「小昏い」なんと読む?
- kei_sandrol
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@kei_sandrol @kkna_tweet 栗本薫ファンなのにこのツイート知らんかった(汗) こぐらいと読んでました。
2018-02-18 04:46:22500票を越える回答、ありがとうございました。グイン・サーガを始めとする栗本薫の小説に出てくる「小昏い」の読み方として、こぐらい、おぐらい、ほのぐらい、音として読んでいない、などの答えが集まり、過半数を占める選択肢は無いという結果となりました。 twitter.com/kei_sandrol/st…
2018-02-17 22:15:00面白いのが、読み方はバラバラだけど「小昏い」という文字列を目にした時に読者が思い描くもの。薄暗い、後ろ暗い、闇に属するもの、屍霊、黒魔術、といったイメージは、かなり共通してると思うんですね。栗本薫を読んで、何万文字にも渡って「小昏い」とはどういう状態かという描写を浴びてきている。
2018-02-17 22:30:26外国語の翻訳のようなもので、「Love」という言葉と「好き」という言葉には同じ部分もあるけど違う所もある。日本語同士でも、私の使う「好き」とあなたの使う「好き」には違う意味が含まれている。辞書的な読み方とか意味を知るよりももっと深く、私たちは栗本薫の「小昏い」という言葉を知っている。
2018-02-17 22:30:27@kei_sandrol 私はおぐらいと読んでいます。はっきりとは覚えていませんが、栗本もたしかそう読んでいたような気がします。ほのぐらいは「カローンの蜘蛛」に「ほの暗い」という表現があったのでそのように読ませることはなかったと思います。
2018-02-18 21:32:56@kei_sandrol 「カローンの蜘蛛」のルビについてですが、あれは編集部がつけたもので、栗本の読みと必ずしも一致していない可能性があります。「肯いて」に「うなずいて」とルビがありますが、栗本はひらがなで書くときには「うなづく」と書きましたから、明らかに編集部が辞書通りの読みをつけたということですね。
2018-02-18 21:37:13