JASRACについてのデマ・真偽不明情報、中傷情報に物申してみるまとめ

「JASRAC相手ならどんな悪口でも信じる人」「JASRAC相手ならどんなデマを言っても許されると思ってる人」「JASRAC相手なら誹謗中傷・名誉毀損に近い事をしても許されると思っている人」そんな人達をまとめました。この人達はデマッターを笑えるのでしょうか。
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るる @qqq68nnd

@yokoyama_bancho 集めた金の7割を退職金の積み立てに使ってるJASRACさんお元気ですか?貴方が作った地獄は今日もこんなに元気ですよ?ご満悦ですね?

2017-05-19 20:43:08

これも前述の手数料の料率を知らないからこそ言えるデマですね。

エリホ(たぶんカメラマン) @erihou

舞台カメラマンや作品撮りしてるフリーのカメラマンです。

エリホ(たぶんカメラマン) @erihou

@yokoyama_bancho 著作者の権利を守るのは大切だけど、ジャスラなんちゃらはハッキリ言っていらない。奴らが私腹を肥やしてるだけ。 昔は町中に歌があふれていた、みんなが知っている流行歌もあった。歌が廃れてしまったら本末転倒なのに利権団体の奴らは分かってない。

2017-05-19 20:20:42

今だってスーパーやデパート、ショッピングモールでは音楽が流れています。お店の中でUSENが流れていることなんてしょっちゅうです。
そして最近の流行歌というのはだいたい若い人たちが盛り上がっているものなので、単純に年を取って流行に疎くなっただけなのでしょう。

実際のところ、まとめ主も、コレを見ているみなさんも、みんなJASRACの恩恵を受けているはずなのです。しかし、それに気づいていない、もしくは見て見ぬふりをしている人が多すぎると思い、このまとめを作りました。

例えば……

・テレビ局やラジオ局はJASRACと包括契約を結んでいるため、JASRAC管理楽曲が使い放題です。そのため、番組の主題歌だけではなく、BGMやジングルとしても、JASRAC管理楽曲を沢山使っているわけです。例えば江頭2:50がTVで登場する時に布袋寅泰の「スリル」を使えるのも、「ごきげんよう」で小堺一機がサイコロを振る時に薬師丸ひろ子の「ハードデイズラグ」の一部を使えるのも、使い放題になっているから気軽に一部を切り取ったりして使ってしまえるわけです。

カラオケもJASRACやJRCなど、著作権管理団体との契約を結んでいるために楽曲を使用できます。JOYSOUNDなどは一部の(権利信託されていない)ボカロ曲を収録した際、「著作権利用料の受取を放棄する」ことを条件としました。これはJASRACやJRCなどが行えている全国的な集計・契約事務が、個人であるボカロPには困難であることを鑑みたものです。

「カラオケの鉄人」など、企業として個別に権利者への利用料分配を行うカラオケ店もありますが、全国的に考えればごく少数です。カラオケで歌われたことでJASRACを通じて権利者に入る著作権料はとても重要な額になることがあり、そのため「カラオケ店」と「JASRACに権利を信託している権利者」の両方にうま味があるためにあのような圧倒的な収録楽曲数を実現できているのです。
ニコニコ動画やYoutube等の動画サイトJASRAC等の権利団体と包括契約を結んだため、歌い手やボカロによるJASRAC管理楽曲のカバーや、「演奏してみた」などが自由にできるようになっています。

・飲食店などで流れる有線放送は、USENが著作権料をJASRACに支払い、楽曲を流す許可を取っている形になっています。そのため、様々な楽曲を様々なチャンネルで流せるようになっているわけです。

……これらはJASRACの恩恵と言っても過言ではないと思っています。

なぜなら、JASRACがなかった場合、使いたい楽曲があったらいちいち、その権利者に連絡を取って、権利者ごとの対応を待ってからしか使えないからです。

同じように、権利者側としても、一つ一つの問い合わせに自分たちで対応しないといけないため、人気作家であればあるほど、事務作業の負担が大きくなってしまうでしょう。

確かにJASRACのお金の取り立て方は一般人からしたら不快な部分もあるかもしれませんが(というか私でもおいおい…と思う部分は多少ありますが)、それだからといって、恩恵の部分から完全に目をそらし、有る事無い事言いふらし、不倶載天の悪であると認識しながらニコニコを見たりカラオケに行ったりテレビの歌番組を見たりするのは、滑稽でしかないといえるのではないでしょうか。

ほんの数人でもいいので、このまとめでJASRACに対するデマを言うのを思いとどまったり、認識を改めたりしてくれる人が出てくれることを祈ります。

JASRACに対するデマが加熱するにつれて、一番ないがしろにされているのは、作詞家、作曲家、そういったクリエイター達なのであるということも、できれば知ってほしいです。