@htoym 何て羨ましい 私には、神様みたいな、手の届かない人のように思えます どんな先生でしたか RT: 春彦先生には、大学院の時にならいました。
2011-03-22 19:37:18伊吹島は荘内半島の南、燧灘(ひうちなだ)に浮かんでいる 20日、私は観音寺港から水上タクシーを利用して伊吹島へ向かった 伊吹島には伊吹丸と呼ばれる船で行くのが一般的である 私は伊吹島出身の船持ちの方とご縁があったので、伊吹丸には乗らなかった
2011-03-22 19:41:14伊吹島は昭和の匂いがする島だった 住むだけで長生き出来るような、時間の流れ方が違うような、そんな島だった どの道も細く、舗装は荒く スクーターと軽トラがいくらか走っていて、皆ヨソモノである私たちを「また来たのか」というような目で見ていた
2011-03-22 19:44:10@satounaoto satou先生は行かれたことありますか 私は今回が初めてでした 国研の全国調査+個人的なアクセント調査に行ったのですが、感慨深い旅になりました
2011-03-22 19:46:09驚くべきことかそうではないのか、伊吹島の人々は私たちが思うよりずっと調査慣れをしている 自分たちが独自の大変貴重な方言を持っているということをよく理解していて、調査者が来ても「また来たのか」というように、それはもう日常になっている
2011-03-22 19:49:12小さな古い公民館に案内される前に金田一春彦先生の歌碑を見に行った 観音寺側の船着き場の上に、歌碑が建立されていた 見晴らしの良いところで、先生の歌の裏面には妹尾修子さんと和田實先生の大業績(伊吹島アクセントの発見)についての解説が刻まれていた
2011-03-22 19:52:29島を一回り案内して貰って、石仏を見たり、ユーカリの木を見たりしてから、定刻となり、公民館に向かった 本当に小さな、村の集会所という感じの、古めかしい公民館である 窓のカギは懐かしいねじまき式であった
2011-03-22 19:54:40@_asagao 実に気さくな方でしたねえ。まあ、非常勤で来ておられたということもあるんでしょうが。(ただ、同じ講義ノートを、あちらこちらでつかっておいでのようにも、お見受けしましたけど。)
2011-03-22 19:55:11伊吹島には公民館が一つ、診療所が一つ、小中学校が一つある 小中学校の生徒数は合わせて20人くらい 診療所は高齢者のサロンのようになっていて、週に3回、観音寺から医者が来るらしい
2011-03-22 19:56:04へ~。 RT @_asagao 驚くべきことかそうではないのか、伊吹島の人々は私たちが思うよりずっと調査慣れをしている 自分たちが独自の大変貴重な方言を持っているということをよく理解していて、調査者が来ても「また来たのか」というように、それはもう日常になっている
2011-03-22 19:56:37@htoym 気さくな方だったのですか!偉い先生なのに、気取ったりなさらない方だったのですね 益々素敵です 私もお亡くなりになる前に、たった一度でもお目にかかりたかった
2011-03-22 19:57:32大きな窓がたくさんある公民館で調査をした 最初紹介して下さるはずだった話者の方はお葬式が入ってこられなくなったらしい ピンチヒッターとして来て下さった90歳のおばあさんが、佐藤栄作先生の長年のインフォーマントを務められた方だったのは、偶然としか言いようがなかった
2011-03-22 20:00:11@htoym いいなーーーーーーーーーーーーーーー!!!!!!11 信じられません!羨ましい!!何でそのとき私も誘って下さらなかったのですか!!<無茶苦茶w RT:春彦先生のご自宅にうかがったことも
2011-03-22 20:01:44調査は長く、楽しく、流れて行った その成果はまた報告書か何かにまとめようと思っている 一日目の調査は一人だけで終わった 夜は島に一つ(?)の旅館に泊まった 上野善道先生や佐藤栄作先生も泊まられた旅館であった 晩御飯は伊吹島の魚介類を使った料理で、焼き牡蠣大好きな私は大満足だった
2011-03-22 20:08:14翌日、同じ公民館で調査をした 紹介して頂いた話者は、金田一先生のインフォーマントを務められた方であった この方も調査慣れをしており、下降式の話をして下さった
2011-03-22 20:12:18本読むより彼女らに訊く方がよっぽど詳しく伊吹のアクセントが分かるのではないかと思った 彼女たちのソースは、金田一・上野・佐藤先生なのだから
2011-03-22 20:13:38この日は2人調査をして、11時には島を出た 帰りも水上タクシーである 伊吹島出身の船長は下降式を理解し、言い分けていた しかし、「息子世代には下降式は伝わっていない」とも
2011-03-22 20:13:48以上、掻い摘んで話したけれど、私の初めての伊吹島体験記である もっと色々な人との交流もあったのだけど、全ては書けないからこれで筆を置く 折角色々な方にご協力を頂いて得たデータだから、大切にしたい また、伊吹島に行きたい
2011-03-22 20:16:01@htoym 何年前でしょうか もう絶対、どんなに頑張っても、私は一生金田一先生のお目にかかることが出来ないと思うと無念でなりません 思い出話だけでも知りたいので、また語って下さいね
2011-03-22 20:17:54