@lacucaracha氏との内部留保金課税をめぐる議論

ぜひタイトルから「会計学」を外していただきたい。その理由はまとめた通りです。 ーーーーーー 追記  続きを読む
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𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha まず、「留保税」とは「内部留保金課税」のことをおっしゃっていますね?その前提で、まさに「売掛金」等は一定の期日で現金かされる流動資産です。しかも、回収し、税金を払えばそれで済む一過性の過程です。

2017-10-08 23:43:13
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha しかし、先ほども申し上げたように自己資本に課税してその税額は資産を売ってでも調達しろとおっしゃるのなら、資産額とは簿価、取得額なので実際に売却等をするときに更に税金が発生します。

2017-10-08 23:44:34
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha 資産を売却した時の贈与税もしくは法人税(という言い方も正確ではないのですが・・・)から「内部留保金課税」額を控除できるというのなら、まだわかりますが、二重三重にたまつきに税金が発生してしまうことはおわかりですか?

2017-10-08 23:45:18
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha 言葉が足りなかったでしょうか?私が意味したのは、PLによって決定された純利益の利益処分の中で配当額が決められると。利益処分計画書は株主総会の決議事項です。ですから、配当金って当該年度の翌期の支払なんですよね。

2017-10-08 23:47:20
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha そもそも、内部留保金課税の妥当性の検討、あなたのエントリーのタイトルから「会計学」の言葉を削除すべきかどうかの主題に関して言えば、その話しは些末なことです。

2017-10-08 23:48:30
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih ええ。そこで、剰余金から資本金への組み換えを行えば、純資産額を維持しながら内部留保課税は免れるはず、というのが本論の趣旨なのですが、なにか大きな支障はないのかな、と。 登記等の実務負担は大きいと思いますが、第三者割当でないのであれば、会計的には勘定の振り替え扱いで可能かな、と。

2017-10-08 23:53:06
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha 剰余金から資本金への組み替えは、比較的容易です。容易なだけに、あなたの主旨に従えば、上場企業はみな利益剰余金の計上をやめて租税回避するだけです。もし「留保金課税」するなら利益剰余金の額だけでなく、自己資本の部すべてが対象になるはずです。

2017-10-09 00:05:08
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih 今回の議論は『剰余金は、企業内に現預金として余っているわけではなく、設備投資等として運用されている場合もあり、剰余金の多い企業に重税を課せば競争力を損なうのでは?』という話から始まっております。 そこで『例えば剰余金勘定の残高に対して課税すればどうなるのか』を論考してみたと。

2017-10-09 00:33:42
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih すいません。お風呂いただいておりました。 引用の資料ですが、『自己資本額』ではないはずですよ。但し書きによると ・利益剰余金 ・資本剰余金 ・長期引当金 (なぜ引当金を加えたのかは疑問ですが)このうちのほとんどが利益剰余金でしょう。(トヨタの諸表を見る限りですが)

2017-10-09 00:26:44
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih 取りうる選択肢としては 1.赤字を出して剰余金を取り崩す 2.配当として株主に還元する 3.あきらめて税金を払う 4.資本金に振り替える がある。 もし設備投資として維持するために必要な資金であれば、資本金に組み替えればよいのではないか。

2017-10-09 00:35:51
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih ただし資本金へ一度組み替えてしまえば、剰余金に戻すことはむつかしく、投資額以上の剰余金を将来作ってくれることを期待しなければならない。そのためこの会社に継続投資するのか、配当として吐き出させるのかをより慎重に判断するのかもね。 という仮説を立てただけです。

2017-10-09 00:38:05
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih これを『あっている』と考えるか、『間違っている』と考えるかは、個々意見はもちろんあるでしょうけれども、これは『実務的に考えた』わけでも『数学的に考えた』わけでもなく、『会計学的に考えた』という点については、間違えではないかと理解しております。

2017-10-09 00:39:41
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih 剰余金であれば、配当として株主に払い戻すことも可能ですが、資本金はそうはいかない。資本に全額計上するということは、少なくとも留保金課税の税率以上のリターンを出さなければならない。それで資本生産性を引き上げられるのであればまたそれもよしとするのではないでしょうか(法人税収増えるし)

2017-10-09 01:02:46
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha リスト一位のトヨタ自動車の決算資料見ましたが、十七兆円は「株主資本」額ですね。資本金を含みます。 toyota.co.jp/pages/contents… globis.jp/article/5067

2017-10-10 06:05:05
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

資産の流動化の強制、課税対象額が簿価でいいのか?、「蛸の足食い」配当・課税など、問題多数。→忙しいので後で補足と議論の続きを書く。 / “@lacucaracha氏との内部留保金課税をめぐる議論 - Togetterまとめ” htn.to/QhivA

2017-10-09 17:51:32
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

@hidekih ご確認ありがとうございます。 17兆円の株主資本のうち、ほぼ全てが利益剰余金ですよね。 資本金3,970億円 利益剰余金17兆6,010億円 (さすがに引用データと値が一致しているかまでは追っていませんが、そのあたりは一致しているのではと思っています)

2017-10-10 07:04:29
らくからちゃ@2♂&1♀年子育児中 @lacucaracha

書きながら改めて思ったけど、 内部留保課税は『法人税廃止+配当所得の累進税化』とセットで考えたら割とおもしろい。 yutorism.jp/entry/Accumula…

2017-10-08 12:48:14
𝑯𝒊𝒅𝒆𝒌𝒊𝒉 @hidekih

@lacucaracha ここの部分、読み落としてました。これはおもしろいアイデアだと想います。読み落としたまま前半の用語について執着したことはお詫びします。それでも、きちんと会計用語を理解した上で書き直されることをおすすめします。

2017-10-10 11:37:23

『女騎士、経理になる。』のrootportさんからお叱りをいただいているのを発見。引用させていただく。

Rootport🧬 @rootport

らくからちゃさんの記事は「内部留保課税」をうたいながら実際には利益剰余金課税について議論していて、その点では「釣り」なタイトルではある。あるんだけど、会計学的にまったくデタラメだ、みたいな反論は的外れだよ。そもそも、会計と税制は似ているようで別物じゃん。

2017-10-09 13:42:25
Rootport🧬 @rootport

「内部留保は現金で保有しているわけじゃないから課税できないっていうけど、法人税だってCFと一致していないじゃん。法人税を(多重課税を避けるために)全廃して、代わりに利益剰余金に課税してみたら?」っていう思考実験があの記事の論旨だと思うんだけど、反論者はそれが読み取れていないよね。

2017-10-09 13:45:45
Rootport🧬 @rootport

同族会社に対して留保金課税があることを知らなくても、それで「お前は会計の素人だ!実務経験のないやつだ!」って批判するのは可哀想。そういう中小企業に関わらない仕事をしていたら、そんな税制があることを知らなくて当然じゃないかな。大企業の連結決算担当者とか、実務経験あっても知らなそう。

2017-10-09 13:51:08
Rootport🧬 @rootport

そもそも「会計学を分かっている人」っているの。会計学と一言でいってもめちゃくちゃ範囲広いよ。企業会計については知らないことは無い!みたいな熟練の公認会計士が、じゃあ社会会計にも詳しいのか、国民経済計算ができるのか……って話。一人の人間がカバーできる分野なんてたかが知れてる。

2017-10-09 14:05:30
Rootport🧬 @rootport

なので、「我こそは会計に詳しいプロでござい」と威張る人を見かけたら、眉に唾をつけるべきだと思うね。広い々々会計学の諸分野のうち、具体的にはどの分野にお詳しいんですか、と。

2017-10-09 14:07:29