「マイノリティは自助努力すべきである」という主張をめぐる議論・からの派生
@TanTanKyuKyu あと、専門でもない人がすべての問題に深くコミットすることは非常に難しいですよ。不可能かもしれない。でも、できる限りは知った方がいいし、知らないために差別を強化するアウトプットをしてしまうことは多々ある。このことには同意されるんですよね?
2011-04-06 11:53:45@TanTanKyuKyu そうなんだけど、他の人の発言が貴殿に「インプット」されたわけです。それに対してとる貴殿の反応が「アウトプット」=振る舞い=行動。そのアウトプットが差別強化になることもある、というのは認めてもいいし、最初からお認めになってるのでは?
2011-04-06 11:54:50@moriteppei 「差別の意図はなかった」と言っても免罪にならないというのは認めます。行動化された時点で差別は差別です。
2011-04-06 11:54:59@TanTanKyuKyu よかった。で、その「行動」も、いわゆる「行為」に限定されない。なんらかのアウトプットって意味で考えれば、「何も知らないことによって、差別的な行動=振る舞いをアウトプットしてしまうこともある」って同意されると思います。
2011-04-06 11:57:27@TanTanKyuKyu だとすると、貴殿のいくつかのツイートは結果として「挑発的」に過ぎたと思う。「じゃあ、何をしろってんだよ」みたいな発言ですね。「知ってしまった」上で発言されてるわけですから、差別構造を強化する危険性もあるでしょう。
2011-04-06 12:00:03@moriteppei 広義には差別だというならどう広義に差別を定義しているのかの説明責任があると思いますよ。相手が無知であるというだけのことに対して漠然と「それは差別だと感じるから差別だ」なんて主張してたら、顰蹙を買うだけです。
2011-04-06 12:00:24@TanTanKyuKyu 何の問題にせよ、「差別はなくなった方が/少ない方がいい」とお考えになってると思います。だったら、「知れることは不完全かもしれないけど勉強してみよう」「特定の民族に誤解を与える表現は慎もう」となるかと。
2011-04-06 12:01:34@TanTanKyuKyu 説明責任とか難しい言葉は使わずとも、もっと単純な話で、「偏見もある意味差別だよね」って意味で【広義の】差別を定義すればいいだけでは。「言葉の問題」ですから、実質はほとんどない話になります。
2011-04-06 12:03:01@TanTanKyuKyu 「違う! それは行動を伴わないのだから、差別ではない! 単なる偏見です!」と言うとしましょう。じゃあ、その「偏見」ってよくないから失くしましょうね、「知らないことが偏見なのです」と正しく言いましょう、で、終了です。特に対立点もない。
2011-04-06 12:04:06@TanTanKyuKyu 概念的にそうでしょうね(偏見が無知の一種かどうかは少し疑問だけど、関係ないので良いとする)。でも、結局、言いたいことは同じ。「無知が偏見を生むことが非常に多いのです」くらいの意味。ぼくはその通りだと思いますけど。
2011-04-06 12:08:01@moriteppei 偏見にもちゃんと定義があって、簡単に言うと「事実と合致しない、不適切でネガティブな理解」のことです。「アイヌは野蛮人だと思う」みたいな。単なる無知と偏見を持つことは別なのです。無知はあくまでも無知に過ぎない。
2011-04-06 12:09:51@TanTanKyuKyu 「顰蹙を買う」のかもしれないけど、「顰蹙買うだけだろ」って言う人の立場もいっぺん見直す必要があると思ってます。いますからね。何もしないで、外から「こうしたらいいじゃん」「しないから駄目なんだよ」って言うヤツは腐るほど。何してるかも知らずにね。
2011-04-06 12:10:06@TanTanKyuKyu だから、それも「無知」の定義によりけり、でしょう? 「無知」をそもそも「一切何も知らない」状態だと定義すれば、何も知らないし何も「できない」んだから、差別できないなんて「定義からして」当たり前の話。これこそトートロジーです。
2011-04-06 12:11:26@TanTanKyuKyu アイヌ民族運動にしても、戦後だけで見たとして、どれだけの声が上がり、どんな努力がなされてきて、どんな経緯で「ここまで」来たかって、そりゃ想像を絶する話ですよ。「努力」が全然知られてないだけ。知る努力すらせずに「顰蹙買うぜ」って言う方がおかしい。
2011-04-06 12:16:17@TanTanKyuKyu そして今、こういう話を知ってしまった上で、貴殿が何を考え、何をするのか。自分の「ふるまい」が問われることになる。それが「偏見」であったり、「差別」であったりになる危険性もある。であれば、少しでもそれをなくす努力ができた方がよくはないですか?限界あるが。
2011-04-06 12:17:57@TanTanKyuKyu いや、まさにそこの定義が一番重要でしょう。それによって話が全然変わってくる。「存在すら知らない」なのか、「問題があることを知らない」なのか、「問題がどのようなものか知らない」なのか、「知ってるけど、現状それに対し何をしてるか知らない」なのか。
2011-04-06 12:19:48@moriteppei 当事者にはそうでしょうが、平均的日本人の認識は「え?アイヌ人の生き残りってまだいるの?」レベルでしょう。たまにいる「日本は単一民族国家」って主張、政治的な悪意でアイヌを無視してる奴もいるだろうけど、本気でそう思ってる人もおそらくいるでしょうからね。
2011-04-06 12:20:55@TanTanKyuKyu だから「運動について知らない」は、「運動は本当はあるのにないと思ってる」「そこまで大きくはないと思ってる」という意味で、無知なだけでなく「偏見」じゃないですかね。
2011-04-06 12:22:50@TanTanKyuKyu これも偏見だし、そういう発言が出てくる時点で差別ですよね。同意されますか? → 「え?アイヌ人の生き残りってまだいるの?」
2011-04-06 12:23:24@moriteppei それらはどれも無知のうちです。さすがにアイヌという単語を知らないと言う人がそういるとも思えない。そんなに細かく定義を切り分けても仕方ないと思いますが。
2011-04-06 12:24:24