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kasajimajima
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人物は2人とも身長160cmで部屋の天井の高さが250cmだとすると この絵はどう直すべきでしょうか? pic.twitter.com/ZVxcU1CAL7
2017-11-22 07:24:57

江ノ電カレンダー 専門学校講師 風景デッサンの基本 立方体の九九・ユアッサーの法則 FANTIA:fantia.jp/fanclubs/6675 YouTube:youtube.com/user/yuassamak…

手前と奥の人物の同じ部分を見つけます。この場合、頭からみぞおちあたり。 pic.twitter.com/HzS0FcNpCH
2017-11-22 09:47:05

同じ場所をつないで奥に延長します。 頭と頭、みぞおちとみぞおち。 できた交点を通る水平線がアイレベルになります。 2人の位置や大きさを変えないのだから まずは2人を基準として アイレベルを見つける必要があるのです。 pic.twitter.com/KEySGQPNc3
2017-11-22 09:51:06

右の壁の奥行き方向の線を延長すると消失点が見つかります。 しかし、先ほど見つけたアイレベルから外れた場所に行ってしまっています。 これは明らかな間違いです。 pic.twitter.com/OHIfLS8joi
2017-11-22 09:53:43

消失点を下に下げてアイレベルに消失点がある感じにして右側の壁を描きます。 これで人物と部屋のアイレベルが揃いました。 まだ終わりじゃないですよ。 pic.twitter.com/SgUxvTcHpH
2017-11-22 10:11:02

次に壁の高さが250cmになっているかどうかを調べます。 そのために、奥の人物を壁のところまで連れていきます。 pic.twitter.com/4uoAWeieQb
2017-11-22 10:23:12

人物は身長が160cmなので、少し下げると150cm。 それを三等分すると1目盛りが50cmになります。 pic.twitter.com/Xvw5mvjj7u
2017-11-22 10:31:58

上に2目盛り増やすと250cm。 あ、まぁまぁあってるじゃん。 けど240cmくらいになってるなと分かる。 pic.twitter.com/BdAS0wK7zm
2017-11-22 10:45:57

壁の高さを直して部屋を描くとこんな感じになります。 これで正しさができあがりました。 でも、まだ終わりじゃないです。 pic.twitter.com/NieXs13AAh
2017-11-22 10:56:34

右の壁の位置をスライドさせて構図的に良い位置を探ります。 pic.twitter.com/9lbqATQbB0
2017-11-22 11:08:33

元のラフスケッチの構図の印象を残しつつ正しさを取り入れていく作業の流れでした。 こんな風に試行錯誤しながら絵を作り込みます。 pic.twitter.com/UoCXT4nkuO
2017-11-22 11:26:31

実は最後の絵も、床の奥行き方向の線がフレームの角とぶつかってる感じになってるのは本当はよくありません・・・。 フレームを少しだけずらすなどする必要があるかもしれません。
2017-11-22 11:29:18
こういうのは、やはり卒業して仕事をしてからの方が知りたくなるんだろうなと思う。 学生時代には、できればやりたくない内容だよね。 つまらないし。
2017-11-22 11:48:01
これってでも、独学でできるようになる人は、そんなに多くなくて、できるようになるのに何年もかかると思うよ。 下手すると何十年もかかる。 いや、結局できないまんまかも。
2017-11-22 11:55:50
最初のラフスケッチとの比較。 なるべく最初の感覚的な絵に近づけるのも大事です。 pic.twitter.com/8hf8L5CKQs
2017-11-22 12:11:33