「女性向け異世界転生ものではお店ものが多い」…という話かと思ったら「異世界転生しないお店もの」の話だった

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

文芸評論家の方たちや出版社社長と話している中で、「男性と女性は、転生モノのストーリーラインが違う。男性向け作品は死んで異世界に生まれ変わる転生ファンタジーだが、女性向け作品は食えなくなったところを自営業の店に拾われて、店モノ・料理モノになる」との結論に至り、色々と慄然とした。

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

同じ転生ジャンル・自分探しジャンルであったとしても、男性向け作品は思惟が残れば肉体に執着しないのに対して、女性向け作品の方は現世の肉体に執着する。そのため「店モノ」になるというのには、スゴく納得した。

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

男性と女性では、同じ「人生リセットものストーリー」であったとしても、リセットの仕方で大きな違いがあるのかもしれない。

mizunotori @mizunotori

それは悪役令嬢ものをガン無視した意見では… ＞RT

mizunotori @mizunotori

「現代知識チートの一環としての料理ものは女性向けのほうが多い」程度の話ではなかろうか。

mizunotori @mizunotori

「身一つで異世界に転移したときに頼れるスキルとして女性は『料理』という発想に至りやすい」とか…たぶん転生か転移かでも違うと思うし。

佐藤葵@ラノベ嫌い😡ライト文芸好き😘 @srpglove

そういうことじゃなくて、男性向けにおける「（異世界）転生もの」的な需要が、女性向けでは（非異世界転生の）「店もの」にあたる、って話でしょう。まあ、元ツイの表現もだいぶ紛らわしいし、鳥の人の言うとおり内容も疑わしい部分があるけど。

佐藤葵@ラノベ嫌い😡ライト文芸好き😘 @srpglove

（女性向けの）店ものほとんど読んだことないけど、こういう導入ってそんなに多いものなの。『おひっこし』の「少女漫画家無宿」に近い展開があったけど（女性向け？店もの？） ＞女性向け作品は食えなくなったところを自営業の店に拾われて、店モノ・料理モノになる

mizunotori @mizunotori

そういう話なのかなーとも思ったんですが…うーん。

mizunotori @mizunotori

もし「男性向け異世界転生」と「女性向け（非転生の）店もの」を「自分探し」というワードで括って比較しているんだったらそれはそれで違和感がすごい。

佐藤葵@ラノベ嫌い😡ライト文芸好き😘 @srpglove

はい。

佐藤葵@ラノベ嫌い😡ライト文芸好き😘 @srpglove

店ものは実質的に（女性向けの）「転生もの」である、とか書けば分かりやすいのに（内容の妥当性はともかく）、「男性と女性は、転生モノのストーリーラインが違う」「女性向け作品は食えなくなったところを自営業の店に拾われて、店モノ・料理モノになる」じゃあ、さすがに混乱するわ。

榎本ナリコ @enobito

転生……？王家の紋章は？！ふしぎ遊戯は？！と思ったけど、現世の肉体に執着はしてるか？してるかな？？店もの……？ 文芸だとそうなのかしら？？ twitter.com/nakatsu_s/stat…

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

@enobito 榎本ナリコさんからリプをいただいてしまった／ここ数年の「なろう系小説」での転生モノと、女性読者を数多く得ている「店モノ」の話ですね。王家の～・ふしぎ～などは、少し年代的に前なのと、「肉体はそのままで召喚される」イメージと言えば伝わりやすいでしょうか。男性向けは肉体が変容する感じ。

榎本ナリコ @enobito

@nakatsu_s なるほど、自分そのもののまま活躍したい、というのと、今の自分をまるごと捨てる、または捨てることが目的でさえある……みたいな感じでしょうか？店をやるって感覚はちょっとピンと来ないですが、幼女戦記みたいなものを見るとへぇーっ！となりました。

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

@enobito そうです、幼女戦記が典型的ですね。男性向けであっても、そのままの自分で転生するものも数多いですが、その極北になると『自動販売機に生まれ変わった俺は迷宮を彷徨う (スニーカー文庫)』とか。女性は劇的に生き方が変わる（悪女として生きる婚約破棄悪女モノ）けれど、肉体変容は少ない印象。

榎本ナリコ @enobito

若返るくらいの転生ものはいっぱいあると思うんだけど、女性が転生ものを好まないことはある？男性が異世界転生ファンタジーメインになっちゃうのに比べたら、あまりそういう情動はないのかもしれない。あらかじめそういう設定！というファンタジーで、しがない自分がフライアウェイするわけではない

榎本ナリコ @enobito

@nakatsu_s なるほど、女性の転生ものの母数がそもそも少ない感じですね、でも男性の転生ファンタジーは一大ジャンルとなってますよね。魂が入ってる入れ物の差もあるんでしょうかね、面白いですね。

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

@enobito あくまで私見ですが、女性の場合、「少女から女になる時に、一度、肉体の大きな変化を経験している」ので、転生モノで肉体変容して何かが変わるということを逆に信じ難いのかも。だから生き方・思想信条・職業の変化の方が馴染みやすいのかも。で逆に男性は人生リセットに肉体変化を希求しちゃう。

中津宗一郎／2回接種 @nakatsu_s

@enobito 文藝の話ですが「女性作家は何作も初恋モノを書けるが、男性作家は数作しか書けない」説があります。女性は外的に少女から女になるので、逆に心理的にいつまでも少女でいられるんですが、男性は「僕は男にならねば」と内的に思わない限り少年でいられるので、逆に一度大人作品を書くと戻れない印象です

mizunotori @mizunotori

やっぱりこれ男女とも「転生もの」についての話じゃないですか？

mizunotori @mizunotori

榎本ナリコ氏、完全に「女性向けでは転生ものが少ない」という間違った理解に辿り着いてますが…

菊地 @snowillusion

女性向けで異世界店もの・料理物やってるのってどちらかと言うと「転生」よりも「転移」が多い印象なんだけどなぁ。

菊地 @snowillusion

「食えなくなったところ自営業の店に拾われた」ってプロットは、どちらかというと「転移」もので、異世界に家族・身内・知り合いがいないから行き倒れたところを拾われて、って言うパターンが多いように思える。 というか一連のツイートを眺めてるとあんまり「転生」と「転移」を区別していない……？

菊地 @snowillusion

「男性と女性は、転生モノのストーリーラインが違う」って最初の書き出しの時点で、男性向け転生モノと女性向け転生モノの比較じゃないの……・？ まあ、それにしても転生と転移を区別していない（出来ていない？）感じなのでアレだけど。