- gorryyyyyy
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gori@創作
@gorryyyyyy
夜に何処に行っているのかは、一切問い詰めなかった。 いつかは本当に心を開いて、話してくれると信じて、私は待つ事に決めた。
2017-11-24 20:56:47
gori@創作
@gorryyyyyy
たまには戻ったアイツを心配させてしまおう。とジャムを塗ったパンをかじり、集会所へと向かう。 ここで、いつもとは違う集会所のザワつきに気付き、ラミアの足は速まった。
2017-11-24 21:02:31
gori@創作
@gorryyyyyy
この横顔が、彼の本当の顔なんだ。 私に向けられる顔も、本当の顔なのだろうか。 ラミアはファルトの横顔を見詰めるほんの少しの間、そんな思いが頭をよぎった。
2017-11-24 21:06:32
gori@創作
@gorryyyyyy
いつものように、夜が来る。 会話は無いが、いつものようにアイツが隣に横になってて、夜中に目を覚ます。 ポーチを腰に付け弓を担ぐ音を、静まり返った夜が浮き彫りにした。
2017-11-24 21:09:21
gori@創作
@gorryyyyyy
部屋の出口で、アイツが振り返って私を見てるのが、目を閉じていても感じ取れる。 口から少しだけ息を吸ったまま、立ち止まっていた。
2017-11-24 21:10:29