明治大正昭和の官報行旅死亡人からわかること

昔の人権感覚・生命観と、交通インフラや産業が近代化された時代のギャップ
巡礼 旅行 明治 昭和 歴史 行旅死亡人 大正 お遍路
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ツイートまとめ なぜ現実は運ゲーなのか 昔は運が悪かったら死ぬ 現代は運が悪ければ生きる屍として苦しみ続ける 4162 pv 27 1 user

水面計@いつのまにかオッサン @W_L_G
そもそも近代以前は生まれた地域と階級により全てが決まってた出生ガチャだったのが、育成要素がある程度大きくなっただけでも重大な進歩な気がしないでも無い。 むしろ現行でも生まれた国とか流行とか所属する産業..「なぜ現実は運ゲーなのか」togetter.com/li/1197950#c46…
すんすけ @tyuusyo
@W_L_G 今、明治時代の官報をずっと読んでるんですけど、明治時代の田舎で難病にかかった場合ほぼ人生アウトなんですよね。20代で難病にかかって村を追い出された巡礼の行旅死亡人(行き倒れ)が複数、村に..「なぜ現実は運ゲーなのか」togetter.com/li/1197950#c46…
すんすけ @tyuusyo
明治時代の行旅死亡人には今と比べて20代の死者がひどく多い。なぜか。 当時、庶民が村で治療できないレベルの難病にかかった場合、巡礼として叩き出されて行き倒れるしかなかったようなのだ。官報記載の死者たちは出生地から存在そのものを消されているようだ。恐ろしすぎる。
C.C.Beijing 鈕祜祿・一順 @GolminAlin
@tyuusyo とんでもない時代を生き残った人々の子孫なんだなあ、我々は。
すんすけ @tyuusyo
いや、再度見返してみると、過労死した?26歳の製糸女工さんとかで身元が完全に判明してても親や役場に断られたのか、「但シ本人生前申立テタル肩書地ヘ照會セシニ同地ニハ該當者ナキ旨囘答アリ 心當ノ者ハ當役場ニ申出ツヘシ」となってるケースすらあるな。
すんすけ @tyuusyo
@GolminAlin 明治時代はやばいですね。おそらく今だったら普通に生きていただろう人が行旅死亡人扱い(出先で倒れたが医療技術が未発達でアウト、勤務中の死亡が親元問い合わせができず)とか普通にありますね
すんすけ @tyuusyo
どうも女工さんとか流しの職人さんが出先で死亡した場合、本籍に役所が照会しても「いや、この人の一家は数年前に離散していて身元不明ですわ」とか回答されているケースもあるので、名もなき庶民は恐ろしく過酷な時代だと思う。
C.C.Beijing 鈕祜祿・一順 @GolminAlin
@tyuusyo 養えなくなった、または賃金前借りで「身売り」した子たち。つまりカネがらみなんですね。
すんすけ @tyuusyo
多分江戸時代ならこれらの人たちは墓石に名前が書かれるだけで完全に歴史から消されていたと思う。民俗学者の宮本常一が四国遍路道の名もなき行き倒れの墓について書いていたが、『官報』というメディアの出現と戸籍制度などにより可視化されただけで、江戸時代はもっとひどかったと思う
すんすけ @tyuusyo
【明治・大正・昭和】過去ノ行旅死亡人 號外第2號uni.5ch.net/test/read.cgi/… ここに判読されたものが記載されているがエグいよ。
すんすけ @tyuusyo
行旅病人及行旅死亡人取扱法が明治32年3月28日法律第93号・同年7月1日施行なので、それ以前はなんと行き倒れの記録そのものが可視化されていない(!) 時代劇に出てくる「凄腕の流れ職人」とかカッコよく聞こえますけど実態は過酷だろうなあ…
すんすけ @tyuusyo
大正時代になるとNHKの朝ドラに出てきそうな友禅染のキレイな着物をきた19歳の女の子が鉄道自殺をしていたりして、これは精神医学が未発達だった時代の犠牲者だろうなあと思うよ。わろてんかみたいな世界観もあれはきれいなところだけを映しているんだねえ
すんすけ @tyuusyo
大正15年の官報には「福島縣石城郡四ツ倉町(現・いわき市)の54歳の奇術師が北海道の美深病院で脳卒中で急死、カネを持っていないので埋葬しちゃったから心当たりの人は申し出てね」とあるが、これ今だったら簡単に遺族や関係者に連絡付いたろうなあ。当時はスマホもSNSもないしなあ。
C.C.Beijing 鈕祜祿・一順 @GolminAlin
@tyuusyo 話はそれますが、むかし常磐線で「上野 - 四ツ倉」の列車があったのを思い出しました。そのころはいわき駅はまだ平駅だった。
すんすけ @tyuusyo
@GolminAlin 身売りだと完全に親からの引受はないでしょうから残酷ですよね…
C.C.Beijing 鈕祜祿・一順 @GolminAlin
@tyuusyo 当時は土葬が主流だし遺体を引き受けようにも大金がかかったんでしょう。
すんすけ @tyuusyo
昔の文藝春秋のB級グルメ特集で昔のミルクホールが再現されていたのだが、なぜか官報を読むんですよね。今でもコメダ珈琲には新聞は置いてあるけど、なぜか当時は官報。なぜ?と思ったんですけど、当時は官報にしか乗ってない情報があったんですね。
すんすけ @tyuusyo
訂正)54歳⇒50歳 お詫びして訂正します
すんすけ @tyuusyo
大正時代の行旅死亡人、結構身なりの良い66歳のおじいさんが旅行先の駅で倒れただけで行旅死亡人扱いなので、本当に連絡手段が無かったんだと思いますよ。当時は身分証明書もほとんど携帯してないし。
すんすけ @tyuusyo
というより、大正14年に愛媛の34歳男性が北海道の旭川市で死亡しているんですけど、この人、肉親の名前も本籍も全部分かってるんですよね。 多分引き取りに行く旅費とかもないと官報公示なのかしら。実は行旅死亡人の葬儀費用は身元がある場合は肉親負担なんですよね。やりたがらないよなあこれ
すんすけ @tyuusyo
というより、当時北海道に行く若者って「オラッ北海道に行って一旗揚げてバリバリ稼ぐぜ」みたいなハングリーな人が多かったと思うんですよ。 新幹線も何もない状況で愛媛の肉親に連絡しても引き取りに来ないよなあ。肉親もカネないだろうしなあ
すんすけ @tyuusyo
地番だけ分からなくて住所氏名は判明しているケースが多いので、多分、宿帳とかから拾ってるんだと思う。田舎から出てきた職人や土方が飯場や商人宿で倒れて病院で死亡、みたいなケースが相当あるんでしょうね
谷梅之助 @umenosuke_tani
@tyuusyo リアルに描けば、今の人には耐えられない様なシーンが出てくるでしょうね。明治時代でさえ。
すんすけ @tyuusyo
@umenosuke_tani 怖いですね。あんまりこれを映像化してほしくないしなあ。
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コメント

クロモリフレーム @crmoframe 2018年2月11日
素朴に、科学技術と社会制度の向上のもたらす物は強烈に有り難い。
九十九 @hakqq 2018年2月11日
免許証普及しないと中々携帯する身分証ってないわね
はよ @hayohater 2018年2月12日
まとめを更新しました。すんすけさんのツィートを追加しました
ut_ken @ut_ken 2018年2月12日
この話題を見て、映画版「砂の器」を再鑑賞しました