「ザ・スクープスペシャル ビキニ事件63年目の真実」余録

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酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 な~るほど、ありがとうございます。 屋外で野宿すると面白いのが出来ますた(゚o゚; (旧住宅街の場所を特定してチェックしてみたかったけど、もういいや^^) pic.twitter.com/uQ3G39qJJe

2017-08-13 14:17:11
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nao @parasite2006

@kazooooya なるほど、時間指定は24時間が上限というわけじゃなくて、カレンダーで指定した日付の条件が何時間継続したらという意味で、1年分=8760時間で指定してもちゃんと出るのですね。まあ際限もなく逆算続けたらすごいことになってますが(ビキニ環礁の水爆実験は1954年)

2017-08-13 14:28:48
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 はい、ですね。 ちと暇だったので禿げた土地を旧住宅街かなと、同条件で計算させてみるとこんな感じで、現在の再定住用の住宅街より外部被ばく量が高いですね。 水爆実験直後は短半減期核種もあっただろうからもの凄い線量になりますね。 pic.twitter.com/wm58AuMEpN

2017-08-13 14:36:51
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nao @parasite2006

こちらのページmarshallislands.llnl.gov/mapapp_externa…@kazooooya さんが試算して下さったロンゲラップ島内の年間外部被曝線量の推移をグラフ化(ビキニ環礁水爆実験は1954年3月1日)。再定住区域(南側に島唯一の空港あり)と再定住区域外の位置は地図の赤枠内。 pic.twitter.com/V9O4s0oNtI

2017-08-14 13:50:49
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上のグラフを見るときに注意したいタイムポイント:
1954年3月1日:米国、ビキニ環礁で水爆実験
1957年:米国、ロンゲラップ島に安全宣言を出し島民の帰還を認める
1985年5月:帰島したロンゲラップ島民に放射能障害が多発したため、国際環境保護団体グリーンピースの支援を受けて島を脱出し190 km離れた無人島メジャト島に移住
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?exposure=20130128141310128_ja
(移住後もロンゲラップ島で育った子供の甲状腺障害や、被曝者やその子供の流・死産、奇形が多いことが指摘されている
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?exposure=20130128141920233_ja
1998年:国際原子力機関(IAEA)、マーシャル諸島共和国政府の依頼を受け放射能調査。ビキニ環礁に定住しそこで得られる食料を摂ると年間15mSvに達すると推定され「早くとも2052年まで永住には適さない」と結論。
http://shosuzki.blog.jp/archives/55776490.html
1998年:ロンゲラップ自治体による再定住計画がスタート。

「米国が除染したのは、約60の島からなる環礁で、本島ひとつだけ。しかも、約222ヘクタールのうち約80ヘクタールの住宅地に限定された。
被ばく前の住民は、カヌーで海に漕ぎ出し、環礁の島々で食料を採集する自給自足の生活を送っていた。
ココヤシ、パンの木の実、ヤシガニ・・・。環礁ぜんたいが生活の場だった」。
「今戻るというのは、本島にある狭い住宅地から一切外に出るなということ。
これでは以前の暮らしは取り戻せない。除染されていない場所に立ち入った場合には、健康被害の補償もない。食べ物による内部被曝の危険は、将来も続く」
https://blogs.yahoo.co.jp/erath_water/63489687.html
と2012年1月にマーシャル諸島共和国元上院議員アバッカ・アンジャインさんは語っていますが、上のグラフの外部被曝線量の数字を自然放射線と比較してみる限り、現状で再定住区域外の場所で外部被曝による健康被害が生じるとはちょっと考えられません。

注)引用の中国新聞記事2件は1989年5月から翌年5月まで1年間、中国新聞に掲載された連載記事「世界のヒバクシャ」
http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?post_type=exposure
の第3章第1部「マーシャル諸島の「核」難民」より。

(以下まとめ公開後に追加しました)

酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 ほう、グラフにすると見やすいですね。 naoさんも気が付いていると思うけど、私も外部被ばく量の半減期が気になっています(何故かよく分からん)。 計算(再定住用地域1957年→1967年):j.mp/2wWo1Ng (他の地域やエニウェトク環礁も同じ)

2017-08-14 14:15:31
nao @parasite2006

@kazooooya 10年間で半分以下に減るとはCs137の物理的半減期からは考えられない短さですが(Cs134は核分裂反応が急激に進行する原子爆弾ではほとんど生じないblog.livedoor.jp/nijhousi/tag/セシウム134 )、マーシャル諸島の年間降雨量は3000mm越え

2017-08-14 15:22:21
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 なるほど、石灰岩の小さな島では降水量が大きければ、自然界の力により、セシウム137の半減期以上に低減効果あるということかな。 除染を実施した再定住用地域と非除染地域とで、外部被ばく量推計の半減期が変わらないということは、ある時点の測定データを推定の半減期で計算してるのでしょうね

2017-08-14 15:45:11
nao @parasite2006

@kazooooya 「ある時点の測定データを推定の半減期で計算してるのでしょうね」はい、どこかの段階の測定値から半減期を使って逆算している可能性が高そう。除染前後の比較がないかと調べましたが、表土を剥いだところ(これで剥ぐ前の1/5に低下)からサンゴのかけらを敷き詰め終わるまでの経過しか見つからず

2017-08-14 15:56:45

まとめ公開後の追加

酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 まとめに、作物のへの移行係数も加えてみてはどうでせう^^ →twitter.com/kazooooya/stat…

2017-08-14 11:42:22
酋長仮免厨 @kazooooya

土壌から農作物(可食部)への137Cs移行係数がいくらだと思ってるのかな、あの元JAEA技術者は…。まさか土を食べてる人かな…( ̄▽ ̄;) これ環礁状態の移行係数だから、「生」だともっと低くなるよね。 → j.mp/17n2qN5 pic.twitter.com/B89lxUNyph

2017-08-06 22:36:01
酋長仮免厨 @kazooooya

土壌から農作物(可食部)への137Cs移行係数がいくらだと思ってるのかな、あの元JAEA技術者は…。まさか土を食べてる人かな…( ̄▽ ̄;) これ環礁状態の移行係数だから、「生」だともっと低くなるよね。 → j.mp/17n2qN5 pic.twitter.com/B89lxUNyph

2017-08-06 22:36:01
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nao @parasite2006

@kazooooya 有難うございました。ロンゲラップ島を始めとする太平洋諸島では、食生活を支えている植物はココナッツ、パンノキの実、他にイモ類、バナナぐらいか。ヤシの木の根元に放射性セシウムの移行を防ぐためカリウム肥料を撒いているhiroshimapeacemedia.jp/?p=22962

2017-08-14 12:02:53
nao @parasite2006

マーシャル諸島の食べ物補足。魚と植物(ココナッツ、パンノキの実、バナナ、タロイモほか)以外にもヤシガニ(ヤドカリの仲間の大型甲殻類)がある。ヤシの実をえさにし、ヤシの実からとり込んだ放射性物質は、ヤシガニの体内に濃縮しながら蓄積する。hiroshimapeacemedia.jp/?exposure=2013…

2017-08-14 15:45:13
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 はい、そうです。 だからこそ食品検査による検証が必要なのに、あの専門家は空間線量率のみを測定するばかりで困るね。 まぁ、IAEAが90年代後半にビキニ環礁は内部被ばくが年15mSv程度になるので再定住は困難…との趣旨の報告書を出していたので、他の環礁もみたいな先入観があるかも。

2017-08-14 12:14:27
nao @parasite2006

@kazooooya 思いついてマーシャル諸島の降水量を調べてみたら、首都のマジュロで年間降水量 3236mm(1961年~1990年の平均値)だそうです。www2m.biglobe.ne.jp/ZenTech/world/… 日本国内の多雨地帯といい勝負weather.time-j.net/Precipitation

2017-08-14 13:31:02
リンク www2m.biglobe.ne.jp マーシャル諸島:マジュロ気温 - 旅行のとも、ZenTech オセアニア(大洋州)のマーシャル諸島ラタク列島にある首都マジュロの気候を紹介します。マジュロの気温と降水量データのグラフがあります。

まとめ公開後の追加2:1998年のIAEA報告書

酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 IAEAのビキニ環礁に関する報告書はこれですね。 外部被ばくと内部被ばくの割合が書いてないけど、「陸上食物連鎖が最も重要な曝露経路」とあるので、内部被ばくが「主」ということですね。 (おしらせまで)→ j.mp/2uBkTtI

2017-08-14 17:12:56
nao @parasite2006

@kazooooya 有難うございます。報告書の英文タイトルでググったら、詳しいデータ入りの報告書PDFファイルがここに置いてありました(初めて開くときはちょっと時間がかかります)。www-pub.iaea.org/books/IAEABook… 食品中の放射能の話は、たとえばp.18の下隅から。

2017-08-14 18:29:36
酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 おぉ、やはりビキニ環礁再定住による年15mSvの内訳は、ほぼ現地調達食品摂取による内部被ばくでしたか。それもほぼCs137によるものでSr90は意外と少ない。 「マーシャル諸島の自然放射線は1.9 mSv/年」の根拠が不明だけど、放射性ポロニウムや鉛の被ばく量が日本の2倍‼️ pic.twitter.com/JmTLdGkbB1

2017-08-14 19:52:19
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酋長仮免厨 @kazooooya

@parasite2006 38頁(j.mp/2hXK2c6)に、IAEAが現地食糧のみを摂取するというモデルは保守的であると書いてありますね その根拠に既に「現在、輸入食品が大部分を占めている」「WBCによる体内セシウム量の実測値」をあげる。 1977年でも年1mSvに届かない。 pic.twitter.com/uwE1MMjv57

2017-08-14 21:01:11
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2015年8月の空間線量率実測値に基づく年間外部被曝線量地図

nao @parasite2006

見つけた、マーシャル諸島の自然放射線量1.9 mSv/年の根拠論文。journals.lww.com/health-physics… pic.twitter.com/f0NBQ5Leqs

2017-08-22 16:27:20
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