読んだもの: 評論、言語、辞書、思想、図書館
- moke_fictionary
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#nowreading 田中貴子『猫の古典文学誌』 | カバーの猫(鳥獣略画式のあのかた)につられてゲット。あとがきを先に読んでしんみりして、今夜はここまで。本文は明日から。
2016-09-15 01:24:48#nowreading 『猫の古典文学誌』(2) | 猫についての日本最古の記録にあたっている。猫が平安時代には「狸」とも書かれていて、これは中国からの影響だとか。中国の猫=ねこ、狸奴=にゃんこ、のようなニュアンスの違いが面白い。陸游の詩は、いかにも猫好きらしくて好感度大。
2016-09-16 21:52:32いやいや〜ご謙遜を! 北村浩子さんといえば、これもおすすめ↓ 「books A to Z」アーカイブ blog.fmyokohama.jp/books/ 「北村浩子のbook on」 note.mu/tongtong twitter.com/nickyock/statu…
2017-08-12 23:23:23今見てびっくりしました……こんな無名のわたしを推薦してくださった方、ほんとうにありがとうございます。⇒読者アンケート結果:「今後、ALL REVIEWSで書評を読んでみたい書評家」ほか | ALL REVIEWS allreviews.jp/news/819
2017-08-12 21:49:22#nowreading [ポーランドはおいしい] 第6回 ポーランドのクリスマス note.mu/ayanos_pl/n/n1… | ムロージェクやレムとクリスマスのつながり……そういえばそうだった! 写真もおいしそう。
2016-12-04 19:39:40#nowreading 若島正『乱視読者の帰還』 | ドラマ『 #そして誰もいなくなった 』を観て、久しぶりに若島さんのクリスティ論「明るい館の秘密」を読み返す。それにしてもドラマの渡瀬恒彦さんの演技は素晴らしかった。
2017-03-27 00:07:33#nowreading ペトラルカ『ルネサンス書簡集』近藤恒一訳 | 訳注の充実ぶりがすごい原基晶訳のダンテ『神曲』を読んでいたら、ペトラルカも気になってきて再読。いろいろ頭に入っているためか、今回の方が断然面白い。 pic.twitter.com/dozcUVc8NW
2017-05-10 22:21:40#nowreading ペトラルカ『ルネサンス書簡集』(2) | 自分自身に向けた書簡もある。ペストが身近な時代に書かれた内容だと思うと余計に響くな……。ずっとボッカチオが好きだったけれど、ダンテやペトラルカも読めるようになってきたのかもしれない、ようやく。
2017-05-11 13:21:29#nowreading 西永良成『『レ・ミゼラブル』の世界』 | あの大作の新訳を出した方による作品論が出ていたので、即ゲット。楽しみ。 pic.twitter.com/oT1zjXxSFc
2017-03-28 00:26:39#nowreading 初の朗読会に参加してみました。会場は、まいまいず文庫さん。盛り上がっていたので次も楽しみ。僕が何を読んだのかは、お店のレポートで想像してみてください→ m.facebook.com/story.php?stor… #羽村市 #朗読会
2017-08-03 14:10:46#nowreading 平田オリザ『わかりあえないことから─コミュニケーション能力とは何か』 | ハウツーではなく、示唆の詰まった本。教えない勇気(45)、喋らない表現(56)、ランダムに教える(72)、対話と会話の違い(94)、役割の演じ分け(p221)など。写真はデカ帯から。 pic.twitter.com/SU6O836f5Q
2017-06-27 19:00:36#nowreading 平田オリザ『わかりあえないことから』(2) | いま印象に残るのは、対話は価値観が異なる相手との間でこそ生まれるという話。価値観が異なる「こんな人たち」とは対話や対論ができるけれど、価値観が同じ相手ばかり選んでいても内輪の会話にしかならない、みたいな感じ。
2017-07-03 01:57:18古典文学を読んでみて ダラスの書店が「釣り」ツイート bbc.com/japanese/featu… | 「古典文学を読んでもらうためのツイートを「lit bait」(文学の釣り餌)と呼んでいる」とのこと。古典がみるみるまとめサイトっぽく!
2017-03-29 23:53:08文学賞の選考委員が「日本人の読み手」という雑な表現を使うのは驚きだし、まとめられるのは迷惑。ちょうど読んで好きになっていた小説についてなら、なおさらだ。「自分にとっては対岸の火事」と書けばいいのに、一緒にするな。 wezz-y.com/archives/49788
2017-08-17 13:50:51言語、辞書
#nowreading アンブローズ・ビアス『悪魔の辞典』枯葉訳 www1.bbiq.jp/kareha/trans/h… | 「PATRIOT [愛国者] 一部の利益が全体の利益に勝ると考えている人。征服者の手先であり政治家の餌食」
2017-03-04 12:41:17#nowreading ビアス『悪魔の辞典』 www1.bbiq.jp/kareha/trans/h… | 「PATRIOTISM [愛国心] 燃えるゴミ。(中略)ジョンソン博士は、かの有名な辞書において、愛国心は悪党の最後の拠り所と定義されている」
2017-03-04 12:44:21#nowreading 英国で真実を語っていると思うメディアの1位が「Wikipediaの執筆者たち」なので驚いたらしい。でも、オープンな百科事典を説いたウェルズの『世界の頭脳』が書かれた国だから、むしろ当然じゃない? ソース→ itmedia.co.jp/business/spv/1…
2017-07-23 00:11:16#nowreading 田中克彦『ことばと国家』 | ときどき読み返すきっかけが訪れる本。最近は、温又柔さんの著作からこれを思い出した。話し言葉と書き言葉、言葉と国籍、言葉と民族、俗語・母語・国語の関係など、日本にいると忘れがちな部分を刺激してくれる。 pic.twitter.com/yR6bLVRw9G
2017-07-26 23:52:00#nowreading 田中克彦『ことばと国家』(2) | ウィルタの北川源太郎ことゲンダーヌさんについて。「ゲンダーヌさんの話が美しく感動的なのは、その母語にとっての母国はなくとも、母語そのものと、それを話す人たちへの、ひとりだちした強い孤独な愛を見るからである」(p52)
2017-07-27 21:39:21#nowreading 田中克彦『ことばと国家』(3) | ドーデの『最後の授業』は、日本では国語愛のように評価されるけれど、現地の言語事情とは齟齬があると指摘する(p121)。他にも啄木(52)、グリム(69)、アヘイレム(187)などの作家が登場。
2017-07-30 23:28:46#nowreading ロビン・ダンバー『ことばの起源 - 猿の毛づくろい、人のゴシップ』松浦俊輔/服部清美訳 | 祝・新装版! コミュニケーションの歴史、言語の役割、人づきあい(猿づきあい?)に適した数などを考える。旧版を貸したら好評で手元にないままだったこともあり、ゲット。
2016-08-12 14:20:24#nowreading ダンバー『ことばの起源 - 猿の毛づくろい、人のゴシップ』(2) | 雑談の大切さについて論じているあたりが、最近に読んだ何かの小説の題材と似ている気がする。雑談は雑談だからこそ気をつけねば! みたいな視点。どの小説だったっけな〜、物覚えが悪くなった。
2016-08-22 17:16:15#nowreading ダンバー『ことばの起源』(3) | 昨日からの疑問が解決。p254やp272あたりで思い浮かんだ小説は、ソット・ポーリンの『ひとづきあい』だった。頭が起きていると思い出しやすい。ポーリンの作品は『現代カンボジア短編集』収録。あーすっきりした。
2016-08-23 12:50:58#nowreading ダンバー『ことばの起源』(4) | 読書猿さんのシャープな解説。対話編の形式で本の魅力を伝えている。→ 「あなたの地位と人脈は《スモールトーク》が決めている」 bit.ly/7lWn6K
2016-09-18 12:58:59#nowreading ダンバー『ことばの起源』(5) | 類人猿の脳の大きさと群れの規模の関係を調べると、人類の平均的な群れの規模は150人となる。現在のように大規模な集団生活を可能にしたのは言語にあるとダンバーは述べる。この150というのが有名なダンバー数で、詳しくは4章。
2016-09-20 17:10:35