読売新聞の大学入試を語った本を読んだら、新聞記者のレベルのやばさと日本の人文教育の敗北を思い知らされた、という話。
タイトルそのまんまです。物事を考えるときは、その物事の置かれた文脈というものをきちんと考えよう、ただそれだけの話です。
あ、後「いい学校とは何か」という話と部活動批判が混ざってますはい。
2017年9月2日午前1時20分ごろ、内容追加しました。
三塚ハル
@mtkharu3
どれくらい苦手って、大学で一番お世話になった先生が、うちの分野で一番有名な先生に対して「でも最も重要で壮大な問いにはあの先生も答えてないですから」って言っちゃうくらいです……(ぼかしてるのは私の大学での専攻の特殊性ゆえです、ばれたら私の個人情報ガガガ
2017-09-02 01:13:17
三塚ハル
@mtkharu3
手っ取り早くこの問題を知りたかったら図書館で日本史のコーナーに行くといいと思います。一冊で日本の通史を扱った本っておそらく山川の詳説日本史くらいしかなくて、後は通史と言ったら全十何巻、または二十ウン巻の日本の歴史、みたいな本ばっかりですから……
2017-09-02 01:14:57
三塚ハル
@mtkharu3
なんでこんな問題が起きてるかって、私見では明治時代にできた文系理系の区切りのせいで文系の人たちが数学や自然科学を修めておらず、それゆえ「歴史や社会の違いを乗り越えて普遍的な社会的な法則」という視点を持ちにくいからではと私は思ってます。
2017-09-02 01:17:29
三塚ハル
@mtkharu3
海外の人が書いた通史の本とか経済史の本だと「私は○○という法則が正しいことを歴史を通じて示すためにこの本を書くのだ」とか序文で断言しちゃうわけで、そりゃそんな普遍性の高いテーマ・問題意識があれば通史も書けますわな、と思うわけです。
2017-09-02 01:18:46
三塚ハル
@mtkharu3
とまあ、こんな感じで色々書いたわけですが、人への批判ばっかりしているのもあまり生産的ではない感じがしますので、この辺で終わりにしたいと思います。長い文に付き合ってくださった方はありがとうございました。
2017-09-02 01:19:49