HoMe読書会第四回「ティヌーヴィエルの物語」第3&第4週
- Katsuobushield
- 3506
- 28
- 0
- 0
@mithrimnemui ありがとうございます。お願いします。なかなか議論に参加できずすみません。自分でも後で改めて検証してみたいと思います。
2017-10-12 21:56:04p.33のシルマリルに関しての一節。この段階でもシルマリルがヴァリノールで作られたことは事実ですし、単純な否定文として読むと前後の文脈とも合わなくなってしまうかもしれないですね。 #ToT_3w
2017-10-12 23:40:06@Katsuobushield それを再現しようとしたら妙ちきりんになりました。現在形で畳みかけていくような文体ってあまり教授っぽくないですよね。 #ToT_3w
2017-10-13 00:01:26@Tanwen_C 実は自分のパートにも現在形で書かれている部分があったのですが(p.36の3パラ)、前後と上手く噛み合う文にできなくて過去形っぽく訳してしまったんですよね。ずっと過去形で書かれているのでちょっと異質に感じました。 #ToT_3w
2017-10-13 00:08:48@Katsuobushield もしかしたら何か法則性があるのかもしれないですね。教授のマイルールかもしれないし、古い詩の作法かもしれませんが。 #ToT_3w
2017-10-13 06:04:41@Tanwen_C @Katsuobushield 時制の混在は現代の小説ではわりとよく見られるんじゃないかと思います。ティヌーヴィエルは突然ヴェアンネ主観がはいってきたりしますよね。訳し辛いわ~ #ToT_3w
2017-10-13 17:00:41@mithrimnemui @Tanwen_C ありがとうございます!ゴンドリンの注にあった"historical present"でしょうか。確かに急にヴェアンネちゃん目線の話が入ってきますよね… 「今語っている」ことを時々思い出させるような感じで。 #ToT_3w
2017-10-13 21:07:16力があり奸智に長けていると言われつつも油断して眠らされてしまうあたり初期も後期もメルコさんはメルコさんだなあと… #ToT_3w
2017-10-13 00:10:15そしてシルマリルをこじり取るのが、後期のような業物アングリストではなくなんと猫屋敷の台所から持ってきたナイフ!"great knife"とあったけど肉切り包丁か何かだろうか…。 #ToT_3w
2017-10-13 00:15:36アラン・リー氏が描くところのアンガマンディ(アングバンドか)がとっても不衛生に見えて泣ける。こんなところで生きていけない。 #ToT_3w
2017-10-13 17:14:33「ゴンドリンの陥落」の注33で、元々現在形で書かれていたものが過去形に直されている箇所があることが指摘されていて(現在形のまま残っている部分もある)、これは 語りの上での「史的現在」を減らそうとする意図があったのだと思うとクリストファ氏が言っていますね。 #ToT_3w
2017-10-13 21:16:03ちなみに不勉強なものでこういう現在形での語り方を「史的現在」ということを知りませんでした。 ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8F%B2… ゴンドリンの時にこの注33も読んでたはずなのによく分かってなかった…。 #ToT_3w
2017-10-13 21:25:02@Katsuobushield わたしもすっかり忘れてました。 ここだと年代記に使われていたとありますね。ゴンドリンの陥落はこっちの年代記ぽくしたかったので、 ティヌーヴィエルのは臨場感を出したい手法なのかなと思います。 en.wikipedia.org/wiki/Historica… #ToT_3w
2017-10-13 21:54:28@mithrimnemui ティヌーヴィエルの場合、p,33なんかは今まさにカルカラスの腹の中にシルマリルが!てな感じでしょうか。p.30でも使われているんですが、ここはベレンに猫の動作を教えるくだりですね…w #ToT_3w
2017-10-13 22:07:35Lost Talesは語り手のことを時々思い出すとまた面白さが広がる気がします。この章のヴェアンネちゃんとか、あるいはゴンドリンの語り手であるヴォロンウェの子リトルハートとか。 #ToT_3w
2017-10-13 21:40:32