春のtweetライブラリ その2

@hajimebsの呼びかけでスタートした140文字の読書案内。 RTやポストへのコメントを省いて、純粋な一覧としてまとめていきます。 ご参加はおすすめの本にコメントとハッシュ #1satsu をつけて ポストするだけ。140文字ヨムリエの登場をお待ちしています! 続きを読む
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t @t80935

野沢 慎司 監訳「リーディングス ネットワーク論―家族・コミュニティ・社会関係資本」2006。ネットワーク分析の古典である7つの論文の和訳。小さな世界問題(見知らぬ人同士が数人の媒介者で繋がる)はツイッター上で頻繁に感じること。http://ow.ly/1sXgO #1satsu

2010-03-31 14:05:52
愛甲 芙美男 @aikoufumio

「魔女のパン」オー.ヘンリー。子供の頃に、子供向けの訳で読んで、なんて哀しくて皮肉な話だと思った。大人になって再読し、筋が建築に絡んでいたと知った。ここで読めます。http://cosmoshouse.com/works/loaves/loaves.htm #1satsu

2010-03-31 20:54:49
Fumitoshi Kato @who_me

松竹国内ライセンス室ほか(2008)『人生に、寅さんを。』キネマ旬報社:葛飾柴又で調査をしてから、まもなく5年半。あっという間。でも、いろいろありました。「旅というものはな、行き先を決めてから出かけるもんじゃねえんだよ。」 #1satsu

2010-03-31 21:18:05
@gr8rosso

竹田出雲 他著、服部幸雄 編著「仮名手本忠臣蔵(歌舞伎オン・ステージ8)」 (白水社)  “忠臣蔵”原作。注釈がわかりやすいので原文でも楽しめ、戯曲なので台詞が美しくリズムがある。人気のあるものは、やはり面白い。歌舞伎や文楽で忠臣蔵を観たことのない人にもおすすめ。 #1satsu

2010-03-31 21:26:40
ほの@とび森or人形者仲間募集ちう @Hono_HKT

「恐怖箱 怪痾」雨宮淳司/竹書房文庫:実話怪談コンテスト・超-1出身の著者の元に集った体験談10話を収録。どれもいい怖さですが、特にラスト1話は読むと染る(俗に言う自己責任系の)話ですのでご用心。怪談読みなれた私ですが、自己責任系で初めて本気で怖くなりましたあぁ #1satsu

2010-03-31 22:58:48
TAKEMURA Kazuhiro @vec2ras

衿沢世衣子『ちづかマップ』講談社。古地図が好きな女子高生(!)が、日常から街を再発見するマンガ作品。改まることなく自然な描写で、読者をアチコチと引き回します。実に軽やか、読後ほんわか。たまにはマンガもどうぞ!(続刊強く希望です、 @knutknut 様+出版社様) #1satsu

2010-03-31 23:47:41
@lesizmo

【本日の一冊】安部公房『笑う月』。 現国教科書の後ろの方に短編『鞄』が掲載されていたのをうっかり読み、その後の安部公房全読破の引き金となった。全体を通して、文体はかなり読みやすく、安部公房の理解を深めるためにはおすすめの1冊であり、私の創造の種でもある1冊。 #1satsu

2010-04-01 01:20:00
よしなが えりり @errie

吉本隆明「悪人正機」2001。ほぼ日で見た「10年間毎日ずっとやって、もしそれでモノにならなかったらオレの首やるよ」という言葉に魅かれ、初めて手に取った吉本氏の本。世の中は実際とてもシンプルで、自分の姿勢ひとつで明るく見えることを知った。軽妙なる聞き手は糸井氏。 #1satsu

2010-04-01 01:30:26
sho_2 @sho_2

宗田好史「中心市街地の創造力」(2007)学芸出版社。京都の街の観察による都市の変化のディテールと、それに立脚した中心市街地の文化再生のあり方について丁寧に語る。 #1satsu

2010-04-01 10:06:26
kiku-aoi @kikuaoi

中村宏の不気味な挿絵がすばらしい『消えた二ページ』寺村輝夫作(77年発行・理論社)。童話の本から消えた2ページを追ううちに、奇妙な世界にひきこまれる小学生の冒険譚。火の粉となって飛び散る「文字」、眼光するどい子どもたち、一度見たら忘れられない。 #1satsu

2010-04-01 11:01:41
リタ・アレス @lesizmo

【本日の一冊】安部公房『笑う月』。 現国教科書の後ろの方に短編『鞄』が掲載されていたのを読み、その後の安部公房全読破の引き金となった。全体を通して文体はかなり読みやすので、何度でも読み返せる。安部公房への理解を深めるために必読。そしてこの本は私の創造の種でもある。 #1satsu

2010-04-01 11:19:38
ものどゐ @monodoi

年度替に必ず読む。岩下修『AさせたいならBと言え』明治図書(教育新書)。卒論指導でツーカーになった学生との付き合いモードを調律して、全く初対面となる新入生たちとの付き合いモードにシフトするために必要なリハビリ。指示する相手を、強制ではなく知的に動かすために。 #1satsu

2010-04-01 12:31:05
石川初 Hajime B. S. Ishikawa @hajimebs

フィリパ・ピアス「トムは真夜中の庭で」 夢中で読んだのは子供の頃。思えば、今ここの自分と過去とは地続きだ、という感覚を持たされた最初の体験だったような気がする。亡き祖母の遺品に幼い自分の手紙を見つけたときのような。 #1satsu http://bit.ly/dau7l7

2010-04-01 13:49:02
煙突 @mooncrow99

小学館アートセレクション「『熈代勝覧』の日本橋」年寄りから幼稚園児まで家族で楽しめる日本美術&歴史。発売後すぐに実家に持っていったら、以来父が子どもの頃の東京の話をよくするようになった。http://bit.ly/cjVEBV #1satsu

2010-04-01 14:08:18
そら豆ぞうい @legumeae

「罪なきものの虐殺」ハンス・リュージュ著。巧妙にオブラートに包まれてきた動物実験。著者は自ら収集した膨大な資料を示しながら、その凄惨過ぎる実態を告発。人類が長きに渡り社会のシステムに組み込んできた悪習に、倫理と功利の両面から見直しを呼びかける。誰か読んで。 #1satsu

2010-04-01 15:22:26
そら豆ぞうい @legumeae

さっき紹介した本は文章のみですが、同じ著者により編纂された写真集もあります(「現代の蛮行」)。その有り様はどんなヒトの想像も絶すると断言できる。読んで楽しい本では決してありません。けれど、ニンゲンはこんなコトをするイキモノでいてはイケナイと思って。 #1satsu

2010-04-01 15:31:41
Fumitoshi Kato @who_me

柳沢小実(2006)『リトルプレスの楽しみ』ピエ・ブックス:研究室の書棚でなかなか見つからず、ようやく発見。明日のランチタイムのために、予習開始。一夜漬けだけど、かざることなく行こう。読む…というより、ぱらぱらと眺める感じ。 #1satsu

2010-04-01 19:34:19
ほの@とび森or人形者仲間募集ちう @Hono_HKT

「すごい科学で守ります!」長谷川裕一/日本放送出版協会:歴代戦隊シリーズを一つの時系列に並べて科学的解釈をした、特撮愛溢れるシリーズ1冊目。ヒーロー物に胸躍らせた思い出があれば超お薦め、続巻も是非!空想科学○本は笑いをとろうと元ネタ曲解したりするから好みません。 #1satsu

2010-04-01 20:28:58
@gr8rosso

リュドミラ・ウリツカヤ「通訳ダニエル・シュタイン」上下巻。実在のユダヤ人カトリック神父がモデル。一神教を信じる人々の社会で「宗教的寛容」を目指す、という事がこんなに困難なのかと驚いた。あらゆる人種・宗教の共存を目指す神父のひたむきさに、どうしようもなく心を打たれた #1satsu

2010-04-01 22:24:55
Toši @pintoamame

【今日の一冊】川口有美子 『逝かない身体 ― ALS的日常を生きる』 医学書院 2009 実は、まだ読んでいる途中。ALS患者さんの事を知ってもらいたくて入れました。先入観をもってもらいたくないのでコメントはしません。是非読んでください。ALS:筋萎縮性側索硬化症 #1satsu

2010-04-01 22:32:37
いちろう @ichiroabe

【今日の一冊】 竹内真「カレーライフ」(2005、集英社文庫)。子供の頃の約束を果たすべく世界に散った従兄弟達を尋ねながら美味いカレーを作る努力を重ねる青春小説。766頁もあるが、グイグイ引き込まれて一気に読める。読後感も良い。どんよりした気分の時にオススメ。 #1satsu

2010-04-02 01:11:40
よしなが えりり @errie

クラフト・エヴィング商會「クラウド・コレクター」1998。「雲、売ります」と書かれた古い広告から始まる、雲を掴むような語。実際にトランクから出てきた収集品と、故人の遺した日記を繰りながら見えてきた後ろ姿はいったい誰か。現実と虚構の狭間に笑いが溢れる、今日の最後に。 #1satsu

2010-04-02 01:20:47
Fumitoshi Kato @who_me

橋本義夫(1978)『だれもが書ける文章』(講談社新書):ぼくの「キャンプ」の原流。上手い下手ではなく、有るか無いか。「文章無限。人の書きそうなことは書いたって、それほど意味がない。」ツイッターは、140文字の「ふだん記」。 #1satsu

2010-04-02 17:55:39
tsusahara @tsusahara

『文字移植』(多和田葉子) その名の通り、小説を翻訳する小説。翻訳家は、開いた傷口のような原稿を抱えて植民地の島を訪れる。訳の体をなさない訳文が「現実」に差し挟まれ、世界が混ざり、不穏なままに祝祭感が溢れだす。まず勢いで読み、その後じっくり読みたい中篇。 #1satsu

2010-04-02 19:16:02
Toši @pintoamame

笠井一子 『京の配膳さん』 向陽書房 1996 「より日本的」、「もてなす」ということを考えている時に、見つけた一冊。人間関係がスムーズであるためには、何か見えないクッションが必要だと思う。それが無いと、ダイレクトに痛みが届くようになる。文化とはそういうものか? #1satsu

2010-04-02 19:17:54
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