【2017.05.25】立命館大学がpixivの公開制限R18作品を「猥褻・有害な表現」として無許可で公表した論文について(随時更新)
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↓立命館大学にも倫理について規定があるようです
◆固定ツイ(とその下に続くリプ欄)・画像欄で常習アカウントが確認できます。現在は不定期でツイートしています。
人を対象とする研究倫理|研究倫理|研究・産学官連携|立命館大学 ritsumei.ac.jp/research/appro… 立命館大学における「人を対象とする研究倫理」に関するQ&A(暫定版) ritsumei.ac.jp/file.jsp?id=23… 研究倫理に関するページありますね
2017-05-25 03:17:50Q&A暫定版 A6より引用 >本学指針において「研究者が、個人の情報またはデータ等を収集・採取するときは、 予め研究対象者の同意を得ることを原則とする」と定められており、また、原則として文書にて同意を受けることが求められております。
2017-05-25 03:22:10拡散され続けているので念のため追記しますが、今回のケースが、この「人を対象とする研究倫理」「個人の情報またはデータ等を収集・採取するとき」に該当するのかどうか自体は、私には不明です。 (両論見かけていて、現状、既存の規定には該当しないのではないかと考えています)
2017-05-26 12:55:50……………………
立命館大学のpixiv無断引用論文の件ですが、 例えば貧困研究の論文で生活保護世帯の名前を載せていたら問題になるのは当たり前ですし、 個人を特定できないような形での引用は容易なのだから、 それを怠ったのは問題だとしか言いようがないです。
2017-05-25 17:14:51倫理原則の一つとしての「ハラスメントの回避」は基本、対象者への暴言、嫌がらせ、高飛車・傲慢な態度、セクシャルハラスメント等の回避が主だけどつまるところデータ収集にはそういう「倫理的な一般常識」にプラスして「社会調査の専門知識」の両方が必要で基本的な話のはずなのになぜ!?!って思う
2017-05-25 00:37:19とりあえず一連のピクシブに投稿されたR-18の同人を引っ張ってきて引用した立命館の論文については 立命館の倫理調査委員会も、そして論文を書いた本人も、さらに論文を発表する許可を出した教授陣も、全員社会調査法からやり直してこいとしか言いようがないな
2017-05-25 01:58:18↓反論
本人を対象とした訳でなくあくまで表現物が研究対象なので、従来の考えで言えばそういうのを「プライバシーで守られるべき個人情報」とは言えん。インフォームドコンセントは不要。
2017-05-25 13:36:08なんだけど、web小説ってちょっとその辺著者の意識が通常書籍とは結構相違があるので、まあその辺をどう考えていくかってのは今後の課題ではある。
2017-05-25 13:37:10例えば医学論文で標本調査した場合は当然患者名は伏せる訳なんだけど、それは「病歴」が「プライバシーで守られるべき個人情報」と考えられてるからな訳だ。「webで不特定多数の人間に公表した小説」がそういう個人情報に当たるか否か、という話なんだよな。
2017-05-25 13:46:23ツイートやブログの日記とかはビッグデータ解析の分野で「個人情報」的に扱ってる感はある。ユーザーIDとかは基本伏せる方向だと思う。逆に公的に出版された書籍の場合はむしろ「使用した標本」として明記するのがベターって扱いのはず。 web小説がその中間点として扱い難しいねって感じ。
2017-05-25 13:53:04今回の件、表現物を対象とする研究としては仕方ない面もあるが、それはそれとして、その研究によって研究対象に生じるリスクを回避し、その価値観を可能な限り尊重するという点とは両立するよね、という感じかなぁ。後者の点は書籍媒体ほど議論はなされてないだろうし、分けて考えたほうがいい気もする
2017-05-25 13:49:55あぁ、これがすげーまとまってるし的を射てる。「人」を研究するなら同意を得る必要があるし「世間に公表された作品」なら普通は必要ないんだけど、「自分の周りの比較的クローズドな間柄で公表することを前提にした作品」は前者と後者の線引きが難しくなるよね。
2017-05-25 18:20:15■「法律」や「ルール」ではなく「配慮」が問題では?
58+4歳女子高生。レコードと昔話と人の悪口。
※PsycheRadio (@marxindo)さんは、帯広畜産大学の渡邊芳之先生
ソース→https://twitter.com/psy_collab/status/762292493094297600
「引用ハラスメント」といったのは冗談ではなくて,学術目的で正当な引用であっても引用する側が「配慮」をしないと引用された側が苦痛や不快を感じる,その苦痛や不快の責任は引用する側にある,という論理はいまの世の中なら普通だと思いますラジ。
2017-05-25 18:59:26@chihirobelmo これたとえば心理学者なら最初からそこにそれなりに配慮して研究計画や発表の仕方を考えると思うんですよね。今回問題になった方々はもともと情報のほうが専門で「人間を研究する」畑の人ではないのでは。
2017-05-25 19:05:11自分は、片方の査読者にからは「B〔少しの修正で掲載可〕」の評価、もう片方一人の査読者には「この論文はC〔大幅な修正が必要だが〕の評価ですが、もう査読したくないのでD〔掲載不可〕の評価にしました」と明記され、そのままリジェクトされたことがありますね。古市さんも論文を掲載している某誌 twitter.com/marxindo/statu…
2017-05-26 10:20:13「査読にハラスメント要素がある」ということはもう10年近く前から言われていて、じっさい心理学では投稿者から「この査読はハラスメントではないか」という訴えがあって編集委員会などで検討した例を2例知っているラジよ。
2017-05-26 09:50:17調査はされるほうは迷惑なんだ、というのは当たり前のことのようだけど研究指導でいくら説明してもわからない人にはわからないことなのラジよ。「意義のある研究だし」とか「みんな喜んで答えてくれてるし」とか必ず言い出す。
2017-05-29 06:58:41研究者が研究として書いたものの引用を「失礼だから」「不快だから」拒否するなんてことは誰も言っていないわけで,研究者じゃない人,とくに生業として文章を書いているわけではない人が書いたものについてどうなのか,という話で,そこには簡単に判断できない領域がかなり広く存在するという話。
2017-05-26 12:42:08