #ゆずみやコラボ

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⑩ 苦しいがこの変な感覚に酔ってると唇が離れて新鮮な空気が入って来る。 『そんなに良かったですか？』 ニヤッと笑って優しいキスを１つ。 それと同時にゆっくり彼が私の服に手を入れてやわやわと胸を揉まれ甘い声が漏れる。 「んっ、…はぁ」 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑪ やだ…こんな声…っ// 自然と零れる声に増していく恥ずかしさ ｢…っぁ、ん…っ//｣ それでも彼の指先から与えられる刺激に ｢や…ぁ、んん…っ//｣ 身体は素直に反応するばかり 『…可愛ええ声、もっと聞かせて下さい』 #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

⑫ そういうと、どんどん手が下に伸びて来る 「んっ、…っゃ、だぁ」 『綺麗ですよ、お嬢さま、』 恥ずかしい部分を舐められて、 意地悪そうな笑顔を浮かべる横山と目があった。 『見てください、これ』 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑬ 指で掬った蜜を目の前に差し出し 『こんな溢れてもて…やらしいですね』 まるで誘うかの様に彼の唇が指を滑っていく ｢っ//｣ その光景があまりに艶っぽく目が離せない 『…そんな顔せんといて下さいよ』 耳元でそっと 『…止まらんなる』 囁いた #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

⑭ 『お嬢さま…』 色気たっぷりの視線と 怪しく光る唇 「……よこ、やま、、」 その一言だけ言うと、 『… …これで懲りたやろ？』 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑮ スッと離れていく身体 「え…？」 私にシーツを掛け 『男はいつ狼になるか分からん、て事です』 取り出した眼鏡を中指で直す 『…お嬢様は無防備すぎやし、雰囲気に流されやすいんやから気ぃつけて下さい』 …そ、か。私に教える為、だったんだ… #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

⑯ 困惑してる私の身なりを整えながら、 『それと…また門限を過ぎるなんて事あったら、そん時は覚悟しといて下さいね』 そう言いながら唇に人差し指を当て 『…それでは、ごゆっくりお休みなさいませ』 と普段通りに部屋を出て行く。 #ゆずみやコラボ

ゆずなぎ @yuzukinagi_you

⑰ 扉の奥へ消えていく背中を見送ると 「も…っ、横山のバカ…っ//」 耳まで赤く染まった顔を枕に押し付けた 熱を帯びた視線 余裕のない表情 乱れた吐息 どれも見た事の無い横山ばかりで 「…っ//」 さっきまでの行為が頭にこびり付いて離れない #ゆずみやコラボ

みやっ子 @miyawords

⑱ ______3日後 『お嬢様、どちらへ？』 ｢…と、友達とディナーを…」 どんどん迫ってくる横山に後ずさりするしかなく、背中に冷たい壁を感じた瞬間 『遅くならないうちにお帰り下さいね？』 と耳元でふわりと囁かれた。 fin. #ゆずみやコラボ