電書ラボ公開セミナー2017第1回 電子書籍のセキュリティの現状と事例紹介まとめ

DRMとは。Digital Rights Managementの略。デジタルコンテンツを海賊版から守る仕組み。デジタルは複製が作りやすく、劣化しない。一度拡散されてしまうと対処できない。最近はFreeBooksという海賊版サイトが話題になった。#densholab
2017-05-30 18:36:26
FreeBooksが閉鎖された理由はP2P共有サイトが閉鎖されたからではないかと言われている。コンテンツの供給元を絶たないと海賊版サイトの対処は難しい。 #densholab
2017-05-30 18:39:27
DRMの仕組み。基本は暗号化と鍵配信。複製防止のキャプチャブロックを組み合わせている例もある。 #densholab
2017-05-30 18:40:58
キャッシュを残さずに配信鍵を残さず配信、閲覧させる方法のひとつが専用閲覧アプリ。また、クリップボード監視とブラックリストによる監視で画面キャプチャを制限しているケースも。 #densholab
2017-05-30 18:43:22
DRMの問題点。ユーザーの利便性の低下。ファイル管理の権限がユーザーにない。自由にビューアを選べない。ユーザーの利便性とコンテンツ保護のバランスが大事。最近やっちゃった有名な例がhulu。hdcp環境でしか見られなくしてしまったことで炎上。#densholab
2017-05-30 18:47:35
今までできていたのに急に制限を強くしてしまうのは特に問題。コンテンツ保護のソフトな方法としてはソーシャルDRMなどがある。コンテンツ内に購入者の個人情報を埋め込むなどしておき、海賊版として技術的には出せるとしても出したくないと思わせる。#densholab
2017-05-30 18:51:54
publicでpersonalなもの。コミックや書籍などの一般商業書籍。なるべく簡単で利便性の高いDRMが求められる。対極が社内文書など。強固で柔軟性の高いDRMが求められる。#densholab
2017-05-30 18:55:19
corporateだがpublicなもの。企業の公開文書など。アナリスティックス情報が欲しい。改竄は抑止したい。privateでsecretなもの。カルテなど個人情報の絡む文書。#densholab
2017-05-30 18:57:45
専門書籍などはDRMについてはまちまち。書き込み、マーカー、アノテーション情報を入れたいなど様々なニーズはある。#densholab
2017-05-30 18:59:10
配信後にライセンス条件を更新したい、配信後に閲覧を止めたい、コンテンツを部数を制限して印刷させたいなど、柔軟なライセンス情報管理が求められている。#densholab
2017-05-30 19:01:07
気づいた時点で配布済PDFなどのライセンスを遠隔停止する、というのは現実的なんだろうか。 #densholab
2017-05-30 19:01:28
アナリスティックスログの取得。開封ログで先方が読んだかどうかの確認をしたい、読み放題サービスで印税分配の根拠にするなどニーズがある。また電子雑誌などではページごとの閲覧数、滞在時間などを取得し、次回以降の紙面づくりの参考にしたいという話もある。#densholab
2017-05-30 19:04:08
主に教育方面からの要望として、読書情報の同期がある。アノテーション情報を自宅の端末と同期して授業に役立てる。 #densholab
2017-05-30 19:05:51
コンテンツの横断検索。学術書、マイクロコンテンツ販売でニーズがある。従来はDRMがかかっていると暗号化の関係で難しかった。今開発を進めている。#densholab
2017-05-30 19:07:11
atndの紹介、bookendが誤字ってbookedになってるね。atnd.org/events/88128 #densholab
2017-05-30 19:09:14
ソーシャルDRMでMP3配信というのもあるのか。ID3タグに利用者情報を入れてるのだろうか #densholab
2017-05-30 19:27:48
今後DRMに求められること。様々な形態に沿った柔軟なセキュリティ。閲覧情報の把握やアノテーション情報の把握など管理されていることのメリットを生かした読書体験の向上。より柔軟なDRMへ。#densholab
2017-05-30 19:33:52
むずかしいはなしだ() 「DRMが避けられないものなら、APIが公開されていてクライアントや書棚を自由に作れたりするほうが、まだましでは」 #densholab
2017-05-30 19:58:13