昔の炊飯方法「湯取り飯」を試してみた
先日、めっこ飯になった炊き込みご飯のリカバリーをした時、芯のあるお米を蒸したことで、なんとなく中世以前の炊飯方法を試したくなった・c・
2017-05-20 22:46:20休みが降ってわいたので、気が変わらないうちにやってみよう。なにより水の量を計る必要がないガバガバなやり方でも問題なさそうなのが宜しい(←…
2017-05-20 22:55:46しかしながら、どちらも「大量の湯で米を煮て、ある程度火が通ったらお湯を捨ててザル(または甑)に移して蒸す」としか書いてない。書いてないってことはこのとおりていいのかな・c・
2017-05-21 11:17:18てことで、 1)お米がかぶる量の3倍くらいのお湯で煮る 2)お米をザルにあけて、煮た湯は捨てる 3)きれいな水を用意して、蒸し器で充分火が通るまで蒸す て、わりとそのまんまの感じでいいのかなあ… とりあえず1合くらいで試してみよう。
2017-05-21 11:24:11昨日の帰宅中に「蒸す炊飯なら、おこわと何が違うん?」という疑問が出たけれど、おこわはもち米主体で、湯取り飯はおそらくうるち米が主役なんでしょう。きっと・c・;
2017-05-21 11:32:54根拠は「穀類を蒸して粒食するのは華北の伝統」というくだり→中国米≒ジャポニカ米→日本でも湯取り飯やってる→日本のうるち米で良いのでは? という適当な考察
2017-05-21 11:37:38さて、本題の湯取り飯。仕方は簡単、お米を適量用意して、それを多目のお湯で茹でる。ある程度火が通ったらザルにあけ、その後は芯がなくなるまで蒸すだけ。
2017-05-26 15:26:36通常の炊き干し法に対しての利点は、水もお米も、きちんと計量する必要がない。ので、手元に茹で、蒸しができる設備されあれば、計量器がなくても問題なく炊飯できる。
2017-05-26 15:28:41お米は千葉産コシヒカリを使用、計量は普段以上にアバウトに1合ちょっと、とした。まともに計っていないのは意図的でもある pic.twitter.com/4zOvXa5Pmo
2017-05-26 15:30:10このあたりは記述にはないけど、一応かるく洗米した。といってもこのあとお湯捨てるし、現代日本の精米技術ならゴミが混ざっていることは稀なので、多分ここはしなくても良いかと pic.twitter.com/Yobqeind2J
2017-05-26 15:31:45適当な分量のお米に、これまた適当な分量の水を加えた。敢えて全く計量はしていない、ただし少ないと単純にお粥になってしまうのでかなり多目にはしたつもり pic.twitter.com/EnGThArfRs
2017-05-26 15:33:11そのあとフタを取って弱火で煮る。15分くらいかけたけど、これはちょっと長かったかもしれない pic.twitter.com/pQvktDwr5X
2017-05-26 15:34:24半煮えの状態でザルにあけたつもりが、結構火が通っていた。まだ芯はあるので、ここから蒸し。となれば、茹で時間はもうすこし短く(5分~10分程度)ても良かったかもしれない… pic.twitter.com/7OmJrtogbS
2017-05-26 15:47:10ザルにあけてから15分くらい蒸して炊飯完了。雰囲気はかなりしっとりとしてて、全粥から汁気を抜いたような感じ pic.twitter.com/anyjGYIPOu
2017-05-26 15:49:55