読んだもの: 評論、言語、辞書、思想、図書館

tamikit @moke_fictionary

#nowreading 國分功一郎『中動態の世界』(2) | この本、「ケアをひらく」シリーズの1冊だったと気づく。好きなシリーズだ。最近読んだものでは『驚きの介護民俗学』や、『介護するからだ』などなど。 pic.twitter.com/AQG4eXCzHA

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#nowreading 國分功一郎『中動態の世界』(3) | 能動態と受動態だけではない中動態の視点は、解釈に困るような出来事に向きあう時の道具になる。自分との関係の有無だけを見ているとこぼれ落ちてしまう、沢山の出来事を考えるための道具だ。

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#nowreading 國分功一郎『中動態の世界』(4) | 中動態について知るうちに、内藤正典さんの『となりのイスラム』に書かれていたイスラムの医療観を思い出す。原因を患者のせいにしすぎないという考え方。

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#nowreading 『中動態の世界』(5) | 本書で直接には語られないけれど、ポスト真実の問題を考える時も役立つ。たとえばフェイクニュースはSNSの属人性で拡大する点が、津田&日比『「ポスト真実」の時代』で指摘されている。そして、能動態と受動態は属人性につながるわけで……

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#nowreading 『中動態の世界』(6) | そういえば、『この世界の片隅に』は中動態を大切にした作品だと思った。映画版では、登場人物のセリフからさらに中動態を感じるようになっていた。特に、8月15日のすずさんの言葉。

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#nowreading ジョルジュ・バタイユ『魔法使いの弟子』酒井健訳 | 新訳が出ていたとは、なんてこった。時々、ひどいギャップが身にしみる。とはいえ読むのは楽しみ。 pic.twitter.com/hz7WZEeScv

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#nowreading ジョルジュ・バタイユ『魔法使いの弟子』(2) | 以前に読んだのは、『バタイユの世界』に収録されていた翻訳だった。市川実和子さんが表紙にいる訳書が出るとは、当時の自分なら想像できないだろうなあ。

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#nowreading 青空文庫から.txtファイルの未来へ：パブリックドメインと電子テキストの20年 jstage.jst.go.jp/article/johoka… | テキストファイルと読書に関する貴重な記録。 青空文庫サイトはこちら→ aozora.gr.jp

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「奪われた「読書の自由」　戦時下、閲覧禁止に「忖度」も」 at-s.com/sp/news/articl… | 「労働関係の書籍は伏せ字だらけで、一部が切り取られていた本があった」、「特別高等警察（特高）から本を守るために家に持ち帰って隠した」など。

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#nowreading 76歳の編集者挑む“科学古典のデジタル文書化”――現役時代に夢見た「科学知識を万人へ」 itmedia.co.jp/news/spv/1708/… | わー！ 素晴らしいサイトである科学図書館( cam.hi-ho.ne.jp/munehiro/scien… )の管理人さんの話！

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#nowreading 「76歳の編集者挑む“科学古典のデジタル文書化”」 itmedia.co.jp/news/spv/1708/… (2) | 「こうした形で残しておけば、誰かが役立ててくれるのではないかと、微力ながら毎日作業しています」

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#nowreading エイデン＆ミシェル『カルチャロミクス』(1) | 今後の人文科学はこういう方法論が基本になるかも？ グーグル・ブックスで電子化された書籍をビッグデータとして、数理的に読んでいる。言語、名声、流行、検閲などの変化を追う様子が刺激的。

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#nowreading エイデン＆ミシェル『カルチャロミクス』(2) | 「本を数理的に読む」と書くと難しそうだけれど、ハッシュタグや著者名の検索などで日常になっている方法の延長でもある。趣味か仕事かを問わず、読書をする者にとって重要さを増してゆくだろうなあ。

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#nowreading エイデン＆ミシェル『カルチャロミクス』(3) | 本書の解説。統計的な読み方がもたらす言語や流行の分析、ジップの法則について。関連として、誤情報の拡散を減らすための研究を紹介している。→ honz.jp/articles/-/424…

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#nowreading 『カルチャロミクス』 (4) | p276で、アシモフのSF小説『ファウンデーション』シリーズに触れている。自然科学と人文科学の融合がテーマでもある本としては、やっぱりハリ・セルダンや心理歴史学は外せない。

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#nowreading 久保亨/瀬畑源『国家と秘密 隠される公文書』 | この本が想い浮かぶツイート。政治や研究で記録を評価するのは大切。そうでないと、「悪魔の証明」という言葉は記録の廃棄や隠蔽をする者にとって便利になる。 twitter.com/kumikokatase/s…

片瀬久美子🍀 @kumikokatase

政府が「説明責任」を果たすには、求められたら説明できるよう証拠類（経緯を記録した文書等）を必要に応じて示せるように保管されている事が大事です（←既に同趣旨の他の方々のツイートをRTしてます）。そうした必要な記録を残さずに説明できないのは杜撰ですし、隠蔽を疑われても仕方ありません。

2017-07-30 21:03:39

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#nowreading 久保亨/瀬畑源『国家と秘密 隠される公文書』(2) | 公文書管理の良し悪しは、ポスト真実やフェイクニュースにも影響するのかもしれない。最近の本では『「ポスト真実」の時代』で、日本の事情としてずさんな公文書管理が指摘されていた。

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「ゴミ収集車の運転手が捨てられた本を集めて図書館を設立！ 20年間で集めた本は2万冊以上に!!」 rocketnews24.com/2017/06/11/911… | 始まりはトルストイ『アンナ・カレーニナ』。図書館の名は「Strength of Words」。

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#nowreading 伝説のSF誌｢ギャラクシー｣350冊以上が無償公開 japanese.engadget.com/2017/07/14/sf-… | Internet archiveはすごい。他の雑誌名でも検索おすすめ。サイトのトップ。→ archive.org

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#nowreading 岡本真, ふじたまさえ『図書館100連発』 | 日本各地の図書館のナイスな試みを紹介。図書館を使って何かできるといいなと考えていたので、いろいろ刺激になる。ABCのトークイベントも面白かった。ご飯はベルク。 pic.twitter.com/QKq59b9YQb

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#nowreading 岡本真, ふじたまさえ『図書館100連発』(2) | 目次はこちら。試みをざっと見るだけでも楽しい。フルカラーで細部を確認しやすいのも素敵。 seikyusha.co.jp/wp/books/isbn9…

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#nowreading 岡本真, ふじたまさえ『図書館100連発』(3) | 岡本真さんと猪谷千香さんのトークイベントで話に出た、『つながる図書館』や『町の未来をこの手でつくる』も、セットでおすすめ。利用者としても図書館を応援したり、使いやすくしたくなる。

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「米国国立公文書館、これまで非公開・一部公開であったジョン・F・ケネディ大統領の暗殺関係記録をオンラインで公開」 current.ndl.go.jp/node/34419 | わお。

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#nowreading 「読み書き計算が苦手な子どもに役立つ基本のアプリ10」 rumihirabayashi.com/2017/07/16/bas… | 平林ルミさんのブログ。「発達障害・学習障害のある子どもたちのためのテクノロジー・ICTを使った新しい学び方」