2018-03-07のまとめ
男女とも喫煙者の就労率は非喫煙者に比べて高いが、特に女性において顕著で、非喫煙者よりも15ポイント(16.1%)高い就労率である。男性の禁煙者の就労率は非喫煙者よりも有意に低い。
2018-03-07 23:05:55被説明変数は年間収入(対数)だが、労働時間を説明変数に含めているので、労働時間の長さの差による影響は除去されている。各種個人特性をコントロールした上で、男女とも喫煙者の年間収入は非喫煙者よりも1%水準で有意に高い。
2018-03-07 23:05:56喫煙者の賃金プレミアムをパーセント換算すると、男性8.7%、女性10.8%である。なお、男性の場合、禁煙者の賃金も非喫煙者に比べて有意に高く、パーセント換算すると6.4%である。
2018-03-07 23:05:57第一段階の推計結果は、男女ともリスク態度が高い人ほど喫煙している傾向が強いことを再確認する結果であり、また、F値は十分に高い。第二段階の推計結果によれば、喫煙者の係数は男女とも5%水準で有意な正値であり、喫煙の内生性を考慮しても賃金プレミアムが存在することを示している。
2018-03-07 23:05:57ただし、推計された係数は非常に大きいため、あくまでも頑健性を確認するための参考推計と位置づけておきたい。
2018-03-07 23:05:58男女とも喫煙者の係数は1%水準で有意な正値であり、この数字は限界効果を示しているので、年齢及び学歴をコントロールした上で、非喫煙者に比べて喫煙者は男性約5%、女性は約12%就労確率が高いことになる。
2018-03-07 23:05:58すなわち、推計された賃金プレミアムは、高賃金の喫煙者のみが労働市場にとどまっているというセレクションに起因するものではないと考えられる。
2018-03-07 23:05:59男女とも喫煙者の係数は60歳以上で大きく(特に女性)、就労を続けている人が喫煙を続けているという関係が存在することを示唆している。
2018-03-07 23:07:04しかし、60歳未満に限ったサンプルで推計しても、男女とも喫煙者の係数は1%水準の有意な正値であり、引退が健康行動をもたらすというメカニズムだけでは説明できない。
2018-03-07 23:07:04喫煙者の生活満足度は1%水準で有意に低いが、男女別に推計すると男性は非有意なのに対して女性は有意かつ大きな負値である。係数の大きさは喫煙者に比べて小さいが、禁煙者も同様のパタンである。
2018-03-07 23:07:05各種個人特性や賃金、労働時間、就労形態をコントロールした上で、女性喫煙者の仕事満足度は5%水準で有意に低い
2018-03-07 23:07:06[PDF] みずほインサイト 米州 米保護主義の代償~米企業の投入費用増加額は付加価値の0.5%相当 / mizuho-ri.co.jp/publication/re…
2018-03-07 23:08:34HSコード2桁分類ベースで2017年の国別輸入実績をみてみると、鉄鋼ではカナダ、鉄鋼製品では中国、アルミニウム及びその製品ではカナダが最大の貿易相手国となっている
2018-03-07 23:08:34調査対象の輸入実績、関税収入、輸入価格上昇率 pic.twitter.com/ZR2TxdWkFQ
2018-03-07 23:08:35本措置の対象とされているHSコード6桁または4桁で指定された品目の2017年輸入額をみると、鉄鋼が203億ドル、鉄鋼製品が87億ドル、アルミニウム及びその製品が172億ドルである。
2018-03-07 23:08:35したがって、本措置が実施された場合の(追加的な)関税収入は、これらに関税率を乗じることによって得ることができ、合計で90億ドル程度と見込まれる
2018-03-07 23:08:36高関税適用後の財別国内価格への影響(トップ20) pic.twitter.com/7VHMGs9DUW
2018-03-07 23:08:36鉄鋼やアルミニウム製品の国内価格はもちろんのこと、パイプライン輸送の国内価格が2番目に高い上昇率となるなど、幅広い品目で価格上昇が起きることが確認できる。 したがって多くの米企業にとって、トランプ政権の措置は中間投入コストの上昇となって経営を圧迫することになる。
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