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2017年10月19日

「哲学者J・S・ミルが抗うつ薬を処方されていたら、倫理学は進歩しなかったのか?」~人間の心の弱さは、社会にとって必要なものかもしれない。

まとめました。
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Hashimoto @r_hashimoto

そういえば、最近読んだ本に「もし、青年J・S・ミルが抗うつ薬を処方されていたら、倫理学は進歩しただろうか?」という刺激的な問題提起がありました。精神疾患は確かに人間にとって、人生のあらゆる苦をもたらすけれど、「何物にも悩まなくなった人間」は果たして人間足りうるのか、という問題。

2017-10-17 23:39:04
Hashimoto @r_hashimoto

さきほどの小論にも、こうした「悩む人間」の特性を、心の脆弱性にあるとと捉えて、「悩まない人工知能」と対比させていますね。>「精神疾患に罹るような人間の心の脆弱性はじつは人間のような複雑で柔軟な知能を実現するために不可欠かもしれないということである。

2017-10-17 23:43:39
Hashimoto @r_hashimoto

人間の知能は膨大な数の諸要素の統合的な働きによって成り立っているが、そのような諸要素の統合は何らかの原因・理由によって崩壊する危険性を本質的に秘めている。そのような統合の崩壊が精神疾患だとすれば、人間の知能は精神疾患に罹りうるような脆弱性を本質的に孕んでいる」

2017-10-17 23:43:52
Hashimoto @r_hashimoto

しかし、このような問いは見方によってはナンセンス。例えば「もし、シューマンやゴッホが現在の標準的な精神薬理学治療を受けていたら、彼らの偉大な芸術は生まれただろうか?」という問いは、「もし、アレクサンダー大王が現代医学で治療されていたら歴史は変わったか?」という問いくらいナンセンス

2017-10-18 22:40:42
Hashimoto @r_hashimoto

苦悩や狂気というものは、個人の創造的知性に有用であるだけでなく、集団にとっても有用となりえます。政治的リーダーや宗教家が、重い精神疾患に苦しんでいた事例も少なくありません。『一流の狂気 : 心の病がリーダーを強くする 』 amazon.co.jp/dp/4535984263/…

2017-10-18 22:47:59
星ノ未知 @hoshinomeate

問題は、例えば鬱病の人間がほぼ感じるであろう問題として、何事かに直面して落ち込んだとき、「この感情は、自分本来の感情なのか、それとも鬱がもたらしている感情なのか」と悩んでしまうところ。 twitter.com/r_hashimoto/st…

2017-10-18 13:07:46
(パララッ)クマ @parallaxma

1人のJSミルが生まれるために作り出される数々の弊害を含めて議論するならいい議論なんじゃないかな twitter.com/r_hashimoto/st…

2017-10-18 14:30:24
nm @nmpvtw

疾患とは単なる定義であり、個人については過不足という概念はない。疾患の定義は社会環境を表すものだと思う。個から苦を引き出すのは周辺環境、状況である。 twitter.com/r_hashimoto/st…

2017-10-18 15:21:09
ヘナチン @henatin

イミテーションゲームを見ると分かるが……アラン・チューリングがイジメられっこのホモでなかったとしたら、世界は10年かもっとか、とにかく長期間パソコンの発展が遅れていただろう。偉大な発想は孤独な人間の悲哀から産まれた。悩みや苦境が偉業を促進させた……のかもしれないなあ。 twitter.com/r_hashimoto/st…

2017-10-19 11:24:35

コメント

緑川⋈だむ @Dam_midorikawa 2017年10月20日
昔の哲学者が筋トレしていたら哲学は存在しなかった
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