研修のあり方について

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

たまに教員研修の事後アンケートで「一般論ではなく、具体的な事例についてじっくり聴きたかった」って感想があるんやけど、「一般論もわからずに具体的な事例で起きたことを理論的に整理し、その要素を抽出して、別の事例との相違点を考慮に入れながら適切に応用できるんやろなあ、ああ？」ってなる。

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

まあ一般論だけではダメなことはわかってるんですけどね。。。

kingstone @king1234stone

事例からも抽出できないでしょう。だから、その方が担当している現場を見て、具体的なOJTをしてあげて「ひとときの平安の時間」を作り出すことしかできないのではないか、と思っています。それでないと、その先生もお子さんも苦しいだけだし。その成功体験が続いてやっと勉強する気になる・・・？ twitter.com/kenichi_ohkubo…

kingstone @king1234stone

で、その方たち、「一般論」を聞いても、何の勉強にもならないことは確かだと思います。そしてそれが多くの学校での「研修」の形。 twitter.com/kenichi_ohkubo…

kingstone @king1234stone

なんかね・・・研究者や自らがんがん学ぶ人が、自分を基準に「研修のやり方」を考えていて、「それ、一般の人、無理」という体系になってるんちゃうかな。その方面の能力を高く見積もりすぎ、というか・・・ twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

で、お子さん、当事者ご本人を含め、教師や支援者も不幸になってる・・・そして、みんながみんなに文句言ってる・・・誰も幸せになれない。 twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

もっともっとそのあたりの能力は、一般的に「低い」と見積もったほうが、みんな幸せになるのじゃないかなあ。（こう考えるから私は「上から目線」と言われるのか・・・）で、たいていの方は「目の前のひとり」の人に「具体的にどうしたらいいのか」を教えてもらったら、とりあえずそれはできる。 twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

で、「なぜうまくいくのか」を説明し、また「将来のこういう姿を目指して」というのも伝え、しかし「ほら、いま、ここが前よりよくなったやん。あなたのおかげや。すごいね」というのを伝え続けていたら・・・本当に「壊れたレコード」みたいに繰り返してたら・・・ twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

きっと「わかって」下さって、自ら工夫もし始めて下さるよなあ、と思っているのだけど。そして「みんな幸せになる」 twitter.com/king1234stone/…

おラム映画は大映 @lambda474

@king1234stone なるほど、それもありますね。現場の先生はすぐ使えるマニュアル的なノウハウを求めているでしょうし、伝える側はその限界をわかってるので広く応用できる基本的な考え方を伝えたいでしょうし。初手からズレのある出会いの可能性はありますね。

kingstone @king1234stone

ええ。そんなに「期待値」を上げてはいけないと思うのですね。みんな人間ちょぼちょぼ。で、「期待値」を下げれば、喜ぶポイントがたくさん出てくるし・・・ただし、この私のやり方もあまねくやろうとすれば、コストは高いのでしょうが・・・ twitter.com/lambda474/stat…

kingstone @king1234stone

私は先生方や支援者さんを馬鹿にしているのだろうか・・・そんなことは無いと思っているのだけど・・・SVに行ってる事業所でも、各スタッフさんの動きに感動させられるし、もちろんお子さんたちにも感動させられる。 twitter.com/king1234stone/…

ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

全体像を理解せずに個別の事例に触れてしまうと個別のエピソードがおかしな形で般化して目も当てられないことになったりするよねぇ(´･ω･`) twitter.com/kenichi_ohkubo…

ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

でも確かに、研修の講師とかしてて一番頭を悩ませるのはそのあたりです。一般的な話をいかに「我がこと」に引き寄せて考えられるか、研修参加者にとって実感できる形に"翻訳"するかが料理のしどころというか。 twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

ええ。ただ、先日、特殊教育学会でうかがった話の中で「１回限りの研修（どういう形式かはわからないのですが）では効果が無い、というエビデンスはもう出ている」というのがありました。複数回（4回、総計10時間程度）だと有効だとか。 twitter.com/Basil1127/stat…

ばじる🐸人生半分忘れ物 @Basil1127

まあ自分のこととして考えてみても、一回の研修が身になることがあるとすれば自分なりに消化してアウトプットして実際にやってみて…くらいしないと無理ですものねえ。複数回のシリーズ研修がデフォルトになればいいなと思います。 twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

あと、もともと「強く求めていた人」の場合は、その１回でも、そこから講師の人とつながったり、関連文献を読んだりして、いろいろ身につけていって下さるとは思うのですが。でもなかなか難しいだろうなあ・・・ twitter.com/Basil1127/stat…

bluehand @IZislandblue

最近ようやく分かってきた。どんなに偉い先生でも、人間の行動をコントロールなんて出来ないということが大前提なんだと。その覚悟が出来ないと、答えが欲しいと思う。答えが見つかると思って期待する。でも誰かが完璧に解決出来るなら人間をロボトミーするのと同じことだと。 twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

その「覚悟」は大切だと思います。 twitter.com/abibirdlake/st…

bluehand @IZislandblue

ABAなどの療育にも言えますが、保護者は割と妄想を抱いている人、多いと思います。その先生にかかれば突然子供が素直になると思っている。（関わり方で実際落ち着くことも多いので） そうじゃないと、しっかり伝えるのは、プロの役目ではないかと。 twitter.com/king1234stone/…

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

研修のツイートにたくさんレスをいただいているんですが、もう結構自分なりの結論は出ています。 ①理論と実践の往還が必要（理論は必要条件） ②どれくらいの専門性が必要かは職種や立場による（みんながめっちゃ専門家になる必要はない） ③専門性を育てるためにはめっちゃコストがかかる

kingstone @king1234stone

あと、大切なのは、先生方やスタッフのみなさんに対しても同じだということですね。「変える」のではなく「一緒に喜ぶ」「一緒に喜べるポイントを増やす」そういうことなのかな。 twitter.com/abibirdlake/st…

大久保 賢一 @kenichi_ohkubo

行動分析家が実際にコントロールしているのは「相手の行動」ではなくて「環境」ですからね。

bluehand @IZislandblue

一緒に喜べるポイントを探す→誰にでも出来る、ことなんですよね。なのに、専門家はエビデンスがあるから自信を持ってやる。だから子供も素直に従う。この違いを、プロがちゃんと教えてあげれば良いのにと思います。 twitter.com/king1234stone/…

kingstone @king1234stone

そうですね。どれだけ「自分のこと」「自分と子どもさんやご本人との関係」とくっつけて考えられるか、「ひとごと」じゃなく考えられるか、が大事だと思います。（でも支援は最後は「ひとごと」でないと困りますけど） twitter.com/irumacha/statu…

takayuki okano @irumacha

@king1234stone 「注意喚起」と「身の事」は違うんでしょうね、、、

2017-12-19 08:25:18