西條剛央による被災地から帰って来た今考えること
- ittokutomano
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おそらく食べ物はある程度充足されてきているだろう(この認識すら甘かったのですが)、確実に喜ばれるのはコスメとかウエットティッシュとか、コーヒー、お酒、子どものおもちゃ、絵本だろうとか考えました。
2011-04-03 22:49:54女性が欲しいものは女性に聞いてみる。自分の子どもだったら何が喜ぶかと考えてみる。自分が避難所生活をしていたら、何がもらえたら嬉しいかと考えてみる。
2011-04-03 22:50:45被災者のコミュニティは都会とは違って濃密です。そうした配慮は僕らよりもします。想像力というのであればそこまで射程を伸ばすべきであり、また現場に行ったことのない人の想像力の限界も自覚すべきかと思っています。@NATROM @georgebest1969
2011-04-04 09:10:13津波主被災地の現場を知らない人の「忠告」は支援の妨げになる可能性が高い。都会とはコミュニティのあり方も、規模も全然違うのだ。例えば郵便局は潰れても、みんなお互いに顔を知っているから、南三陸町の三浦さんといえば住所を書かなくても届く。自分の常識は通用しないことを自覚すべき。
2011-04-04 09:15:21そう、それがわかっていない都会の「識者」の見解はことごとく的を外しています。現場を知らずによい支援はできない RT @etseybetsey 都会の生活の常識が被災地の常識と通用しないと思う。現場の声は絶対に大切だと思う。そして彼らの住んでいるところの愛着も比じゃないと思う。
2011-04-04 09:20:15阪神大震災のときは少し移動すれば物は買えた。だから大量にお酒を買い込んできてアル中になることもできた。しかし現在の津波主被害地はお店も車もガソリンもなく物自体が買えない。個人避難宅をあわせれば二十万人もの避難民もいる。お酒をあげても一人1杯飲めるかどうかだ。
2011-04-04 09:24:48そう、わからないのです。識者や学者は自分の「良識」が通用しないことを自覚して欲しい。現場に言ってみてきて欲しい。@etseybetsey 都会での生活しかしたことない人にはわからないでしょうね。持ちつ持たれつでコミュニティが成り立ってることも。人のつながりが何よりも大事なことも。
2011-04-04 09:26:31僕は父が猟師をやっていたこともあるし、船をもっていてよく釣りにいっていたから田舎のコミュニティのあり方が少しは想像できた。しかしそれでも現地に行ってみて初めてわかったことが多すぎる。既存の常識やネットやテレビでわかったつもりになり「良識」を押しつけるのは支援の妨げになる。
2011-04-04 09:32:19『女性セブン』で震災特集をやっているということで取材を受けたところ。話のわかるひとでとてもよかった。明後日発刊とのこと。
2011-04-04 10:49:03一緒に被災地支援にいった盟友北川さん(@TKHDKTGW)の著書です。システマの呼吸、振る舞い、発想は緊迫しがちな現地でも役立ちました。読むだけでも違います。かなりお勧めです。 RT 書籍「システマ入門」重版決定しましたー。→http://p.tl/h5TH
2011-04-04 12:12:29現地は時々刻々と変わっています。通っていないとされている道が通っていたり、携帯がかからないといわれた避難所がかかったりします。その場で、その辺の人にいる人、復旧作業をしている人に話を聞いたりアナログで情報を集めるのが大事です。
2011-04-04 12:17:08そこら辺一帯の避難所の中継地点となっている本部が、携帯がつながらないといっていた避難所にいったら繋がっていたのにはおどろいた。唯一ネットがつながるとされている本部のパソコンが設定されていなくてつながらかあったのにはもっと驚いた。
2011-04-04 12:19:04僕の記事やそこでの考え方は基本的に構造構成主義が軸になっています。参考にしていただければと思いますRT 【東日本大震災――構造構成主義提唱者・西條剛央(@saijotakeo)実践論】として西條氏の大震災に関する呟きをbot化していく了承を得ました。RT・フォロー願います。
2011-04-04 12:28:52津波主被災地にいくとリアルに世界観が変わる。ショックも大きいがトータルでみたらいくべきだと思う。瓦礫の山がない街ってなんて平和なんだと思えるようになった。
2011-04-04 13:09:53身近な人(特にリーダーになるようなひと)には行くことを勧めようと思っている(これは現地に行った人全員がそうするといっていた)。僕の場合、実家に泊まってもらって一緒に行動してもらってもよいしね。
2011-04-04 13:11:27たとえ思想や哲学系の人であっても、一度現地に行くか行かないかで今後ののびしろが大きく変わってくると直観している(僕の直観の精度の高さは自他ともに認められているからたぶんあたる)。あれを肌で感じなければこれまで妥当な意見を言っていた人ですら、的を外した意見をいうことになりかねない。
2011-04-04 13:13:10【RT願】明日、ジャーナリストの岩上安身さんのUSTインタビューを受けることになりました。現地で撮影した動画も公開予定。あの風景は思い出しただけでなんともいえない気持ちになります。津波主被災地域の現状と実効性のある個別支援の方法について話したいと思います。
2011-04-04 13:35:59いつかわからないぐらい久し振りにぶち切れた。某津波主被災地区の担当者が、「ふんばろう南三陸町」と同じ支援システムは要らないといってきた。その理由を聞いてもまったく理由になっていない。物は足りてない、でも要らない。最初から断るという結論ありきの態度。
2011-04-04 14:44:10各避難所で欲しいものの要望リストを書いてもらって、電話一本すればそれをこっちがブログにアップして、Twitterで募集かけて、送れるものがあったらブログにこれを送りますと書いて、必要な分量が集まり次第打ち切りにする。
2011-04-04 14:46:22「お酒もないし、コスメも化粧品もないし、漫画もないし、なにもない。靴だって津波から逃げてきたときのものしかない。それなのに、あなたは自分の一存で、無料で欲しいものが欲しい分だけ送ってもらえるこの支援を断るというのですか」と。
2011-04-04 14:50:38「いや、断るとは言ってないけど....」「じゃあなんなんですか、やりましょうっていわないということは断るということでしょう。物品をもっていったらとても喜んでいました。あなたの仕事はみんなをハッピーにすることでしょう。そのための役人でしょう。」
2011-04-04 14:52:36