向井先生、外れ続ける経済学の修正を語る

せっかくなのでまとめました。
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mukaifumio @KitaAlps

「新フィッシャー主義とFTPL」bit.ly/2jsSHDn (himaginary):コクラン「中央銀行は我々が思ってたよりも遥かに力に欠けることを中央銀行家も今や認識・・。これから我々は・・中央銀行にこれほど力がないのはなぜかを解明していかなければ」

2017-01-09 14:21:12
mukaifumio @KitaAlps

2 コクランは、その解決策として、新フィッシャー主義とFTPLの組み合わせを提案。だが、・・・

2017-01-09 14:36:02
mukaifumio @KitaAlps

3 だが、疑問も多い。緩やかなインフレ実現のためのヘリマネ政策に関して、それが効果を上げるには「インフレをもたらす上で鍵となるのは、政府は赤字削減のための増税も支出削減もしない、と人々に本当に信じさせること」と言ってる。これは、バローらの等価定理の機序を否定・・・否定はいいが

2017-01-09 14:45:20
mukaifumio @KitaAlps

4 彼の、ヘリマネで撒かれたマネーを民間主体が実物(というか厳密には財・サービス)に使うかどうかは政府の財政再建に係わる態度に依存するという議論には、付されるべき条件が抜けている。つまり(政府の問題ではなく)その国が経常収支赤字国であるという条件だ(これは決定的な条件だと考える)

2017-01-09 14:57:30
mukaifumio @KitaAlps

5 これについてはリカード中立命題(等価定理)に関して、これまで何度か論じてきた。→ bit.ly/1pEWB46  bit.ly/1czWLG9 bit.ly/2j8eAUU

2017-01-09 15:01:51
mukaifumio @KitaAlps

@hongokucho himaginaryの日記「これまでの生産性低迷についての考えは完全に間違っていたかもしれない」( bit.ly/2tNdMK9

2017-07-30 07:41:44
mukaifumio @KitaAlps

@hongokucho 「新技術の例として、3Dプリンタ・・」・・結局、新技術導入による生産と、低賃金労働者を使った生産のどっちが総コストが低いかで新技術の導入の可否が決まり、それによって労働者1人当たりで見たマクロの生産性も変動するという当たり前のことが、従来の生産性の議論には折り込まれていなかった

2017-07-30 08:01:17
mukaifumio @KitaAlps

@hongokucho つまり、賃金水準によって新技術導入が左右される=生産性上昇率がマクロ的な賃金水準に依存する。短期的な不況や長期的な分配の変化によって、賃金水準が低くなるか伸び率が抑制されると、導入される新技術の範囲が狭くなる(よほど画期的な費用対効果のある技術しか導入されず=→技術革新も停滞)

2017-07-30 08:13:04
mukaifumio @KitaAlps

himaginaryの日記 『米生産性減速の6要因』 bit.ly/2heBJbm :「6米経済のダイナミズムが衰えている・・・まとめると、生産性ギャップが拡大しているにもかかわらず、低生産性企業から高生産性企業への労働の再配分が弱まっている」

2017-07-31 05:50:47
mukaifumio @KitaAlps

2 これは「格差拡大」と密接不可分。一般に高生産性企業は、雇用を吸収して生産を拡大していくことが当然と考えられている。だが、高生産性企業の生産物の需要が十分に拡大していかない状況では、高生産性企業の高生産性は雇用を限定するか雇用を縮小、圧縮することで達成されることになる。

2017-07-31 05:57:06
mukaifumio @KitaAlps

3 それによって、低賃金でも我慢して求職する労働者が増えていく。そうした状況下では、低賃金での雇用を前提にした業態が増殖していく。又は、低生産性業種が新たな業態として確立されていく。こうした業種、業態では、低賃金と低生産性の追求で新しい事業機会が生み出される。

2017-07-31 06:02:35
mukaifumio @KitaAlps

4 つまり、今の高生産性と低生産性は密接不可分の関係。そうなる理由は、高生産性企業・分野の需要の頭打ち、限界である。原因は、高生産性企業が狙う領域がそもそもニッチなのかもしれないし、高所得の富裕層が対象の事業なのかもしれないし、そもそもその財の普及が100%に達してるのかもしれず

2017-07-31 06:07:09
mukaifumio @KitaAlps

5 また、大きくは、格差の拡大で、経済に占める、消費性向の高い(=中流以下の層の)人々の所得のウエイトが低下し、それが高機能、高品質の財やサービスの需要の停滞ないしは縮小をもたらしているのかもしれない。

2017-07-31 06:13:11
mukaifumio @KitaAlps

6 少なくとも、ボーモル効果に関する彼のモデルでは、高生産性上昇率分野と低生産性分野の生産の伸びが同じという仮定が置かれている。これは結局高生産性・・分野の生産物の需要が低生産性分野並みにしか伸びないという仮定で、はじめて彼が発見した現象(ボーモル効果)の説明ができたことを意味

2017-07-31 06:20:12
mukaifumio @KitaAlps

7 これは、拙著『「重不況」の経済学』で述べたこと。そこでは、(もっと大くくりだが)日本の製造業とサービス業の生産性の伸びと雇用の推移のつぎのグラフを示した。 pic.twitter.com/gIANpQQ9ra

2017-07-31 06:29:10
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mukaifumio @KitaAlps

日経『古いレンズで政策論じるな』「大磯小磯」:AIや無料サービスなどGDPで把握できない経済と工場・道路等オールドエコノミーを比較・・・しかし重大な違い。前者は効率を高めるが雇用を生まない。一方、古いGDP対象項目は雇用を生む。前者は雇用が不足している経済ではじめて価値がある。

2017-08-03 07:43:31
mukaifumio @KitaAlps

2 今のような停滞する経済で、効率が高まり生産性が向上して雇用が縮小するとき、その雇用を吸収できる別の分野が生じなければ、経済は停滞を続ける。今、効率が向上している部門から吐き出された雇用を吸収している分野とは低賃金のサービス業になっている。ボーモル効果の本当の意味とはこれ。

2017-08-03 07:47:48
mukaifumio @KitaAlps

3 あらゆる要因には、それが効く環境や条件がある。何かが不足しているとき、それを増減すれば、それが経済を左右する。砂漠では水が経済を左右する(水があるところにオアシス都市が立地)が、雨の多い所では水は都市立地に関係ない。労働生産性が重要になるのは、労働力が不足して成長できないとき

2017-08-03 19:06:45
mukaifumio @KitaAlps

アベノミクスが「期待」による当初の短期間の効果以後、鳴かず飛ばずなのは、財政政策不足〜負の財政政策のためだと、私も思いますね。 twitter.com/shavetail/stat…

2017-08-06 06:43:41
mukaifumio @KitaAlps

2 問題は単純だと思います。企業が生産し、広い意味のコスト等を賃金配当金利や税として家計や政府に払っている。その全額がその生産物の購入に支出されれば、好況です。ところが、家計等の収入を増税等で政府が吸上げる一方で、政府はその全額を使わない→生産物のすべてが売れない→経済停滞です

2017-08-06 06:50:32
mukaifumio @KitaAlps

3 まあ、家計や企業が預金を崩したり借金を増やして消費、設備投資すれば、生産物は十分に売れますが(アベノミクス当初も広い意味で、そんな状況だったかも)。でも、収入が伸びない見通し下では、借金を返せるか不安。有効求人倍率が上がっても、今のところ賃金があまり上がっていないので・・・

2017-08-06 07:01:25
mukaifumio @KitaAlps

4 簡単に言えば、増税等の一方で政府は借金を返すために増収分を使わない→それで減った需要を、民間は借金して消費や設備投資を増やせと言ってる=借金の負担を政府から民間に移転しようという政策。これは不況ないしは「停滞」下では現実には機能しない政策。何のために政府があるのか不明です。

2017-08-06 07:08:01
mukaifumio @KitaAlps

5☆ では、政府が借金返済を急ぐ理由=財政破綻、金利急騰は無視して良いのか?です。①一つは、27年の実績です。90年頃のバブル崩壊後税収激減で巨額の財政赤字が生じ、97年以後さらに加速しました。錚々たる経済学者たちが破綻を警告し続けましたが、それは四半世紀に渡って外れ続けています

2017-08-06 07:22:36
mukaifumio @KitaAlps

6 ②もう一つは、なぜ「外れ続け」ているかの原因です。簡単に言えば、特に重い不況下では、生産物(財・サービス)の購入に使われないマネーが有り余っているからです。その資金は、生産物の購入ではなく、資産市場に流入し続け、金融資産価格等は上がっています=債券価格上昇=金利低下です。

2017-08-06 07:33:11
mukaifumio @KitaAlps

7 重要なのは、これは(重い)不況下で生ずる現象だということです。重不況では内生的に金利が低下するのです(中銀の金融政策とは別に)。したがって、重不況下では財政出動によるマンデル=フレミング効果もクラウディングアウトも生じません。 bit.ly/1ziBnTm

2017-08-06 07:38:11
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