クリエイターに必要なものは、時間でもお金でもなく、「創る理由」である
- barbara_asuka
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プロローグ
まとめ主はその日、飲み慣れぬシャンパンをガブ飲みしてご機嫌なのでありました(普段は安ハイボールをたしなんでおります)。
グランドハイアットで美女とデナー!(*´∀`*)しやわせ。 pic.twitter.com/HLU80WpYsv
2017-08-22 19:15:24うーい!(酔っぱらい)。夜明けの青山ブックセンター六本木店に来るのがカッコいいと思ってた時もあったなー!!(*´∀`*) pic.twitter.com/LOwTGbusur
2017-08-22 21:17:55青山ブックセンター六本木店、20年ぶりくらいや。。。(*´ω`*)近くの撮影スタジオに勤めてた時期あった。
2017-08-22 21:24:52思い起こせば1996年、明和電機の最初のCDが出た頃ですか、あの頃はアート界隈が賑やかだったような。ABCも何時でも混んでて。いらんファッション雑誌とか写真集とか山ほど買ってた。着る方には興味ないけど、撮る方は興味あった。(酔っぱらい
2017-08-22 23:34:58その頃はカメラマンになるつもりでブローニーのマミヤ7(ああ何もかも懐かしい)ぶら下げて、コマーシャルスタジオに勤めてた。今でもそうだけど、わしは雑用には向いてなくて、スタジオマンとしては劣等生でした。(´ω`) でも、向いてる先輩はなかなか辞めれなくて、それはそれでアレでしたね…
2017-08-22 23:42:34オサレな書店、というだけで何やらワクワクできた。将来に不安はあったものの、出版業界はまだイケイケで、今から思えばウソのような時代です。(´ω`)そう言えばまだわしはツーカーのケータイだったわ。
2017-08-23 00:01:20今ではエラそうなことをほざいてるわしも、当時は写真でどうやって将来生計を立てていくのかよくわからなかった。今なら「写真メインの本でも作りますか」「とりあえず個展でも」とか言えるけど、当時は「仕事をもらう」以外の収入源が思いつかなかったし。
2017-08-23 00:15:58写真はそこそこうまく撮れてたけど、どうやってお金にすればいいのかよくわからなくて。それを思い出すと、「仕事なんていくらでも創り出せるわガハハ」と豪語する今のわしはスゴイのかもしらん、と思ったり。
2017-08-23 00:20:16今のわしなら、当時のわしにどんなアドバイスするかなー。(*´ω`*) 朝起きたらちょっと考えてみよう。
2017-08-23 01:17:54ちなみに、当時のわしな。1997年かな。 pic.twitter.com/ILJvMRzI5X
2017-08-23 09:38:42ここから本題
「45歳の出版プロデューサーのわしから、23歳のカメラマン志望者だったわしへのアドバイス」ということでまとめの下書きを書き始めたんですが…挫折…。結局、今のわしは、無数の偶然によって出来上がっていて、アドバイスだけで今のわしくらいになれるかどうかがものすごく疑問になってしまい。
2017-08-25 00:02:51はっきり断言できるのは、「媒体を作れ」ということ。キャリアのない若い頃のわしが、自主的に作れるキャリアって、そのくらいしかない。確かに、当時、「媒体を自分で作った人たち」って、その後とっても出世している。
2017-08-25 00:04:32ただ、23歳のわしが、45歳の先輩から勧められたからと言って、いきなり「媒体」を作れるかどうかは、実は大いに疑問。たぶん、「媒体」を作るには、技術とか知識とかやる気以前に「根拠のない自信」が必要で、23歳のわしにそれがあったかと言うと……正直あったとは思えない。
2017-08-25 00:07:19その後、わしは実際に自分で媒体を作ることになるんですが、それができたのが26歳とか27歳くらいだったはず。「根拠のない自信」を貯めるのに数年かかったことになる。何より23歳のわしは結婚したばかりで幸せで、特に人から認められる必要を感じていなかった。
2017-08-25 00:10:07場合によっては、もしかして、23歳で出版社を辞めた後、スタジオ勤めも辞め、何もモノ作りなどせずに、一生を終えた可能性もあったと思う。
2017-08-25 00:12:09とにかく結婚していた頃は特にお金の心配もなく、やろうと思えばいくらでもモノ作りができたのに、ほぼ、何にもしなかったことから考えると、やはり「モノ作りは時間とかお金ではなく、モチベーションの問題」なのだと思う。
2017-08-25 00:13:51その後27歳だったか28歳だったかで離婚したわけですけれども、それからもしばらくはモノ作りはしなかったように記憶している。まあそれどこではなかったというのもありますが、それだけじゃないような……。とにかく「モノ作りをする理由」がなかったのだと思う。
2017-08-25 00:17:51「創作をする理由」は、ほぼ「モチベーション」と同じ、であると言っていい。何のためにモノを作るのか。理由は何でもいいけれど、理由がないと人はモノ作りのパワーを失う、あるいは得られないのではないだろうか。
2017-08-25 00:20:53そう考えると、昼間、打ち合わせで話題に出た「成功してしまった人が、創作と表現に飽きてしまう」というのも合点が行く。「創作や表現をする理由」が、成功することによって失われてしまったのだろう。
2017-08-25 00:22:57「カネのため」というのは、創作の立派な理由である、と思う。生活するために創作する。とても素晴らしいことだ。ただ、それは、「創作することによって、カネが得られる場合」に限られてくる。
2017-08-25 00:24:56