- parasite2006
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@parasite2006 ほう、環礁における137Csの平均有効半減期は8.5日…とかも書いてある。 因みに、各環礁における2015年8月の年間外部被ばく量の測定データがここに掲載されてます(空間線量率を単純に年換算したものかな)。ビキニ環礁だけが桁違い。 j.mp/2g0tM9G pic.twitter.com/VXgcmfygH6
2017-08-22 21:00:00@kazooooya 「環礁における137Csの平均有効半減期は8.5日」8.5年ではないでしょうか?(物理的半減期30.1年、平均環境半減期12年、この結果平均実効半減期は8.5年という計算に。[1/物理的半減期]+{1/環境半減期]=[1/実効半減期])
2017-08-23 07:38:21@parasite2006 あう、「年」のタイポ…(>_<) 有効半減期8.5年から逆算すると、環礁における環境半減期は約11.85年ってことになりますかね。→ j.mp/2wlT2h5
2017-08-23 12:15:33@kazooooya こちらの論文ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/P… ちょうど紹介をまとめに追加しようと思って読んでいたところでした。ご明察のとおり年間外部被曝線量は単純にその場所の空間線量率を年換算して出した模様 pic.twitter.com/cHkjMEwNZZ
2017-08-23 07:43:35@kazooooya 核実験場になった2つの環礁(ビキニ環礁とエニウェトク環礁)のうち、エニウェトク環礁の方は1977-1980年に除染が行われ、環礁南部にある最大の島エニウェトク島の北部に人が戻っています(ルニット島の北部の白い丸は除染で剥いた表土をクレーターに放り込んでコンクリートで覆ったもの)
2017-08-23 07:52:56@kazooooya これに対しビキニ環礁の方は実験の規模がエニウェトク環礁より大きかった上、除染も行われていないので、2015年8月の実測調査時の空間線量率が他の島とは桁違い。また1954年3月1日の水爆実験当時西風が吹いたため、実験場所の東側のビキニ島で線量が上がった pic.twitter.com/XbhAjZYuew
2017-08-23 08:02:48@kazooooya 2015年8月実測論文の著者らは実測結果をもとに算出した年間外部被曝線量の島別平均値から首都のあるマジュロ島の値(95 mrem/年=0.095 mSv/年)を差し引き、その結果をロンゲラップ島の再定住安全基準と比較しています(続く) pic.twitter.com/Vzt1O27VGl
2017-08-23 09:01:51@kazooooya (続き)著者らは結論を「外部被曝線量だけ見る限り、ビキニ島以外は再定住安全基準をクリアしているように見えるが、再定住の安全性を最終判断するにはこれ以外の被曝経路(特に食品による内部被曝)についても最新の実測結果をもとに線量評価を行う必要がある」と結んでいます
2017-08-23 09:13:38(場所によって外部被曝線量は大きく違う)
pic.twitter.com/cHkjMEwNZZ この図でもお分かり頂ける通り、冷戦時代に米国の核実験に巻き込まれたマーシャル諸島北部のサンゴ礁の島々は、場所により受けた影響が大きく違います。(続く)
2017-08-24 15:57:37(続き)マーシャル諸島は5つの島と29の環状のサンゴ礁=環礁からなり、1つの環礁は海面下でサンゴ礁で繋がった複数の島からできています。北西の端に近いエニウェトク環礁とビキニ環礁が米国の核実験場となり、1954年3月1日のビキニ環礁での水爆実験で東側の2つの環礁が影響を受けました。 pic.twitter.com/0fweXit4Ap
2017-08-24 16:13:071954年3月1日に水爆実験が行われたビキニ環礁の地図。地図上にマークした3つの島の屋外での空間線量率から計算した年間外部被曝線量の時間変化を以下のツイートでご紹介します。 pic.twitter.com/JCmB41alYt
2017-08-24 16:17:44ビキニ環礁の南東隅にあるエネウ島の空港内の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/FkwS6TxOYU
2017-08-24 16:25:56ビキニ環礁の南東隅にあるエネウ島の空港の北側の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/uojMauKwL4
2017-08-24 16:34:33ビキニ環礁の北東隅にあるビキニ島中部の集落(緑のピンの測定点があるところ)の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/hyurz7mjcJ
2017-08-24 16:42:33ビキニ環礁の北東隅にあるビキニ島中部の集落(緑のピンの測定点があるところ)のはずれ(黄色のピンがあるところ)の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/ycKaBi8DWr
2017-08-24 16:58:46【訂正】ビキニ環礁の北西隅にあるナム島(1954年3月1日の水爆実験跡地の東側)の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/xCCUYDsDGY
2017-08-25 13:09:21ビキニ環礁の3つの島の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1)を1枚のグラフで比較。1954年3月1日の水爆実験の際、風が西から東に吹いたため、環礁の北西隅の実験跡地(ナム島)の東側にあたるビキニ島の線量が最も高くなっています。 pic.twitter.com/ghmxb9V94a
2017-08-24 17:08:53ビキニ環礁の東側の島々のうち最も近く、1954年3月1日の水爆実験の影響を最も大きく受けたロンゲラップ環礁の地図。テレビ朝日が取材した南西隅のロンゲラップ島と比較するため、環礁の北端と南東隅の2つの島についても年間外部被曝線量推定値の時間変化を調べました。 pic.twitter.com/b87rkcaUZX
2017-08-24 17:32:47ロンゲラップ環礁の中で1954年3月1日の水爆実験跡地に最も近い北端のナエン島の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/h9bW3urnG1
2017-08-24 17:33:51ロンゲラップ環礁の南東隅のカベレ島の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/caFwpF4v7X
2017-08-24 17:35:04ロンゲラップ環礁の3つの島の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1)を1枚のグラフで比較。ロンゲラップ島は再定住のため除染が行われていますが、それ以外の島は未除染。同じ環礁の中でも北側が南側より線量が高いことがわかります。 pic.twitter.com/iGMsn2LqKb
2017-08-24 17:40:39ビキニ環礁からの距離がロンゲラップ環礁のほぼ2倍あるウトロック(ウトリック)環礁の地図。このページmarshallislands.llnl.gov/mapapp_externa… で年間外部被曝線量の推定値を出せるのは、南東の隅にある最大の島ウトロック(ウトリック)島だけです。 pic.twitter.com/7ioXYc5svk
2017-08-24 17:47:47ウトロック(ウトリック)環礁の最大の島、ウトロック(ウトリック)島の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1) pic.twitter.com/XLTDSTAv7o
2017-08-24 17:50:17ウトロック(ウトリック)島の年間外部被曝線量推定値の時間変化(1957.8.1-2027.8.1)をロンゲラップ島と比較。この島はロンゲラップ島より線量が低かったため、ビキニ環礁の水爆実験の3ヶ月後には住民の帰還が認められましたが、住民は後に島を出て今は首都のあるマジュロ島で生活 pic.twitter.com/7vmkmUOFdY
2017-08-24 19:11:32