2017-09-02のまとめ
後者のルートを特定するため、(操作変数法を用いて)役員の才能や行動とは関係のない輸出増加を明らかにした。その結果、10%の輸出ショックによって役員報酬が2%増加することがわかった(図2を参照)。
2017-09-02 01:04:41外生的な輸出ショックによって役員報酬が大幅に増加しているということは、実際のところ、グローバル化が非市場的なルートを通じて最富裕層の所得に影響を与えていることを示すエビデンスとなる。
2017-09-02 01:04:54世界の中央銀行動向 日銀のマンデート再考~日銀の次の一手を理解することが、投資家にとってカギとなります。 / japan.pimco.com/ja-jp/insights…
2017-09-02 01:05:08雇用の伸び? 2012年12月のアベノミクス開始以来、日本ではパートタイマーになる高齢者が増加 pic.twitter.com/uq0JG6s2o6
2017-09-02 01:05:30世界最速で高齢化が進む経済において、2%の物価安定目標が経済的にも政治的にも実現が難しいのは、人口動態に主因があります。第1に、長寿化に伴い、退職者がパートタイマーとして労働市場に復帰していますが、
2017-09-02 01:05:43こうした人たちは、柔軟な勤務形態と引き換えに賃金カットや低賃金労働を受け入れる傾向があります(図表1)。これが重しになり、雇用が伸びているにもかかわらず、賃金の伸びが抑えられています。
2017-09-02 01:05:57寿命が延びるなかで社会保障給付の見通しが暗いことから、予備的貯蓄が増えています。この10年あまり、家計貯蓄率はほとんどの世代で上昇していますが、とりわけ(29歳以下の)若年層で上昇しています
2017-09-02 01:06:28日本のフィリップス曲線:フラット化と下方シフト pic.twitter.com/PeMsetdXna
2017-09-02 01:06:47フィリップス曲線のフラット化の背景には、賃金カットやパートタイマーとして低賃金の職を甘受している高齢者の存在があり、雇用の流動性が乏しいことも、もう1つの要因です。
2017-09-02 01:07:00またフィリップス曲線の下方シフトは(すべてではないにせよ)インフレ期待の重しとなる人口動態の世代効果で説明できます。そして、若年層ですら予備的貯蓄を増やしていることで、金利引き下げによる金融緩和効果は減殺されています。
2017-09-02 01:07:16日銀の量的緩和「ステルス(隠密裏の)テーパリング」 pic.twitter.com/whmnKhQYml
2017-09-02 01:08:35短期金利、10年物国債の利回りは、いずれも日銀の目標近辺で十分にコントロールされています。イールドカーブ・コントロールが導入されて以降、日銀による月間の国債買い入れ額は減少しており、
2017-09-02 01:08:50これにより、いわゆる「量的緩和プログラムのステルス・テーパリング(隠密裏の緩和縮小)」が可能になっています(図表5)。
2017-09-02 01:09:00日銀は既にかなりのデュレーション・リスクを市場から吸収していることから、国債の買い入れ額を減額するなかでも、イールドカーブをコントロールすることが可能です。
2017-09-02 01:09:20[PDF] 主要経済指標 時系列チャート集 / sangiin.go.jp/japanese/annai…
2017-09-02 01:09:42雇用者報酬(1人当たり雇用者報酬、現金給与総額、前年比) pic.twitter.com/5cBj88oqrE
2017-09-02 01:10:41常用雇用者指数(一般労働者、パート労働者、前年比) pic.twitter.com/lmRFjOSAXf
2017-09-02 01:11:10物価(GDPデフレーター、消費者物価指数、国内企業物価指数、前年比) pic.twitter.com/0tNzVh3bEg
2017-09-02 01:11:26マネタリーベースとマネーストック(対GDP比) pic.twitter.com/s31fCycju8
2017-09-02 01:11:58