特殊教育学会2017片言隻句メモ

kingstone @king1234stone

（しかし・・・「なんで俺たちは使えないんだ」と生徒が声を出せば、「じゃあ使えば」と言ってあげてもいいような気がするのだが。なんてことを書くと、私が何でも「許す（？）」タイプと思われるかもしれませんが・・・そういう誤解を受けやすい）

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（放デイで私とたまたま臨時で１対１の個別学習をする高校生に「（スマートフォンのイヤフォンを）外せよ」と言って、その生徒が素直に従ったので、周囲のスタッフがびっくりしてたことがありました。認めるか認めないかは、要は時と場合とそのお子さんの状態によるんですけどね）

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なお、通級指導でも「コミュニケーション練習」みたいなのもあるんですが、別に通級しない一般の生徒でも名前は違うけれど同じような授業もあるそう。

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サポート校からの話も面白かったです。もともと不登校の生徒のために開設した学校なのに、気づいたら口コミなどで発達障害（これは診断名のあるお子さんが、という意味だと思います）の生徒がどんどん増えて来た、と。

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で、この学校の工夫。年間を５タームに分けている。タームの間には１週間の休み。だから１学期は、始まったら１か月でまずゴールデンウィークで休み。それから１か月たったらターム休み。で、意図は「短い期間頑張れば達成できる」と見通しを持ち、「達成感」を持つことができる。

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で、それぞれ新タームとかに入る時は「水曜日から」何故か？「誰だって、月曜日から行くの嫌でしょう」（笑。素晴らしい！！）

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また時間割は、科目ごとに違う色のカード。で、その時に使うプリント（数枚が冊子になっているのかな？）の表紙がカードと同じ色。だからとりあえず同じ色のとってくれば間違いない。

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それからこれはびっくり仰天なのですが、「定期テスト」もひとりひとりに合わせて微妙に中の「文字」や「記号」が本人にわかりやすいように配慮されている。だからほぼ全員が100点だって。ただし、公式の成績評価では「点としては100だけれど、公式評価としては6掛け、7掛け」と宣言してる。

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しかし、そういうところに注力するためには、「みんな一緒」でOKなところはできるだけそれでやってると。（うむ、めちゃわかります）

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で、教師の方ですが、いろんな資格（特別支援教育士だとか発達なんちゃらとか臨床心理士とか・・・）取りに行くお金は会社（学校）が出し、資格が取得できれば給料に割増しがつくそう。そこでモチベーションアップしてるわけですね。

kingstone @king1234stone

あっ、そうだ。文部科学省は「教師の定数（児童・生徒何人に1人とかいうやつ）は絶対変えない」と言っておられるとのこと。だからいろいろ新しいことをやろうとすれば「他職種」を入れてチーム学校ということになるみたい。しかし「高校通級」は新設するんだよね。もちろん増えるのはいいと思う。

kingstone @king1234stone

あと、ほんと小・中・高、特別支援学校、どこでも「教師が本来しない仕事」は「事務」であるとか、SC、SSW、部活担当者とかetc.に任せていくようにしないといけないと思うは。

kingstone @king1234stone

部屋をちょっと整理・整頓してて、行方不明になってた特殊教育学会のメモとスライド印刷などの手元資料が出てきた。で、すげえ大事な「ひとこと」が抜けてたことに気づく。

kingstone @king1234stone

「単発の講義形式の研修は効果が無いことが証明されている」 なんだって。体験的にそうやろなあ、と思ってたけど、やっぱりそうやったんや。 じゃあ効果があるのは、という質問に、これは証明はされてはいないだろうけど ・講義＋コンサル ・講義＋演習 などで、４～５回、10時間程度は必要と