編集部イチオシ

西洋剣術の刃部分を掴んで使うハーフソード(術)と同種の日本剣術における技法について

創作分野で西洋剣術におけるハーフソードという使い方が知られはじめているようですが、日本の剣術にも刃部分を手で取る中取・蜻蜓・刀棒・鳥居構えなどと言われる技法群が存在する事はあまり知られていないようなので、その紹介を。
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Toyosaka Laboratory @ToyosakaLabo

この開いて突くというのが特徴ではないかと思います。窪田派では開いた際に胸あたりに刀を取っていたようですが、他に一旦頭の上に翳す系統もありました。

2017-08-30 09:36:07
Toyosaka Laboratory @ToyosakaLabo

間合いが近いと短刀のほうが力が入れやすいから、長刀側は中取りしないと押し負けちゃう感が個人的にある。

2017-08-30 09:51:09

中巻野太刀(長巻)について

lornplum @lornplum

そういえばせみ氏結局中巻野太刀の話しませんでしたね、あれこそ日本にもハーフソードに類する技術があったことを示すよい例だと思うんですが

2017-08-30 09:33:00
みんみんぜみ @inuchochin

@lornplum だってあの実技、春風館くらいしか残ってないですもん。 一応、まだ中取りの構えの話が残っているので、中取り話は続けますので少し言及はしますよ。

2017-08-30 09:36:51
lornplum @lornplum

@inuchochin そういう技法が日本にもあるんやでということなら現存の技術に拘る必要もないような気もしますが…なんて言うとお互い普段と逆のスタンスで話してる感じになっちゃいますねw

2017-08-30 09:49:30
lornplum @lornplum

@inuchochin 長巻術ももうほとんど残ってませんしねぇ

2017-08-30 10:11:28
みんみんぜみ @inuchochin

@lornplum 江戸時代だと長巻も薙刀も同種の技術ですしね。 肥後古流長刀が四尺刃、四尺柄ですから長巻に近いかもしれませんね(長刀ですけど)

2017-08-30 10:33:31

グラディアトリアの甲冑ハーフソード術(ドイツ)の再現

全員4番P @Bilbo_1

"グラディアトリア"と呼ばれる15世紀のドイツの写本に見られる甲冑ハーフソード術の再現。youtu.be/1S_Q3CGqZmg pic.twitter.com/fTE9PI6W83

2017-08-29 23:17:16
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みんみんぜみ @inuchochin

ハーフソード。互いに甲冑をつけている(しかも日本の甲冑より堅固)だからか、日本剣術の中取り技法より江戸時代の半棒術、杖術の投げ技みたいな技法に近いように見えます。日本だと互いに中取りという想定はあまり無いですし(あるにはある) youtu.be/1S_Q3CGqZmg

2017-08-30 09:57:49
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みんみんぜみ @inuchochin

動画の最初、ハーフソードで万歳して構えているところを、敵がハーフソードで突いてくるのを上から払う技。 これは現存流儀の直心影流や肥後の新陰流の小太刀に同じものがあります(今の直心影流の敵は中取しないが家元長沼家資料では中取から突く) youtu.be/1S_Q3CGqZmg

2017-08-30 10:04:37
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みんみんぜみ @inuchochin

後の展開は違って、直心影流では小手を切付け(さらに蹴り)、肥後新陰流は中取のまま踏込み腕を押さえます。甲冑無し、小太刀である、などが理由でしょうか。(3:00あたりから直心影流の技) youtu.be/CGOxoyr-NlQ pic.twitter.com/Y6OUSFqSD8

2017-08-30 10:30:30
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