- kasajimajima
- 15102
- 33
- 4
- 190
「生命のないところから生命はいかにして誕生したのか」というのは難問として残されているが、地球の歴史が45億年もある中で最初の「たった」5億年で生命は誕生しており、「なぜ生命はたった一回しか誕生せず、残り40億年では誕生しなかったのか」も考えるべき問題ではないかという気がする。
2017-09-12 22:45:16UT/TK56th/DN6th/Mゼミ7th/Amazonレビュワー(onl.tw/SZs82cf )/GEIL2009/TEDxUTokyo2012/#仮面ライダービルド:物理学アドバイザー/別冊文芸春秋:連載「世界を見渡すためのブックガイド」(x.gd/Yoh5Z)
「1:生命は実際、地球でただ一度しか誕生しなかった」この場合、初期地球のみが有する特殊な性質が生命誕生において重要だということが示唆される。現在の地球から生命を取り払って数億年放置しても生命は生まれない。地球外生命を探す場合、現在の地球に似たものを探すのはよくないかもしれない。
2017-09-12 22:45:38もう一つ別の可能性として、「すでに生命が存在すると、新たに生命は生まれにくくなる」という機構があるという可能性もある。しかし既存生命は生命になりそうな存在を捕食するわけでもないし、初期地球も相当過酷な環境だったので、これがどのくらい妥当するのか。
2017-09-12 22:46:02「2:生命は地球で何度も誕生したが、ただ一系統を除き残りは全滅した」この場合、どういうメカニズムで絶滅が発生したのか、なぜただ一つの系統が生き残ったのか、というのがなかなか悩ましい。
2017-09-12 22:46:18「3:生命は地球で何度も誕生しているが、皆似たような性質を持っているので人類は単一系統と誤解している」この場合、(少なくとも地球上の)生命は「非常に限定的な構造を持つしかない」ことが物理等の制約から決まっていることになる。これが真実ならすごい面白いが・・・
2017-09-12 22:46:46「4:生命は地球で何度も誕生しているが、人類が残りの系統をまだ発見していない」あるとしたら極限環境だし、そこは初期生命のゆりかごだとされているから本気で調査すると見つかるのかもしれない。
2017-09-12 22:47:00地球の生命は地球以外の場所で誕生して、地球に飛来したという説もある。しかし、この場合も「なぜ一度しか生命は地球に飛来しなかったのか」という問いは残る。地球は生命の(誕生はともかく)生存には適しているので問いはより深刻な気もする。
2017-09-12 22:47:18「5:生命は宇宙でただ一度しか誕生せず、生命が誕生可能な環境は何らかの理由で40億年ほど前に失われた」相当な事態だが、これが正しいとすると、生命は地球にしかいないかもしれない。
2017-09-12 22:47:50「6:生命は宇宙では誕生し続けているが、そこから地球の方向に飛来しなくなった」地球からはるか離れた場所に地球外生命がたくさんいるシナリオになる。この場合「生命誕生の種」が何なのか、は地球を見ていても分からない問題であり、非常に興味深い問いになる。
2017-09-12 22:48:17みんなの反応
「生命のないところから生命はいかにして誕生したのか」「なぜ生命はたった一回しか誕生せず、残り40億年では誕生しなかったのか」ってツイが流れてきたんだけど、俺は「人類が定義する“生命”がごく限定的な存在であり、実際には、この世界、この宇宙は“生命”であふれている」説を推したい>RT
2017-09-14 22:42:10マジレスすると、 1、神が作った説(今でも本気で論文発表する奴がいる) 2、宇宙播種 3、化学進化説 があって有力なのはもちろん化学進化説だけど所謂生命のスープが前提。でもそんなんあったら生命が生まれる前に腐るやん? 何億年かあればいけるけど即細菌の巣になるから無理っていう
2017-09-14 21:32:18生命を誕生させる能力が原始の地球にしか存在しなかったとしても、現地球によく似た惑星の捜索は、誕生後にその星で進化した地球外生命体を発見出来る可能性があるので何ら矛盾はしないと思うが。「地球外生命発見確率の分母を下げている」という点では同意できる。
2017-09-14 01:55:22