近代社会の個人主義について語る人々

この辺の話は、近代西洋や現代日本が話題になりやすいっぽい
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ふみすむ @Fumisme

@Sunset_Yuhi 後者ならば、上からの民主化(憲法制定主体が国民ではない)という点で日本は例外になる。 いずれにしても日本の民主主義は「自立した個人の集団から作られる」に当てはまらないと思う。 社会学では人が2人いれば社会ができるという見方をするから、逸脱者も最低2人で社会を作るといえるはず。

2017-09-07 18:09:40
サンセット @Sunset_Yuhi

@Fumisme 理想論としての民主主義と現実の民主主義は違うけど、本来の民主主義は自立した個人による、具体的には対話とかを重視した政治制度のはず。そこで、個人主義が極端化して大衆民主主義に陥るとポピュリズムになる。個人と公共のバランスを考えればいい、というのは単純だと思う。→

2017-09-07 19:08:15
サンセット @Sunset_Yuhi

@Fumisme 反社会的集団については、単に犯罪を犯す人々だけを言ってる訳ではなくて、今回で言えば国家への所属や奉仕を拒否する人たちになると思う。逸脱者が2人で新たに社会を作れば、それは元の社会とは何かしらの点で相容れないはず。

2017-09-07 19:15:49
ふみすむ @Fumisme

@Sunset_Yuhi ポピュリズムになったとして一体何なんだと思うし、ポピュリズムであるための条件も、民主主義との違いも不明。 大衆民主主義において、候補者は当選するように行動し、政党は票数や議席数を最大化するように行動するインセンティブがある。政治家が大衆に迎合するのはシステム上の必然。

2017-09-07 20:35:50
ふみすむ @Fumisme

@Sunset_Yuhi 「個人と公共のバランスを考えればいい」が単純であるなら、「自由と平等」のバランスの上に成り立つ現代社会も同じくらい単純。これは指摘であって価値判断ではない。 「単純であるから〇〇が悪い。だから〇〇すべき」という形にして、それ以上の考えを提示しなければ感想を述べたに過ぎないと思う。

2017-09-07 20:39:34
ふみすむ @Fumisme

@Sunset_Yuhi 国家への所属や奉仕を拒否した人たちも自給自足をするわけにはいかないので、元の社会とは何らかの接点を持たざるを得ない。物を買うとか医者に行くとか元の社会の人に会うとか。 社会のある点と相容れないと思うだけなら社会の構成員一般がこれに該当するはず。逸脱者とどう区別をつけるんだろう。

2017-09-07 20:43:11
サンセット @Sunset_Yuhi

@Fumisme ポピュリズムって投機的というか、短期的な利益が目的の政策がされるイメージなんだけど違うのか。 国家への所属や奉仕を拒否した人たちのうち、新たに組織を作る人たちは自給自足できる。逆に組織を作らない人は犯罪を犯しやすくなる。ラベリング理論と関係あった気がする。

2017-09-07 21:10:55
サンセット @Sunset_Yuhi

@Fumisme あと関係あるようでないかもしれん話だけど、前に「ワールドマップ現代現象学」を読む気になった理由がこの辺に書いてある(この本自体は「社会学の力」って本だけど)。日常的な経験そのものから考えるプロセスが、自然科学にしても社会科学にしても、最近欠けている気がしている。 pic.twitter.com/nRfCv16TUc

2017-09-07 21:19:31
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ふみすむ @Fumisme

@Sunset_Yuhi ・雑に言うと、民主的な政治過程で選出された任意の気に入らない政治家をポピュリストと呼ぶことができるはず。 ・ラベリング理論なんてものがあるんだな。便利そう。 ・現代現象学、応用範囲が広そうだ。実存主義の「実存は本質に先立つ」を思い出した。普遍的真理は日常の経験の後で設定される。

2017-09-08 08:46:44
サンセット @Sunset_Yuhi

@Fumisme ラベリング理論は「社会学の力」にも載ってるけど、最初に知ったのは「脱常識の社会学」で、警察や裁判所は犯罪者を減らすためにあるように見えて、実はむしろ社会の紐帯を強めるための儀礼として犯罪者を作り出している、みたいな話をデュルケムの儀礼論を延長して説明してる。

2017-09-08 10:10:11
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