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奈良・飛鳥旅行まとめ

2017年8月19日、20日の奈良・飛鳥旅行まとめです。
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@niseusa

昨日今日と奈良飛鳥に行っておりまして、22時過ぎにようやく我が家に帰ってきました。 さっぱり地理感のない私をなうさんとマティウス陛下が色々なところに連れて行ってくれたので、目的のところをほぼ回ることができました。ありがとうございました。

2017-08-20 23:33:20
@niseusa

今回の旅の目的は、蘇我氏本宗家および蘇我倉山田石川麻呂、そしてその時代の天皇周辺あたり、という感じでして、それに対応した史跡やら資料館やらを回ってきました。そのため、本来なら観光コースにガッツリ入るであろう東大寺をさくっとスルーしたりと、中々個性のあるルートになったかと思います。

2017-08-20 23:36:34

こちらの連ツイは成立年代や出来事の時系列に沿ったほうです。

@niseusa

奈良飛鳥紀行1 飛鳥寺 蘇我氏の氏寺。正式名称は法興寺。蘇我馬子が建てた寺で、その時代の仏師である止利仏師が大仏を建造、当時の建物は消失したが大仏は民衆に守られ現存している。当時は現在よりもとても広いお寺で、乙巳の変の際には中大兄皇子の軍勢がここを拠点とした。 pic.twitter.com/ggouRboQkI

2017-08-21 11:03:26
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@niseusa

現在はほんとこじんまりとした寺院になっているんだけども、すぐそばに首塚があったり、外に出てちょっと行ったところに西門跡があったりと、当時の広さがなんとなくわかって面白いです。大仏様と一緒に飾ってある聖徳太子16歳がとても可愛いです。

2017-08-21 11:06:32
@niseusa

奈良飛鳥紀行2 石舞台古墳 蘇我馬子の墓と言われている。巨石を積み上げて作り、本来はその周りと上に土や小石を盛ってあった。現在では上部が露出している。石室内はおもったより天井が高くて広く、排水のための溝もある。公園内にある石棺は復元されたもの。 pic.twitter.com/GtMAMXte46

2017-08-21 11:12:39
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@niseusa

石舞台古墳の写真て、大体上部だけ写してあって、それをもって古墳としてたので、なんで石???とかずっと思ってたんだけども、現地で詳細を知って中を見てようやく納得。いわば氷山の一角だったんですねあの岩……。

2017-08-21 11:14:03
@niseusa

奈良飛鳥紀行3 板葺宮 舒明天皇(中大兄皇子・大海人皇子の父)、皇極・斉明天皇(中大兄皇子・大海人皇子の母)、天武天皇(大海人皇子)の3人の天皇が宮を建てた跡。 大化の改新の最初とされる乙巳の変があった、つまり蘇我入鹿が殺されたのもここ。 pic.twitter.com/Q35haWIF7G

2017-08-21 11:18:33
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@niseusa

乙巳の変の舞台ということで、私の今回の目的、蘇我倉山田石川麻呂が、三韓からの使者の表文を読んで、あまりの事態の動かなさに震えてたのもここなんですね。ちなみにここで某陛下が「何の罪があって殺されなければいけないのでしょうか」と、切りつけられたあとの入鹿の真似をしてました。

2017-08-21 11:22:19
@niseusa

奈良飛鳥紀行4 蘇我入鹿の首塚 乙巳の変で斬り殺された入鹿の首がここまで飛んで来たという伝承に基づいてか、鎌倉もしくは室町時代あたりに作られた五輪塔。飛鳥寺と、蘇我入鹿の邸宅があったとされる甘樫の丘の間に建てられている。 pic.twitter.com/f63rq8KA2j

2017-08-21 11:31:19
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@niseusa

実際飛んでないと思う(笑)。というか飛鳥寺西門跡のすぐそばなので、本当に目と鼻の先に中大兄皇子が立て籠もってるし、甘樫の丘も本当にすぐそこ。田んぼの向こう側の森あたりに邸宅があったということで、飛鳥寺の軍勢を見てそりゃ蝦夷も火をつけて自害するわなというようなとても近い距離でした。

2017-08-21 11:35:41
@niseusa

奈良飛鳥紀行5 飛鳥資料館 飛鳥時代のものがたくさん展示されている。山田寺跡の一部復元や、仏頭のレプリカなどは見応えあり。実はフラッシュ不可で個人使用目的なら撮影可だったんだけど、遠慮してこれしか撮れず。 庭に須弥山石などもある。 pic.twitter.com/l6Fv1EURBx

2017-08-21 11:40:07
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@niseusa

須弥山石の本物は博物館内にあり、そっちはちんこ感あんまりないです。外のはめっちゃそれっぽいけど。 山田寺発掘の経緯や当時の新聞、さらには自害したと思われる金堂前の礼拝石前の石灯籠など、説明付きで載っていました。山田寺跡の前に行って正解でした。

2017-08-21 11:48:37
@niseusa

奈良飛鳥紀行6 山田寺跡 蘇我倉山田石川麻呂が建てようとして、完成半ばで謀反の疑いをかけられ、金堂前の礼拝石の上で自害した寺の跡。礼拝石は当時の場所と思われるところに設置してあり、建っていたであろう建物と悲劇に思いを馳せる。 寺はその後持統天皇の後援により造営を続けた。 pic.twitter.com/WzlLfCvQTu

2017-08-21 11:54:00
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@niseusa

飛鳥資料館に行った後で見たので、ここにあの回廊が!!!とかなってとても感動したんですが、たぶん行かずに最初にここに来てしまうと、ただの所々盛ってある原っぱです。一応説明とか置いてあるけど。 元は僧房があったと思われるところに、今もお寺が建っています。

2017-08-21 11:56:29
@niseusa

奈良飛鳥紀行7 亀形石造物・酒船石遺跡 中大兄皇子の母である斉明天皇に関連すると思われる遺跡。手前の亀形石造物は、天皇の宮中祭祀が行われたと言われている。当時の様子を再現して、水が通るようにしてある。 石垣の砂岩は奈良県天理市周辺からのものとされ、川を通して運んだと言われている。 pic.twitter.com/XUiHBesJVW

2017-08-21 12:06:05
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@niseusa

遺跡のところに解説のおっちゃんがいて、詳しく説明してくれました。亀形石造物で天皇が祭祀をしていた想像図も見せてくださったので、当時の様子が思い浮かんで中々良かったです。 飛鳥資料館に実物大模型もあります。

2017-08-21 12:08:25
@niseusa

奈良飛鳥紀行8 亀石 そばにある川原寺の境界を示す石だったのではないかとされる、謎の石。可愛い。 隣に売店と農作物の無人販売機、飲み物の自販機あり。 pic.twitter.com/DhSGJ5PiH7

2017-08-21 12:10:21
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@niseusa

川原寺は確かにそこから見えるところに跡のみが残っていて、そこも結構謎です。発掘されたものは飛鳥資料館へ。隣に寺院あり。 無人販売の野菜が面白かったのでなうさんときゃあきゃあ言ってました。野菜嫌いの某陛下は会話に入ってこなかったです。さすが。

2017-08-21 12:13:20
@niseusa

奈良飛鳥紀行9 天武・持統天皇陵 天智天皇の弟、大海人皇子である天武天皇と、その妻の持統天皇の古墳。持統天皇は蘇我倉山田石川麻呂の孫にあたり、そのため山田寺の造営を後援したと言われている。周囲をぐるっと回ることができる。 pic.twitter.com/9avNTJjcyt

2017-08-21 12:17:21
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@niseusa

回ることはできるけど、季節柄、蚊が!!!実は八角形の古墳です。 天武・持統期に律令の基礎が築かれました。持統天皇は天皇として初の火葬された人です。鎌倉時代に盗掘されて、持統天皇の遺骨は山中にばらまかれましたが、天武天皇の遺骨はそのまま残されていたそうです。

2017-08-21 12:24:41
@niseusa

奈良飛鳥紀行10 中尾山古墳 文武天皇陵は他にあるが、こちらが本物という説がある。 天武・持統天皇陵と同じく八角墳。 文武天皇は天武・持統天皇の嫡子である草壁皇子の子。15歳という先例のない若さで即位したが、25歳で亡くなっている。文武天皇の子が聖武天皇。 pic.twitter.com/OfOUmOSEBL

2017-08-21 12:41:17
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@niseusa

こっちも季節柄、蚊が!!! ちょっと登ったところにあるので、階段頑張ってあがるか、少し遠回りして自転車で駆け上がるかする感じになります。 そばに柿の木があったんですが、あれ野生なのかな……。 文武天皇の即位のために、持統天皇が暗躍しまくったらしいので、在位10年は中々悲劇ですな。

2017-08-21 12:43:23
@niseusa

奈良飛鳥紀行11 元興寺 最初の飛鳥寺が平城京のほうに移ったもの。極楽坊の本堂と禅室の屋根の一部に飛鳥時代の瓦が使われていて、そこだけちょっとカラフル。 pic.twitter.com/ESMkLyJrfW

2017-08-21 12:53:55
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@niseusa

庭に首のない地蔵と首だけの地蔵がほかの地蔵と何気なく並んでおいてあって少し怖いです。 飛鳥時代の瓦は、飛鳥の方の飛鳥寺に飾ってあり、そちらでは間近でみることができます。後世に作った瓦との違いは、屋根を見上げるだけでもわかるので面白いです。

2017-08-21 12:55:30
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