不完全版 自律的言語能力の問題から記述と説明の関係まで #gengo
島の制約では現象が説明されたわけではなく、記述・一般化されただけです。説明では決してないし、そもそもセーセー文法は説明を直接の目的としてないはずです。少なくとも当時は。@azumayama @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-11 09:39:03@tossijp なにをもって説明されたとみなすかは変わりうることでしょうから,現在から振り返ってみれば,当時のことはとりわけそのようにみえるでしょうね。 @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-11 10:00:15@azumayama SubjacencyでIslandsを一括りに記述することを「説明」と呼ぶなら説明ですね。ただConditionsではもちろん、1957でさえあくまで記述と書いてますよ。@asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-11 10:09:21@azumayama と言いつつ、Conditionsをどこに置いたか見つからなくて現在探してますw @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-11 10:10:39@azumayama ただ「慣性の法則によって遠心力を説明することができる」と言ってよいのであれば、僕の主張は揚げ足を取ってるだけですね。 @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-11 10:14:29余震が続いている最中ですが、いろいろとありがとうございました。生成文法の中核概念がいろいろと認知的な説明がされているという理解で良いでしょうか。いずれにせよ、手話の場合には各現象の確認や手話独自の現象のことなど課題も多い… (cont) http://deck.ly/~bxUyV
2011-03-11 16:27:29ところで、island conditionsが①CEDやsubjacency conditionにsubsumeされること、と②PIC、magical number 7、認知文法の装置などに説明されること、との間に質的な違いがあるのか、言い換えると、②は説明だが①は説明ではないか
2011-03-14 22:41:19@tossijp 何をもって説明されたとみなすかが問題となっている文脈であれば揚げ足取りではないと思いますが,もともとの趣旨は,island phenomenaを島の制約とは違う観点から捉えても, @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:02:30@tossijp 島の制約そのものに取って代わったことにならないのではないかということです。 @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:03:41@tossijp とはいえ,なにをもって説明とみなすかという問題自体は面白いものですし,同じく「説明」という訳が与えられるaccount forやexplainの使い分け, @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:06:29@tossijp motivation という概念など,考えてみたい・意見を伺いたい話題はつきないと思っています。 @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:07:44@tossijp 私のほうでは図書館も研究室もしばらく使えそうにありませんので,あげていただいたConditions等で,account forという言い回しがされていないかどうかみておいていただけないでしょうか。@asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:13:18@azumayama先生の議論を受けまして、基本に行き過ぎかもしれませんが、基本となるのが節が複数集まっていることと、演算子がある節を出て別の節にprefixする、このあたりは理論中立ですね。 @SL_at_IDE @tossijp @asaokitan
2011-03-15 23:17:15@azumayama "account(ed) for"というのは間違いなく出てくると思います。万有引力は遠心力をaccount forしてもexplainしません。(すると勘違いされていることは多いです。)@asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:23:28@azumayama その辺を差し引いたとしても、subjacencyを「説明」と言ってしまうのは無理があると思います。そういう風に一般化すると話が上手くいくという論理ですから。 @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:26:12@tossijp おっ,早速ありがとうございます。やはりaccount forとexplainは使い分けるのですね。どちらも「説明」としてしまうせいで,両者の違いが意識されない場合もあるのでしょうね。 @SL_at_IDE @satounaoto @asaokitan
2011-03-15 23:32:09@tossijp これこれの事実がsubjacency conditionによりaccount forされるという言い回しはありうるのではないでしょうか。explainしたというのには無理があると思いますが。 @asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-15 23:38:29以前,生成意味論について教えてくださったときの「いずれにしても説明しないといけない事実」というのもこれに含めることができそうですね。 RT @satounaoto ...このあたりは理論中立的ですね。 @asaokitan @tossijp @SL_at_IDE
2011-03-15 23:57:20@tossijp motivationというのは,認知言語学でpredictabilityという概念と対比的なものとして了解されている概念ですが,時として言い訳のように使われることもあって気になっていました。@satounaoto @asaokitan @SL_at_IDE
2011-03-16 00:04:27@satounaoto あと,以前,ご自身の「混乱」という言い方でやんわりと指摘してくださった,現象(の記述)と理論(的価値)の間の関係にかかわる問題,理論中立的に説明すべき現象とは何かという問題については,明日補足させていただきます。おやすみなさいませ。
2011-03-16 02:00:55@azumayama 四つの島として扱われてきた現象が単一ののsubjacencyとして一般化される事をaccounted forと呼ぶのは「仕事した」という意味でアリでしょう。記述・一般化がゴールなので。@asaokitan @satounaoto @SL_at_IDE
2011-03-16 06:48:56@azumayama あくまで個人的な理解ですが、認知言語学は「なぜ」文法や構文の意味が成立・存在するかを目的としてるので、motivationなのか定理的なpredictionなのかを考えるのは必然だと思います@satounaoto @asaokitan @SL_at_IDE
2011-03-16 06:52:06