【ツイッター参考文献】同人文化における「頒布」の意味解釈
区切り1
@y_arim すみません。今はてなでやっている同人誌議論でお聞きしたいことがあるります。同人文化でのタブー語は、「販売」という言葉だけなんでしょうか。例えば、ハイクで有村さんは「即売会」という言葉を使っていましたが、「即売」と「販売」は殆ど同じ意味の言葉に思えるのですが。
2009-03-10 01:45:35@y_arim あと、一般参加者が同人誌を「購入する」という言葉もタブー語なでしょうか(「購入」は必然的にサークル参加者の「販売」を必要とする言葉ですから)。例えば、「受け取る」「貰う」のような言葉に変えられているのでしょうか。
2009-03-10 01:48:42@wanda001 すみません、すっかり放置してしまいました。お答えします。まず、「即売会」の単語を用いるのは単なる歴史的経緯によるものとお考えください。「販売」とのコンフリクトは考えなくていい感じです。で、「購入」は確かに不問気味ですね。なにしろ「頒布」の対となる語がないので。
2009-03-11 11:49:35@y_arim 単なる歴史的経緯だけではなくて、一部の(といっても同人原作として重要な)原作者は「販売は認めないが頒布は認める」と主張しているため、販売という単語を使えないというのもあります。 *Tw*
2009-03-11 11:51:39@akami_orihime おおなるほど、たしかに。「販売は認めないが頒布は認める」ってのもかなりムリクリな建前論ですけれども、原作者側からそういう言葉が出てきたというのは重要ですね。
2009-03-11 11:53:21@y_arim 普通の同人誌即売会なら常識的なやり方を続ければ良いだけで問題にならないのですが、同人演奏会(notライブ)ジャンルの立ち上げの際にはいろいろ問題になりました:あの世界で「お客様」と呼ばず *Tw*
2009-03-11 11:54:55@y_arim 「一般参加者」という言い方をしているのも、そのへんが理由です *Tw*
2009-03-11 11:55:10とりあえず、同人ショップの業務形態はあくまで「委託販売」なんだよな。ありゃあ卸問屋みたいな流通業と考えるべき。「ショップに卸す」って言うし。
2009-03-11 12:01:53あとまあ、純粋な同人ショップってかなり少ないよな。たいていの店舗で、アニメ・コミック関係のソフトやグッズのほうを大規模に取り扱ってるから。
2009-03-11 12:03:16「弊社(株式会社アクアプラス)の製品を題材にした「二次創作物」については、個人または同人サークル等の趣味の範疇の団体で制作・頒布される場合は表現を行う媒体を問わず一切制限を行っておりません。(立体物および一部の音楽素材を除く)なお、具体的には下記の条件を満たした物のみ容認していま
2009-03-11 12:08:17「オリジナル素材を直接使用していないこと オリジナル素材の引用・転用は絶対禁止と言うわけではございませんので、その辺りは下記 「リーフ制作素材の直接引用について」をご参照ください。/個人またはサークルによる私的頒布であること 具体的には『同人即売会(イベント)での頒布』、
2009-03-11 12:09:03『webサイトでの自主通販』等を差します。二次創作物を、業者等第三者を介して一般流通させることは同人活動とは見なしていません。」[http://is.gd/mONJ]このあたりの見解は結局権利者によって千差万別なんだよな。何を同人活動と見做すかも。
2009-03-11 12:10:08区切り2
@y_arim 「同人世界から来た人」が普通の同人イベントより少ないからじゃないですかね、「同人」というよりある種の「自費出版」という認識というか。
2009-05-04 16:24:31@negi_hei その伝で言うなら、「同人世界から来た人」が普通の同人イベント「でも」少なくなりつつあるといういささかヘンな記述でいろいろ説明できてしまうなあ昨今の動きを。
2009-05-04 16:25:52「販売」じゃなくて「頒布」というのは、実際に正しいかどうかというより大概小うるさい同人世界のセンパイから叩き込まれる「伝統」、としての色が強い気がする。「半年ROMれ」みたいな。
2009-05-04 16:28:50@y_arim ネットが普及する以前は、オタクの集まりというものがオタクの知り合いに教えてもらって初めて足を踏み入れる「紹介制」の世界だったけど、今はそのステップを踏まなくても参加できる……というのはあるんじゃないのかなー、とは思います。
2009-05-04 16:33:27@y_arim 「頒布」と「販売」の違いのポイントが正直考えれば考えるほどわからんのですがこの場合(文フリ)どのあたりがマズいんでしょう? まあ同人誌なら「頒布」のほうがなんとなくしっくりくるよなあ、というのは感覚としてあるんですけど。
2009-05-04 16:21:49@wideangle まーコミケで発生した特殊事情が同人ジャンル全体に及んでいるという気がしなくもないけれども。
2009-05-04 16:24:00@wideangle 「販売」だと営利目的っぽさが表に出てきちゃうので二次創作の多いコミケなんかだと「頒布」の方が無難と聞いたことがありますけど、コミティアとか文フリみたいなカルチャーの違うところだとどうなるんだろう。
2009-05-04 16:25:02@y_arim コミケでいう「全員参加者」→「お客じゃない」→「"販売"でなく"頒布"」の流れは文フリには特にないのかな、とか。 / 今Webサイトを見たら文フリは「販売」「出店」という単語を使っているんですね。まあコミケじゃないし「フリマ」なら「店」か……? 深い意味なさそう。
2009-05-04 16:33:32@y_arim 商売臭を漂わせないために頒布と言い換えているものかと思ってました。僕は金銭を払って自分の作品を買って貰っているから頒布って言う表現は変だなと感じています
2009-05-04 16:27:06@y_arim 同人誌を「頒布」って言うのはいつからなんでしょう? 私は大学に入って同い年の友人(エヴァ以降世代)が使ってるのを聞いて、初めて知りました。それまで自分が何と言ってたのか忘れたけど、とにかく「頒布」には「出す」よりも販売っぽいニュアンスがあって、新鮮だった。
2009-05-04 16:29:59