【グランクレスト大戦】黒套騎士譚③【異聞絶望】

グランクレスト大戦の企画 GC異聞『絶望ノ極大混沌再来期』 に関するログ。 『インターバル期間』 続きを読む
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インターバル ジェイさん編

——— @Jay_gcac

@gc_340K 「新・秩序回復戦争」と銘打たれた反英雄討伐作戦の混乱が収束を見始めたある日。 「よかったら、隣いいか?」 酒場で食事をしているあなたの背中に、声がかけられた。目を向けると、隻眼・隻腕の傭兵風の男が立っている。 twitter.com/jay_gcac/statu…

2017-05-09 10:36:01
——— @Jay_gcac

#ふぁぼしてくれた人のところに隻眼隻腕の槍使いが酒を奢りに行く (不意に投げる)(インターバル期間中に終わるかは甚だ疑問)(置きレス形式まったり進行で) 「奢るのは一杯だけ(予定)な!!」 (お酒飲めない方にはソフトドリンクでも可)

2017-05-08 18:11:07
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「ああ、構わない」 僅かに皿などを寄せてスペースを空けながら、騎士は快諾した。 サイズの合っていない黒コートを無理矢理ベルトで留めて着ている様は、遠くからでも目立ったに違いない。 「それで、一介の騎士である私に何か用か?」

2017-05-09 10:45:31
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「あぁ、いや、お仲間っぽかったし——」 あなたのコート襟の紋様を指差し、次いで自身の腰のベルトを指差す。そこには、大工房同盟に身を置くことを示す徽章が目立たぬように付けられていた。 「せっかくなんでお近付きになれたら、と思ってな」 隣の席に腰を落ち着け、麦酒を注文する。

2017-05-09 11:40:57
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「なるほど。確かにそうだな」 ちらりとその印を目にすると、騎士は納得した様子で葡萄酒を一口飲んだ。 「あの混乱を生き延びた貴重な同胞だ。これからも会う機会があるだろうしな」

2017-05-09 11:45:39
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「あぁ、そういうことで」 運ばれ来た麦酒を手に持ち、あなたに向かって掲げる。 「——そう言えば名乗りもまだだったな。オレはジェイって言うんだが、あんたは?」

2017-05-09 12:09:51
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「ラコート・マルタイユだ。よろしく」 盃を軽く持ち上げて、それに応える。 「……隻腕にして隻眼で傭兵をやれるとは、貴君は余程の猛者なのだな」

2017-05-09 12:13:41
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「ん、ラコートだな。よろしくラコート」 杯を口に運び、ぐびぐびと喉を鳴らす。 「ガキの頃からこんなことやってたもんで、経験の蓄積でどうにかってところかな」 「ラコートも、何かしら武器の使い手と見るが、間違ってないか?」 手や腕の肉のつき方から、そう判断する。

2017-05-09 12:24:37
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「筋金入りだな。私はとても及ばない」 そう感嘆して蒸した芋を一欠片咀嚼して飲み込むと、再び口を開く。 「ああ、私は斧槍を使う。他の長柄武器も扱えなくは無いが、それが専門だな」

2017-05-09 12:27:11
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「斧槍か、奇遇だな。オレも槍を使うんだよ。今は、仕舞ってあるんだが」 店の中で抜くわけにもいくまい。 「機会ありゃ、手合わせ願いたいもんだ」 本気か冗談か、判別のつきにくい言葉。 「——そう言えば、さっきの口ぶりだと、ラコートもあの作戦に参加していたのか?」 新・秩序回復戦争に。

2017-05-09 12:59:51
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「ほう、そうか。……私の技術は自己流な面も多い。是非手合わせして勉強させて貰いたいものだ」 するりと賛同の言葉を述べる。 「あぁ、参加した。命令に従ってみれば、マレフィシア・ユニカとご対面だ。サプライズだったな」

2017-05-09 13:21:22
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「あぁ、やっぱりか。こっちも同じだ」 混沌核を狙い、喰らう凄腕の剣士。おそらくはあれが、皇帝邪紋と呼ばれる反英雄。そして、自分が追うべき存在。 「こっちの動きが、完全にバレバレだったっぽいよなぁ」

2017-05-09 15:37:03
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「そちらも災難だったな。……薄々そうなる予感はしていたが」 軽く嘆息しながら、騎士は続ける。 「あの三人が自主的に結託する事は考え難いが、何らかの形で情報を耳にすれば、流石に対策くらいは取るだろう。実質詐欺とはいえ、ご本尊が無くなっては流石に暖簾を下ろす羽目になる」

2017-05-09 15:45:15
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「そうなんだよな」 飲みながら頷く。 反英雄は、生半可なレベルでは為す術もない程に強い。しかし、誰を相手にしても問答無用というわけでは、おそらくない。 「今回は対策を取られたが、場合によったら——」 可能性が全くないわけではない。それを、図らずも示したことになりはしないか。

2017-05-09 18:16:08
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「損失を警戒する……ということは、相手のリソースや力は無限ではないという事だ。討伐も不可能ではないのだろうな」 肉を一切れ口に運ぶ。 ゆっくりと咀嚼してから嚥下し、続ける。 「ただ、一度目がこのような暗澹たる結果に終わった以上、何らかの決定打が無ければ二度目はあるまい」

2017-05-09 18:20:42
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「今回の件で、士気もだいぶ下がっちまっただろうしなぁ。それに何より、今回みたいに勢力を超えて音頭とってくれるヤツが現れるかどうか——」 相変わらず、三陣営やその他の勢力が入り乱れ、潰し合っているような状態だ。誰がそれをまとめ、導くと言うのか。 「——始祖君主レオンみたいに」→

2017-05-09 23:23:53
——— @Jay_gcac

@gc_340K 思わず出た呟きに、自分で鼻で笑った。 よく似た人物はいる。皇帝聖印らしきものを作ろうとしているらしいことも。が、あちら側の存在だ。 「——この店で、何かオススメの食い物ってあるか?」 かぶりを振りながら、隣席の騎士に尋ねた。

2017-05-09 23:27:47
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「始祖君主か。座して待っても現れる事は無かろうが……我々がミケイロやテイタニアのように上手く担ぎ上げ支えてやれば、新たなる伝説を作り出せる可能性はあるかもしれないぞ?」 そう嘯いてから、思い出すように騎士は中空を眺める。 →

2017-05-09 23:48:52
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「オススメか。そうだな、ヴルストは美味い。近年は肉も貴重で混ぜ物をして誤魔化す店が多いが、此処はきちんと肉が詰まっている。元々この地域は畜産で栄えていた。その意地の現れなのだろうな。その麦酒とも合うだろう」

2017-05-09 23:51:50
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「へぇ、そりゃ気持ちのいい話だ。じゃあ、今後もがんばってもらえるよう、そいつを頼むするかね。ありがとな」 給仕の店員を呼び止め、ラコートが答えたものを注文する。 「ラコートは、何かあるか? あったらついでに頼んじまうが」

2017-05-10 00:40:00
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「私も同じ物を頼もう。勧めていたら、自分でも食べたくなってきた」 それからチラリと自分の杯を見て。 「あと、葡萄酒をもう一杯追加だな」

2017-05-10 00:45:37
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「あいよ、了解だ」 言われた通りのものを、追加で注文する。 「ラコートは、酒はイケるクチなのか?」

2017-05-10 01:21:49
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「ここ最近はそうでもないが、基本的に前線に出ずっぱりだったから、あまり飲む機会が無かった。弱くはないが、そもそも酩酊するまで飲んだ経験が無い」 葡萄酒を一杯空けたが、騎士の顔は紅潮もしておらず、そうと言われなければ素面のように見える。

2017-05-10 01:27:40
——— @Jay_gcac

@gc_340K 「なるほどなぁ、立派なもんだ」 騎士としての矜持を指してか、あるいは己の限界を知り自制していることを指してか。 「傭兵仲間の飲みはひどいぜ。どんちゃん騒ぎになることがほとんどだからな。飲ませ合い潰し合い殴り合い、なんでもアリだ」 言いつつ、それはそれで楽しそうに笑う。

2017-05-10 09:43:34
らこーと・まるたいゆ @gc_340K

@Jay_gcac 「ああ、そうだろうな。前線では流石にそこまで命知らずな輩は殆ど居ないし、そもそも酒盛りができる潤沢な兵糧が無いのだが……それでも内地に戻れば飲んで騒ぐ者は多いな」 それから、ふと表情を緩ませて。 「私はそれを眺めるのが好きだ」

2017-05-10 12:18:38
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